必見!子宮内膜を厚くする【食べ物】とは?

2025年02月25日

必見!子宮内膜を厚くする【食べ物】とは?

「赤ちゃんが欲しい」。その気持ちを胸に、毎日できることを少しずつ積み重ねている方は多いのではないでしょうか。

基礎体温を測ったり、サプリを飲んだり、食生活を見直したり……でも、なかなか結果が出ないと、焦ったり落ち込んだりしてしまいますよね。

そんな中で、妊娠力を高めるカギとして注目されているのが「子宮内膜の厚さ」です。子宮内膜は、受精卵が着床し、赤ちゃんが育っていくための“ふかふかのベッド”

今回は、そんな子宮内膜を厚く・ふかふかに整えるために役立つ「食べ物」とその理由について、具体的にご紹介します。

 

【子宮内膜を厚くする】について

妊娠するためには、最低どのくらいの厚みが必要?

妊娠が成立するためには、受精卵が子宮で着床する必要がありますよね。そして着床した受精卵は内膜が厚くないと育ちません。

つまり妊娠力を上げるには、子宮内膜の厚さが重要です!!しかも温かくてふかふかな子宮内膜が理想です。

理想の子宮内膜の厚みは?

10mm以上が理想的で、着床しやすいと言われています。8mm以下になると薄いと言われます。

妊娠するためには、最低どのくらいの厚みが必要?

受精卵が子宮に移動して着床する時、子宮内膜がふかふかで厚いと着床しやすいです。しかし厚くなくても、卵子の状態が良ければ妊娠することはできます。

でも、あまりに薄すぎると着床し受精卵が育つ事が出来ないので、最低でも6mmほどの厚みが必要となります。

海外の研究報告では、子宮内膜が6mm未満の場合には流産率が高いという結果もあるそうです。なので、子宮内膜が厚いほうが妊娠しやすく、育ちやすいと言えるでしょう。

 

なぜ【子宮内膜】薄くなるの?

なぜ【子宮内膜】薄くなるの?

健康な状態でも生理のたびに厚みは変わりますが、生理以外にも子宮内膜が薄くなる原因はあります!!

  • 女性ホルモンの乱れ
  • 冷え性
  • 年齢
  • 栄養の偏った食事(食べ物)

年齢はどうすることもできませんが、女性ホルモンの乱れを整え、冷え症を治し食事に気をつける事は出来ます。

子宮内膜をふかふかに厚くするのも薄くするのも、自分の生活を見直せるかどうかですね。不規則な生活、偏った食事をしていれば内膜が薄くなります。

妊娠を望んでいる場合は、早めに体質の改善を図るようにしてみてください。女性ホルモンの乱れや冷え性は、鍼灸にお任せください。

そして、今回ご紹介するふかふかの子宮内膜を厚くする方法を取り入れて、大切な赤ちゃんを迎え入れてあげてください。

関連記事:子宮内膜を厚くする【方法&ツボ】を解説

 

ふかふかで子宮内膜が厚い=【栄養満点】

子宮内膜を厚くすると、栄養満点

受精卵は「ふかふかな温かいベッド(子宮内膜が厚い)」を好みます。なぜなら栄養満点で安心できるからです。

子宮内膜の厚みが薄い状態は安心できませんので、子宮の内膜を厚くしていくことが大切です。

子宮内膜を厚くすると、妊娠しやすい!

子宮内膜を厚くするためには、しっかりと栄養やホルモン(エストロゲン)を子宮内膜に届けてあげることが重要です!妊娠しやすい状況を整えてあげましょう。

生活習慣などが不規則で、偏った食事(食べ物)ですと、エストロゲンの分泌が少くなり、子宮内膜が厚くなりにくいです…。

それでは、子宮内膜を厚くする方法、子宮内膜を厚くする【食べ物】をご紹介します。

→体験談:

30代後半で妊活を始めた女性のケース。「子宮内膜が薄くて移植できません」と医師に言われ、ショックを受けました。調べるうちに“食べ物”が内膜に関係することを知り、鉄分やタンパク質を意識した手作りごはんに切り替え、冷え対策も徹底。3ヶ月後の検査で「内膜が10mmを超えました」と言われ、無事に胚移植が成功しました。

 

子宮内膜を厚くする【4つの方法】

子宮内膜を厚くする【4つの方法】

自律神経を整える

ストレスが多いと自律神経は乱れます(交感神経の過剰興奮)ので、リラックスしている状態が大切です。

自律神経が乱れていると頭蓋骨が歪みやすくなります。そこで頭蓋骨を調整していくことで、脳のストレスを解消しホルモンバランスを整えていきます

心身の緊張を取り除き、血液が流れやすい「ゆったりとした子宮」を維持することが大切です。その結果、ふかふか厚い子宮内膜になっていきます。

血流が良い状態

子宮内膜にしっかり血流を巡らせて、温かい子宮内膜を作りましょう。血流が良いと自然に温かくなり、ふかふかなぶ厚い子宮内膜になっていきます。

「冷たいお腹、冷たい腰、冷たいおしり、冷たい太もも」など、子宮の近くが冷たいのは良くありません。温かい場所の方が圧倒的に、動物も植物もすくすくとよく育ちます!

血流を良くして、温かくて、栄養満点の子宮内膜を作っていきましょう。

滞りのない子宮

子宮内膜をふかふか厚くするためには、十分な「栄養素」が必要です。「栄養素」を子宮に送り届けるには『血液の流れ』に頼るしかありません。

なので、常に子宮の中への血流を良好に保つことが大切です。

骨盤が歪んでいると、子宮内膜への血流が悪くなり栄養が行き届きません。

骨盤を整えることで、子宮内膜にしっかり栄養を届けていきます。血液の循環も良くなり子宮内も温かくなって、ふかふか子宮内膜が厚くなっていきます。

食べ物(栄養が豊富)

子宮内膜フカフカ→乱れた食べ物を改善

子宮内膜をふかふか厚くする上で、身体に取り入れる食べ物(栄養)は大切です。できるだけ乱れた食べ物を改善していきましょう

  • 食べ過ぎ
  • 外食が多い
  • トランス脂肪酸が多いマーガリンやケーキ、クッキーや菓子パンなど
  • 冷凍食品
  • ファーストフードなど

これらの食べ物を多く摂っていると内臓に負担がかかり、女性ホルモンが乱れます。

その結果、排泄や消化吸収が悪くなり、子宮や卵巣に栄養が運ばれなくなります。子宮内膜も薄くなってしまいますので、食べ物は非常に大切です。

 

子宮内膜を厚くする【食べ物】とは?

子宮内膜を厚くする【食べ物】とは?

〇〇を食べれば妊娠する?

〇〇を食べれば確実に妊娠するといった食べ物はありません。やはり、バランス良く摂取することが重要となりますので、偏りのない食生活を心掛けましょう。

妊活中はネット上で「何を食べれば妊娠しやすくなるのか」と、色々調べたりするかもしれませんが、〇〇を食べれば確実に妊娠するといった食べ物はありません。

これを食べれば妊娠する?

妊活中は「妊娠したあとのため」に食生活に気をつけるのですが、それを「妊娠のため」と勘違いしないようにしましょう。「これを食べれば妊娠する」といった妊娠率を上げる食品や食事は存在しません。


引用:東京都福祉局|妊活中の食生活について
 

子宮内膜を厚くする「食べ物」

  • 亜鉛…特に亜鉛は、ホルモンの合成に必要なミネラルであり、子宮内膜を厚くするためにも重要です。食べ物…牡蠣、レバー、肉、大豆製品、ナッツ、種実類など。
  • ビタミンB群…ビタミンB群には、エストロゲンの産生を促進する効果があります。主にビタミンB6、ビタミンB9(葉酸)、ビタミンB12が含まれます。食べ物…豆類、ホウレンソウ、アーモンド、卵、レバー、赤身の肉、魚介類など。
  • タンパク質…タンパク質は、体内でアミノ酸に分解され、ホルモンの材料となります。特に、動物性タンパク質にはアミノ酸の種類が多く含まれているため、積極的に摂取すると良いでしょう。食べ物…肉、魚介類、卵、大豆製品、チーズ、牛乳など。
  • 良質な油を摂る…アマニ油やえごま油には抗酸化作用があり、女性ホルモン(エストロゲン)を整える働きもあります。食べ物…アマニ油、えごま油。
  • 鉄分…鉄分は、ヘモグロビンの生成に必要な栄養素であり、子宮内膜を形成するためにも重要です。食べ物…レバー、貝類、赤身の肉、ホウレンソウ、豆類など。
  • ビタミンE…またビタミンEは子宮内膜への血流を良くする効果が期待できるので、子宮内膜をふかふか厚くする為にぜひ摂っておきたい栄養素です。食べ物…アーモンド、かぼちゃ・アボカド・うなぎなど。
  • 葉酸…葉酸は胎児の成長を支えるだけでなく、子宮内膜を厚く(強化)する効果もあるとされています。食べ物…緑黄色野菜、豆類、全粒穀物など。
妊娠しやすいからだになるために

健康的な生活習慣を心がけ、
骨盤内の卵巣や子宮の血行をよくしましょう。質のいい卵子ができやすく、
子宮内部でつくられる子宮内膜がふかふかになります。
その結果、受精卵が着床しやすくなり、妊娠力が高まります。

引用:Ferring社発行の「からだづくりエクササイズ」
 

→体験談:

40代の女性は、何度も人工授精を試みたものの、内膜が6mm未満で結果が出ませんでした。「年齢のせいかも」と諦めかけていた時、鍼灸と食事改善を併用。特に葉酸とビタミンEを豊富に含む食材を積極的に取り入れたところ、徐々に子宮内膜が改善し、半年後に自然妊娠。赤ちゃんを授かることができました。

関連記事:即効性のある【精のつく食べ物 】とは?

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【まとめ】必見!子宮内膜を厚くする【食べ物】とは?

妊娠力を高めるためには、子宮内膜を厚くし、ふかふかの状態を目指すことが重要です。子宮内膜を厚くするには、栄養バランスを整え、適切な食べ物を摂ることが効果的です。

子宮内膜を厚くする食べ物

  1. ミネラル(亜鉛)
    亜鉛はホルモン生成に欠かせない栄養素です。牡蠣、レバー、大豆製品、ナッツがおすすめです。
  2. ビタミンB群
    エストロゲンを促進する効果があり、ホウレンソウ、豆類、卵、赤身の肉などに豊富です。
  3. タンパク質
    子宮内膜を構成するホルモンの材料となります。肉、魚、卵、大豆製品を積極的に摂りましょう。
  4. 良質な油
    アマニ油やえごま油はホルモンバランスを整えます。
  5. 鉄分
    レバーや貝類、ホウレンソウなど鉄分を含む食べ物で血流を改善しましょう。
  6. ビタミンE
    血流を良くして内膜を厚くする効果が期待できるため、アーモンドやアボカドを摂るのがおすすめです。

子宮内膜を厚くするために生活習慣も改善を

ふかふかの子宮内膜を厚くする【食べ物の秘訣と方法】をご紹介しましたが、ぜひ出来るところから実践してみて下さい。

子宮内膜をふかふかにするには、栄養満点の食事とともに体を温め、生活習慣を見直すことも大切です。

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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

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約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。 その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
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