必見!子宮内膜を厚くする【食べ物】とは?
2024年03月1日
目次
子宮内膜を厚くする
妊娠が成立するためには、受精卵が子宮で着床する必要がありますよね。そして着床した受精卵は内膜が厚くないと育ちません。
つまり妊娠力を上げるには、子宮内膜の厚さが重要です!!しかも温かくてふかふかな子宮内膜が理想です。
平均的な子宮内膜の厚みは?
10mm以上が理想的で、着床しやすいと言われています。8mm以下になると薄いと言われます。
妊娠するためには最低どのくらいの厚みが必要?
受精卵が子宮に移動して着床する時、子宮内膜がふかふかで厚いと着床しやすいです。しかし厚くなくても、卵子の状態が良ければ妊娠することはできます。
でも、あまりに薄すぎると着床し受精卵が育つ事が出来ないので、最低でも6mmほどの厚みが必要となります。
海外の研究報告では、子宮内膜が6mm未満の場合には流産率が高いという結果もあるそうです。なので、子宮内膜が厚いほうが妊娠しやすく、育ちやすいと言えるでしょう。
なぜ子宮内膜が薄くなるの?
健康な状態でも生理のたびに厚みは変わりますが、生理以外にも子宮内膜が薄くなる原因はあります!!
- 女性ホルモンの乱れ
- 冷え性
- 年齢
- 栄養の偏った食事(食べ物)
年齢はどうすることもできませんが、女性ホルモンの乱れを整え、冷え症を治し食事に気をつける事は出来ます。
子宮内膜をふかふかに厚くするのも薄くするのも、自分の生活を見直せるかどうかですね。不規則な生活、偏った食事をしていれば内膜が薄くなります。
妊娠を望んでいる場合は、早めに体質の改善を図るようにしてみてください。女性ホルモンの乱れや冷え性は、鍼灸にお任せください。
そして、今回ご紹介するふかふかの子宮内膜を厚くする方法を取り入れて、大切な赤ちゃんを迎え入れてあげてください。
ふかふかで子宮内膜が厚い=栄養満点
子宮内膜を厚くすると、栄養満点
受精卵は「ふかふかな温かいベッド(子宮内膜が厚い)」を好みます。なぜなら栄養満点で安心できるからです。
子宮内膜の厚みが薄い状態は安心できませんので、子宮の内膜を厚くしていくことが大切です。
子宮内膜を厚くすると妊娠しやすい
子宮内膜を厚くするためには、しっかりと栄養やホルモン(エストロゲン)を子宮内膜に届けてあげることが重要です!妊娠しやすい状況を整えてあげましょう。
生活習慣などが不規則で、偏った食事(食べ物)ですと、エストロゲンの分泌が少くなり、子宮内膜が厚くなりにくいです…。
それでは、子宮内膜を厚くする方法、子宮内膜を厚くする【食べ物】をご紹介します。
子宮内膜を厚くする「4つの方法」
①自律神経を整える
ストレスが多いと自律神経は乱れます(交感神経の過剰興奮)ので、リラックスしている状態が大切です。
自律神経が乱れていると頭蓋骨が歪みやすくなります。そこで頭蓋骨を調整していくことで、脳のストレスを解消しホルモンバランスを整えていきます。
心身の緊張を取り除き、血液が流れやすい「ゆったりとした子宮」を維持することが大切です。その結果、ふかふか厚い子宮内膜になっていきます。
②血流が良い状態
子宮内膜にしっかり血流を巡らせて、温かい子宮内膜を作りましょう。血流が良いと自然に温かくなり、ふかふかなぶ厚い子宮内膜になっていきます。
「冷たいお腹、冷たい腰、冷たいおしり、冷たい太もも」など、子宮の近くが冷たいのは良くありません。温かい場所の方が圧倒的に、動物も植物もすくすくとよく育ちます!
血流を良くして、温かくて、栄養満点の子宮内膜を作っていきましょう。
③滞りのない子宮
子宮内膜をふかふか厚くするためには、十分な「栄養素」が必要です。「栄養素」を子宮に送り届けるには『血液の流れ』に頼るしかありません。
なので、常に子宮の中への血流を良好に保つことが大切です。
骨盤が歪んでいると、子宮内膜への血流が悪くなり栄養が行き届きません。
骨盤を整えることで、子宮内膜にしっかり栄養を届けていきます。血液の循環も良くなり子宮内も温かくなって、ふかふか子宮内膜が厚くなっていきます。
④食べ物(栄養が豊富)
子宮内膜をふかふか厚くする上で、身体に取り入れる食べ物(栄養)は大切です。できるだけ乱れた食べ物を改善していきましょう。
- 食べ過ぎ
- 外食が多い
- トランス脂肪酸が多いマーガリンやケーキ、クッキーや菓子パンなど
- 冷凍食品
- ファーストフードなど
これらの食べ物を多く摂っていると内臓に負担がかかり、女性ホルモンが乱れます。
その結果、排泄や消化吸収が悪くなり、子宮や卵巣に栄養が運ばれなくなります。子宮内膜も薄くなってしまいますので、食べ物は非常に大切です。
子宮内膜を厚くする【食べ物】
子宮内膜を厚くする【食べ物】
食べ物の解決法としては、
- ミネラル(亜鉛)を摂る
- ビタミンB群を摂る
- タンパク質を摂る
- 良質な油(アマニ油やえごま油)を摂る
- 鉄分を摂る
- ビタミンEを摂る
亜鉛
特に亜鉛は、ホルモンの合成に必要なミネラルであり、子宮内膜を厚くするためにも重要です。
食べ物…牡蠣、レバー、肉、大豆製品、ナッツ、種実類など。
ビタミンB群
ビタミンB群には、エストロゲンの産生を促進する効果があります。主にビタミンB6、ビタミンB9(葉酸)、ビタミンB12が含まれます。
食べ物…豆類、ホウレンソウ、アーモンド、卵、レバー、赤身の肉、魚介類など。
タンパク質
タンパク質は、体内でアミノ酸に分解され、ホルモンの材料となります。
特に、動物性タンパク質にはアミノ酸の種類が多く含まれているため、積極的に摂取すると良いでしょう。
食べ物…肉、魚介類、卵、大豆製品、チーズ、牛乳など。
良質な油を摂る
アマニ油やえごま油には抗酸化作用があり、女性ホルモン(エストロゲン)を整える働きもあります。
食べ物…アマニ油、えごま油。
鉄分
鉄分は、ヘモグロビンの生成に必要な栄養素であり、子宮内膜を形成するためにも重要です。
食べ物…レバー、貝類、赤身の肉、ホウレンソウ、豆類など。
ビタミンE
またビタミンEは子宮内膜への血流を良くする効果が期待できるので、子宮内膜をふかふか厚くする為にぜひ摂っておきたい栄養素です。
食べ物…アーモンド、かぼちゃ・アボカド・うなぎなど。
葉酸
葉酸は胎児の成長を支えるだけでなく、子宮内膜を厚く(強化)する効果もあるとされています。
食べ物…緑黄色野菜、豆類、全粒穀物など。
ふかふかの子宮内膜を厚くする【食べ物の秘訣と方法】をご紹介しましたが、ぜひ出来るところから実践してみて下さい。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
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