卵巣機能を改善!【排卵を促す】食べ物とは?
2025年03月21日

目次
【排卵を促す】食べ物とは?卵巣機能を改善する!
「ちゃんと排卵しているのかな……」
妊活をしていると、そんな不安がふとよぎることはありませんか? 排卵が安定しないと、タイミングが合わせにくくなり、妊娠のチャンスを逃してしまうこともあります。
実際、病院で「排卵がうまくいっていない」と言われてショックを受けたという声も少なくありません。
排卵はホルモンバランスや体の状態に大きく左右されるデリケートな仕組み。けれど、日々の食事を見直すことで、排卵しやすい体へと近づけることは可能です。
本記事では、「排卵を促す」「卵巣機能を高める」食べ物を具体的にご紹介します。体の内側から整えて、妊娠しやすい土台をつくっていきましょう。
【排卵を促す】食べ物とは?
排卵がスムーズに起こる(排卵を促す)ためには、ホルモンバランスを整える栄養素が必要です。ここでは、特に重要な栄養素を紹介します。
卵巣機能を高める「食べ物」
ビタミンEには「抗酸化作用」があり、卵巣を若々しく保つ働きがあります。また、血流を改善し、子宮や卵巣にしっかり栄養が届くようになります。
▶︎ ビタミンEを多く含む食べ物:
- アーモンド、ひまわりの種、ピーナッツ、ヘーゼルナッツ
- かぼちゃ、ほうれん草、アボカド
- うなぎ、サンマ、イワシ、金目鯛、
- キウイ、ブルーベリーなど
→体験談|33歳/妊活歴1年・冷え性あり
「基礎体温がガタガタで、婦人科の先生から『卵の育ちが遅いかも』と言われてショックでした。そこで食生活を見直し、アーモンドを毎日20粒、アボカドを週3回ほど取り入れるように。3ヶ月後には基礎体温が2層に分かれ、排卵が安定した実感があります」
質の良い卵子を育てる「食べ物」
鉄分は、血液の材料になる栄養素です。血流が良くなると、卵巣に十分な栄養が届き、健康な卵子が育ちやすくなります。
▶︎ 鉄分を多く含む食べ物:
- レバー(鶏・豚)
- ひじき、ほうれん草
- 赤身の牛肉
→エピソード|29歳/貧血気味で生理不順
「病院でフェリチン(貯蔵鉄)が不足していると言われ、週に1〜2回はレバニラやひじき煮を作るようになりました。生理周期が30日→28日に安定し、2回目のタイミング法で妊娠できました!」
【ホルモンバランスを整える】食べ物
女性ホルモンのバランスが崩れると、排卵が不安定になってしまいます。ここでは、ホルモンバランスを整える食べ物を紹介します。
女性ホルモンをサポートする「食べ物」
大豆には「イソフラボン」という成分が含まれており、体内で女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをします。
▶︎ 大豆イソフラボンを多く含む食べ物:
- 納豆、豆腐、豆乳
- おから、味噌
→体験談|35歳/高プロラクチン治療中
「ホルモン値が不安定で、薬の補助として毎朝豆乳を飲むようにしました。最初は味に慣れなかったけど、2週間ほどで慣れ、今では朝食の定番に。通院中の先生にも『内分泌の数値、いい感じですね』と褒められて自信になりました」
ホルモンの材料になる「食べ物」
女性ホルモンは「脂質」から作られます。特に、良質な脂質をとることで、ホルモンの分泌がスムーズになります。
▶︎ 良質な脂質を多く含む食べ物:
- オリーブオイル、アボカド
- 青魚(サバ・イワシ)
- ナッツ類
→エピソード|39歳/二人目妊活中
「ホルモンが減ってきていると医師に言われてショック…。その後、青魚とアボカドを積極的にとるようにしました。2周期後、久々に排卵確認ができて、今では妊娠5ヶ月目です!」
【卵巣機能を高める】食べ物
血流が悪いと、卵巣に十分な栄養が届かず、排卵がスムーズに行われにくくなります。血行を良くする食べ物を積極的にとりましょう。
卵巣機能を高める「食べ物」
ショウガやニンニクには「血行促進作用」があり、冷えを改善する効果があります。体が温まると、卵巣の働きも活発になります。
▶︎ 血流を良くする食べ物:
- ショウガ湯、生姜入りスープ
- にんにくを使った料理
→体験談|32歳/冷え性・手足が常に冷たい
「妊活の基本は“温め”と聞いて、毎朝しょうが湯を飲むようにしました。手足がポカポカするようになり、排卵痛も軽くなってきたように感じます」
卵巣機能を改善させ、排卵を促す「食べ物」
ビタミンB群は、エネルギー代謝を助ける働きがあり、体の機能を活性化させます。これにより、卵巣の働きが良くなり、排卵しやすくなります。
▶︎ ビタミンB群を多く含む食べ物:
- 豚肉、レバー
- 玄米、卵
→実例|28歳/低温期が長く悩んでいた方
「低温期が続いてなかなか高温にならず…。食事を記録して見返したら、炭水化物ばかりでたんぱく質やビタミンが足りていなかったことに気付きました。玄米や卵、納豆を意識するようになったら、自然と排卵が早まり、今は規則的な周期に整いました」
【まとめ】排卵を促す食べ物を意識して、卵巣機能を改善しよう!
妊活を成功させるためには、毎日の食事がとても重要です。排卵を促す栄養素をしっかり摂ることで、卵巣機能を改善し、妊娠しやすい体へと近づけます。
✅ ビタミンEや鉄分をしっかりとる → 卵巣の働きをサポート
✅ 大豆製品や良質な脂質をとる → ホルモンバランスを整える
✅ 血流を良くする食べ物をとる → 卵巣にしっかり栄養を届ける
日々の食事を少し意識するだけで、体の変化を感じられるかもしれません。無理のない範囲で、バランスよく栄養を摂りながら、妊娠しやすい体づくりを目指しましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。