危険日&安全日の計算
2024年09月5日
目次
危険日&安全日の計算
危険日&安全日
妊娠を望んでいる人は、妊娠しやすいタイミングを正確に予測することが大切です。
この一番妊娠しやすい日を一般的に「危険日」といい、排卵日の前後数日のことを指します。逆に、この数日間以外は「安全日」といいます。
危険日は夫婦で把握しよう
妊活中は女性だけでなく男性側も、女性の排卵日を把握しておくことは大切です。
危険日の計算には、ルナルナ(アプリ)もおすすめ
排卵日を自宅のカレンダーに書いているという人は多いかもしれません。ルナルナというアプリを利用している人もたくさんいます。
生理予定日を計算する
排卵日を知るには、まずは生理周期を把握する必要があります。
生理周期とは、生理の始まった日を1日目として、そこから次の生理の始まる前日までの日数です。
日数が28日の場合には生理周期は28日、35日の場合には生理周期は35日、となります。一般的には25日~38日が正常範囲とされています。
生理周期の乱れ
生理周期は、ストレスや睡眠、疲労などによるホルモンバランスの乱れによって左右されます。
±6日程度のずれは問題ありませんが、それ以上のずれや、生理期間が2日以内や8日以上続く場合は、生理不順の可能性がありますので、婦人科を受診することをおすすめします。
危険日を計算(予測)しよう
危険日は生理から何日、と数える人もいるかもしれません。28日周期の場合は、生理から約7~14日後が目安となります。危険日を知る方法はいくつかあります。
オギノ式
危険日を計算する方法では、産婦人科医の荻野久作氏の「オギノ式」が有名です。
生理周期から14日引いて排卵日がいつなのかを予測し、その前後の妊娠しやすい時期を計算する方法です。
しかし生理周期が安定していないと、確実な日を予測することは難しくなります。確実な排卵日を知るには、レディースクリニックなどで検査をするのが良いでしょう。
基礎体温から予測する
毎朝決まった時間に基礎体温をつけると、排卵日を知ることができます。低温期から高温期に移る前に、ガクンと体温が下がる日が「排卵日」にあたります。
しかし基礎体温が安定しない人や、生理周期が乱れている人には向いていません。
排卵検査薬を使う
検査薬は、次の生理予定日の17日前から1日1回、ほぼ同じ時間帯に検査をして、排卵日を判断します。
オギノ式や基礎体温表は、生理周期が乱れていると正確な日を計算するのは難しいですが、検査薬は正確な排卵日が分かります。
しかし、ずっと陰性、またはずっと陽性の場合は、無排卵や多嚢胞性卵巣症候群の可能性もありますので、クリニックで検査をしてもらいましょう。
排卵日予測は当たる?
生理周期が安定している場合は、ほぼ外れることはありません。
毎月の生理周期を記録して、乱れた時に起こった出来事や生活習慣などを確認し、ご自身の体の状態を把握しておくことが必要です。
危険日に妊娠する可能性
膣内射精をした妊娠率は、20代は75~85%、30代は55%~65%、40代前半36%、40代後半5%、50歳以上は0%、というデータがあります。
安全日は妊娠しない?
妊娠の可能性があるのは、排卵後の卵子が生きている期間になります。
しかし、ストレスや生活習慣の乱れなどでホルモンバランスが崩れると、生理周期が乱れてしまい、排卵日が狂ってくる可能性があります。
なので、安全日が絶対妊娠しない、とは言い切れません。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
関連記事
この記事に関連するページ
- 関連ページはまだありません。