危険日&安全日の計算(ルナルナのアプリ派?カレンダー派?)
2024年09月15日

「妊娠したいと思っているけれど、なかなかタイミングがつかめない」「避妊しているのに妊娠したかもしれない…」。そんな不安や疑問を抱えた経験はありませんか?
妊娠には“タイミング”がとても重要です。そして、そのタイミングを知るためのキーワードが「危険日」と「安全日」です。
一般的に“危険日”とは、排卵日前後の数日間のこと。この時期は妊娠の可能性が高く、逆に“安全日”は比較的妊娠の可能性が低いとされる日です。
ただし、女性の身体はとてもデリケート。ストレスや体調の変化で排卵日がズレることも珍しくありません。
今回は、危険日と安全日の基本的な考え方から、その予測方法、そして実際に役立つツールまでを分かりやすく解説していきます。
目次
危険日&安全日とは、いつ?
妊娠を望んでいる人は、妊娠しやすいタイミングを正確に予測することが大切です。
危険日、いつ?
一番、妊娠しやすい日を一般的に「危険日」といいます。
安全日、いつ?
危険日とは、「排卵日の前後の数日」のことを指します。
逆に、この数日間以外は「安全日」といいます。しかし、安全日が全く妊娠する確率がないわけではありません。
危険日・安全日を把握する理由
危険日は、いつなのか?安全日は、いつなのか?これらは、妊活中の女性だけでなく男性側も、女性の排卵日などを把握しておくことは大切です。
また、妊娠を望んでいない場合にも、危険日&安全日はしっかり把握しておきましょう。
危険日&安全日の計算は、カレンダー? ルナルナなどのアプリ(サイト)?
生理予定日を計算する
排卵日や生理予定日を知るには、まずは生理周期を把握する必要があります。
生理周期とは、生理の始まった日を1日目として、そこから次の生理の始まる前日までの日数です。
日数が28日の場合には生理周期は28日、35日の場合には生理周期は35日、となります。一般的には25日~38日が正常範囲とされています。
危険日&安全日の計算に便利!ルナルナ(アプリ、サイト)もおすすめ!
危険日や排卵日を自宅のカレンダーに書いているという人は多いかもしれません。ルナルナというアプリ(サイト)を利用している人もたくさんいます。
お手軽に危険日&安全日の計算(把握)が出来るのでおすすめのツールです。
しかし、カレンダーが悪いわけではないので、カレンダーの方が使いやすくて便利な方は、そのままカレンダーで危険日&安全日の計算をしておくと良いでしょう。
危険日を計算(予測)する方法
危険日は生理から何日、と数える人もいるかもしれません。
28日周期の場合は、生理から約7~14日後が目安となりますが、危険日を知る方法はいくつかあります。危険日を計算するには、様々な方法がありますので、ご紹介いたします。
危険日の計算 オギノ式
危険日を計算する方法では、産婦人科医の荻野久作氏の「オギノ式」が有名です。
生理周期から14日引いて、排卵日がいつなのかを予測し、その前後の妊娠しやすい時期(排卵日や危険日)を計算する方法です。
しかし生理周期が安定していないと、確実な日を予測することは難しくなります。確実な排卵日を知るには、レディースクリニックなどで検査をするのが良いでしょう。
危険日の計算 基礎体温から予測する
毎朝決まった時間に基礎体温をつけると、排卵日を知ることができます。低温期から高温期に移る前に、ガクンと体温が下がる日が「排卵日」にあたります。
しかし基礎体温が安定しない人や、生理周期が乱れている人には向いていません。
危険日の計算 排卵検査薬を使う
検査薬は、次の生理予定日の17日前から1日1回、ほぼ同じ時間帯に検査をして、排卵日を判断します。
オギノ式や基礎体温表は、生理周期が乱れていると正確な日を計算するのは難しいですが、検査薬は正確な排卵日が分かります。
しかし、ずっと陰性、またはずっと陽性の場合は、無排卵や多嚢胞性卵巣症候群の可能性もありますので、クリニックで検査をしてもらいましょう。
排卵日予測は当たる?
生理周期が安定している場合は、ほぼ外れることはありません。
毎月の生理周期を記録して、乱れた時に起こった出来事や生活習慣などを確認し、ご自身の体の状態を把握しておくことが必要です。
危険日に妊娠する可能性
膣内射精をした妊娠率は、20代は75~85%、30代は55%~65%、40代前半36%、40代後半5%、50歳以上は0%、というデータがあります。
→体験談:
35歳のAさんは、2年間妊活を続けてもうまくいかず、悩んでいました。ある日、基礎体温の記録と排卵検査薬を組み合わせて使ってみたところ、予測していた排卵日がズレていたことが判明。実は、今まで“安全日”だと思っていた日が“危険日”だったのです。その後、排卵日に合わせたタイミングで妊娠することができました。
安全日は妊娠しない?
妊娠の可能性があるのは、排卵後の卵子が生きている期間になります。
しかし、ストレスや生活習慣の乱れなどでホルモンバランスが崩れると、生理周期が乱れてしまい、排卵日が狂ってくる可能性があります。
なので、安全日が絶対妊娠しない、とは言い切れません。
→体験談:
20代のBさんは、生理周期が安定しているからと「安全日」に避妊せずパートナーと過ごしていました。しかし実際にはストレスや生活リズムの乱れが影響して排卵が前倒しに。結果として妊娠が判明し、驚きと戸惑いの中で産婦人科を受診しました。「安全日=絶対妊娠しない」わけではないと身をもって実感した出来事です。
【まとめ】危険日&安全日の計算(ルナルナなどのサイト派?カレンダー派?)
「危険日&安全日」 いつ?
一番妊娠しやすい日を一般的に「危険日」といいます。
危険日とは、排卵日の前後の数日のことを指します。逆に、この数日間以外は「安全日」といいます。しかし、安全日が全く妊娠する確率がないわけではありません。
危険日は、いつなのか?安全日は、いつなのか?また排卵日を把握しておくことは大切です。また、妊娠を望んでいない場合にも、危険日&安全日はしっかり把握しておきましょう。
危険日&安全日の計算には、ルナルナ(アプリ、サイト)もおすすめ!
危険日や排卵日を自宅のカレンダーに書いているという人は多いかもしれません。ルナルナというアプリ(サイト)を利用している人もたくさんいます。
お手軽に、危険日&安全日の計算(把握)が出来るのでおすすめのツールです。
しかし、カレンダーの方が使いやすくて便利な方は、そのままカレンダーで危険日&安全日の計算をしておくと良いでしょう。
危険日の計算方法
- オギノ式…危険日を計算する方法で「オギノ式」が有名です。生理周期から14日引いて、排卵日がいつなのかを予測し、その前後の妊娠しやすい時期(排卵日や危険日)を計算する方法です。
- 基礎体温から予測する…低温期から高温期に移る前に、ガクンと体温が下がる日が「排卵日」にあたります。しかし基礎体温が安定しない人や、生理周期が乱れている人には向いていません。
- 排卵検査薬を使う…オギノ式や基礎体温表は、生理周期が乱れていると正確な日を計算するのは難しいですが、検査薬は正確な排卵日が分かります。
危険日に妊娠する可能性は?
膣内射精をした妊娠率は、
- 20代は75~85%
- 30代は55%~65%
- 40代前半36%
- 40代後半5%
- 50歳以上は0%
というデータがあります。
安全日は妊娠しないの?
安全日が絶対妊娠しない、とは言い切れません。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。