生理痛・生理不順が起きる原因とは?
2015年11月22日
目次
生理痛・生理不順の原因
1. 子宮口がまだ成熟していない
10代や20代前半の方は、子宮頚管がまだ狭くて硬いため。
2.子宮の収縮
月経時に子宮が収縮する事で、月経血を外へ排出します。
その時に内膜からプロスタグランジンという発痛物質(痛みを感じる)が出てくる為。
3.冷えなどで血流が悪い
冷えているとひどくなる。
4.ストレス
自律神経の乱れなどが関与の為にひどい。
5.子宮や卵巣の問題
子宮内膜症や子宮筋腫がある場合は、生理痛が重い事があります。
それに伴って出血量が多かったり、貧血や、だんだん悪化しているケースなどは要注意です。
※特に東洋医学が得意なのが、2~4です。5は、まずは一度病院で診てもらうとよいでしょう。
プロスタグランジン(痛みを感じさせる物質)とは
経血の排出を促したり、出産時に子宮を収縮させる物質のことです。
個人差がありますが、分泌量が多い人ほど、子宮が強く収縮するので痛みがひどくなります。
生理中に吐き気や下痢を起こしやすい場合もあります。
さらに、生理が始まったばかりの若い女性は、プロスタグランジンに体が慣れていないので、腹痛や腰痛を強く感じたりします。
東洋医学で普段から体質改善をし、プロスタグランジンやホルモンのバランスを整えていくようにおすすめします。
症状が強い場合には子宮内膜症や筋腫に起因するケースもある為、産婦人科で検査をしましょう。
おすすめの食事
月経は毎月来るもの・・・。毎月薬ばかり飲むのは嫌ですよね!!
心配だし、根本的に治したいですよね。
『生理痛』のある人は、葉野菜、豆、穀類をどんどん摂取してみて下さい。
乳製品や紅茶、コーヒー、チョコレートや、その他カフェインの入っているものを控えると良いと言われています。
その他にも、むくみを防ぐ為に水分や塩分を控えましょう。
月経前には、果物や生野菜、冷たい飲み物などの体を「冷やす食べ物」は、摂らないように気をつけましょう。
生理のお悩みによい食品
アーモンド
様々な食品の中でもビタミンEを1番多く含んでいる食品がアーモンドです。
ビタミンEは、ホルモン分泌作用、血行促進作用があります。
血行が悪くなり、体が冷えることで起こる月経痛を和らげる効果が言われています。
また、ミネラルもバランス良く含んでいて、カルシウムやマンガンも疼痛を和らげると言われています。
大豆
女性ホルモンのエストロゲンと似た働きを持ち、ホルモンバランスを整える効果のある“大豆イソフラボン”を多く含んでいます。
また、タンパク質は人間の血液や筋肉などの体をつくる主要な成分です。
タンパク質を、きちんと摂ることは、生理不順・貧血を防ぐのにとても重要です。
プルーン
赤血球のヘモグロビンを作る重要な材料である鉄分が足りないと、貧血や月経痛といった症状が出てしまいます。
その鉄分の補給に理想的な食べ物が、プルーンです。
一般的に女性は、男性の2倍の鉄分が必要だと言われています。
なので積極的に摂るように、心がけましょう。
はり灸
鍼灸が非常に得意な分野です!
血液循環、内臓などの働きを助け、自然治癒力を高め、その人自身が持つ本来の免疫を正常な状態に戻すようにしてくれます。
また、脳からの痛みを抑制するホルモン物質によって、痛みを脳に伝える神経経路を遮断して疼痛を緩和します。
患部の血行を調整し、白血球を増加させ、 疲労、炎症の原因となる物質を老廃物として排出する作用を持ちます。
痛みを抑え、継続治療をすることで、体質改善をしていきます。
自律神経も整えていくので、副交感神経が高まり、血液の流れがよくなり、全身のバランスが調整されます。
症状の改善が早く、西洋の薬と違って副作用がないところもメリットでしょう。
豊中市で評判 の「はり灸」
ハリは「痛そう」というイメージで、苦手に思われている人も多いのですが、当院の施術は痛くなく「気持ちいい」と言っていただける事がほとんどです。
昨今では美容効果にも注目され、東洋医学への関心が高まっています。
また、生理のお悩み、更年期障害にも効果があり、WHO(世界保健機関)でも鍼灸の有効性を認めています。
冷え性の改善を
漢方医学では昔から「冷えは万病の元」と言われております。冷えが原因で、月経困難も起こると考えられてきました。
また、生理のたびに薬に頼っていると、冷えが増々強くなります。
自律神経のバランスが乱れ、様々な症状を引き起こすこともあるので、注意が必要です。
このような体質になってしまった根本原因(冷え)を取り除くには、ハリ治療とともに、生活習慣を見直すこともとても大切です。
「冷え」は知らず知らずのうちにひどくなっていきます。
一日二日でひどくなるものではなく、長い時間をかけてひどくなっていきます。
体質改善を
根本的な治療は、とても大変です。
しかし、はりとお灸で身体の芯の冷えを取っていくことで、体質が改善され、ひどい苦痛も和らいでいきます。
当院では、冷えを解消し、痛みが起きない身体に根本的に変えていきます。
そして、交感神経と副交感神経のバランス(自律神経)や、分泌されるプロスタグランジンのバランスも調整し、本来の健康な身体へと変えていきます。
つらい月経痛でお悩みの方、あきらめずに、ぜひ当院にご相談ください。
本当に多くの女性が月経痛で悩んでいます。本来は痛まないのが普通なのです。
月に1度は必ず来ますし、ずっと付き合っていかなければならないものですから、できるだけラクに過ぎ去りたいですよね。
少しでもできる事からはじめて、体質改善をして予防していきましょう。
豊中市で生理のお悩みなら 当院にお任せを!
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。