妊活中にFSHが高くて困っている方へ
2015年12月21日

FSH(卵胞刺激ホルモン)
病院で「FSHが高い!」と言われたが、一体、何?!
高すぎると不妊症になるの?と疑問に思う方は多いと思います。
高FSHでも妊娠できるケースはたくさんあるので、決してあきらめないでください。
FSHとは?
脳の下垂体から分泌されて、卵巣を刺激して卵胞を育てるホルモンです。
順調に卵が成育すると、FSHの数値が下がってきます。
しかし、老化してくると卵巣の反応性が低くなり、常に大量のFSHで卵巣を刺激しないと、卵胞が育たなくなります。
妊娠の適齢期であれば10以下ですが、閉経が近づくにつれて値は上がり、20近くになるとそろそろ閉経となります。
また、大量のFSHで刺激され続けると、卵巣はますます反応が鈍くなります。
※体外受精等で卵巣刺激をしようとする前に、治療(カウフマン療法)をしてホルモン値を下げておき、卵巣の反応性を一時的に回復させる方法もあります。
FSHの数値が高くなる原因
東洋医学では、
- 加齢による機能低下
- 普段の生活習慣(お酒、睡眠、疲労、運動不足、ストレス、夜更かし、薬の飲み過ぎなど)
このような日常生活を改善して、身体への負担を出来るだけ取り除いていきましょう。
鍼灸
FSHが高くならないように
FSHの数値が高い程、卵を育てるホルモンが卵巣に届いていない事になりますから、ある程度、数値が低いことが好ましいです。
施術をしていくと、2~3ヶ月の間で、劇的にFSHのホルモン値が下がってきます。
これはFSHがしっかりと卵巣に行き、卵が「順調に発育している」ということを表します。
この状態を維持できれば、妊娠の確率も飛躍的に上っていきます。
また、病院とは違った見方で身体を診ると、意外な原因がわかり、解決策が見つかるかもしれません。ぜひ、はり灸もお試しください。
卵巣機能は年齢とともに低下していき、FSHは自然に高くなっていきますので、とにかく早く対策を始めてください。
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