【足浴(足湯)】妊活への効果
2025年01月31日
【この記事でわかること】
・足浴(足湯)の妊活への効果
・正しい足浴の方法と注意点
・妊活中や体外受精中に足浴を取り入れるコツ
本記事では、妊活中の方にとって重要な「冷えの改善」や「血行促進」をサポートする自宅ケアとして、「足浴(そくよく・足湯)」の正しいやり方や効果について詳しくご紹介しています。
とくに、冷え性・生理不順・排卵痛・ホルモンバランスの乱れに悩む方、体外受精中で心身のケアをしたい方にもおすすめです。
結論として、足浴を継続することで、骨盤内の血流が改善し、子宮や卵巣の機能が高まるため、妊娠しやすい体質作りにとても役立ちます。
本文中には、効果的な足浴の温度や時間・アロマ活用法・注意点・妊活との関係なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
足浴(足湯)の効果とは?

妊娠しやすい体へ
足浴(足湯)をすると、足元から全身の血流が良くなり、体が温まります。血行が良くなると、卵巣や子宮にも十分な血液が行き渡り、妊娠しやすい環境を整えることができます。
また、冷え性の改善にも役立ちます。特に、手足が冷えやすい方は、足浴を習慣にすることで体全体がポカポカと温まりやすくなります。
リラックス効果
妊活中は、ストレスが溜まりやすいものです。足浴にはリラックス効果があり、気持ちを落ち着かせるのに役立ちます。
足元を温めることで副交感神経が優位になり、心身の緊張をほぐしてくれます。これにより、ホルモンバランスも整いやすくなり、妊娠しやすい状態をサポートします。
足浴(足湯)の正しいやり方

温度と時間(目安)
足浴(足湯)の温度は 38℃〜42℃ くらいが適温です。あまり熱すぎるとやけどの原因になったり、交感神経が刺激され興奮状態になることで体への負担が大きくなるため、心地よい温度で行いましょう。
時間の目安は 10〜20分程度。長すぎると逆に疲れてしまいますので、適度な時間を守ることが大切です。
自宅で簡単にできる足浴の方法
自宅で行える足浴は、とても簡単です。必要なものは 洗面器やバケツ、お湯、タオル だけ。
以下の手順で行いましょう。
- 洗面器やバケツに38℃〜42℃のお湯を入れる
- 足を入れ、10〜20分ほど温める
- お湯が冷めたら、差し湯をして温度を調整する
- 終了後はタオルで水分を拭き取り、靴下を履いて冷えを防ぐ
さらに効果を高めたい場合は、 お湯にアロマオイルや生姜(生姜精油など) を入れるのもおすすめです。
足浴(足湯)をするときの注意点

無理をしない
足浴はリラックス効果が高いですが、 貧血気味の方や体調が優れない方は注意が必要 です。足浴中に気分が悪くなった場合は、すぐに中止しましょう。
また、食後すぐや空腹時は避け、適度なタイミングで行うのが理想的です。
継続が大切
足浴の効果をしっかり得るためには、 1回だけでなく継続すること が大切です。毎日続けることで、冷え性の改善や血行促進が期待できます。
特に、 寝る前に足浴をする と、体が温まりやすくなり、質の良い睡眠にもつながります。
→体験談:
長年の冷え性と排卵障害で不妊治療を続けていた30代前半の女性。当院での鍼灸治療に加え、毎晩の足浴(38℃のお湯で15分)を3か月間継続していただきました。徐々に基礎体温の二相性が明確になり、冷えによる腹部の張りや排卵痛も軽減。6か月目には自然妊娠されました。
足浴(足湯)と妊活の関係

足浴(足湯)が妊活に良い理由
妊活中は、 子宮や卵巣の血流を良くすることが重要 です。足浴をすると血行が良くなり、子宮や卵巣が温まるため、妊娠しやすい体作りに役立ちます。
また、冷えが原因で 排卵痛 が強くなることもありますが、足浴を続けることで痛みが和らぐこともあります。
→体験談:
40代女性、体外受精を控えており、ホルモンバランスの乱れや不安感が強い状態でした。医師の許可を得たうえで、就寝前に足浴を週5日実施。アロマ(ラベンダー精油)を併用し、リラックスと冷え対策を目的に継続。胚移植後の着床にも成功し、妊娠継続中です。
体外受精中でも足浴はできる?
体外受精をしている方も、 医師と相談の上で足浴を取り入れることは可能 です。ただし、高温すぎるお湯や長時間の足浴は控え、リラックス目的で適度に行うようにしましょう。
足浴(足湯)で体質を改善し、妊娠力を上げる

足浴は妊活に良い?
足浴は体に良い!とよく言われます。実は、足浴は妊活にもメリットがたくさんあります。足浴で、足と身体の冷えを改善して、妊娠力を高めましょう。
不妊症の方の95%以上は冷えの症状を持っていると思われます。冷えは不妊原因で一番多いと思われますが、なかなか治りにくいのが現状です。
不妊を解消したいなら、まず一番は「冷え」対策です。冷えと戦わなければいけません。
「冷えは万病の元」と言われています。特に、お腹・足の冷え・鼠けい部の冷え対策は重要です。
特に骨盤内にある卵巣や子宮が冷えると、血流が悪くなって、排卵や着床がうまくできにくくなります。
足浴を100時間で、体質が変わる
当院では、自宅での足浴やお灸を皆様にお勧めしています。足浴を100時間すると、体質が変わるとも言われています。コツコツやってきたことは必ず結果が出ます。
日々のケアで、妊娠しやすい体質に変わっていきます。皆様もぜひ足浴を行い、授かりやすい体質に変身してください。
まとめ【足浴(足湯)】妊活への効果

足浴は、妊活中の方にとって 簡単で効果的な冷え対策 です。適切な温度と時間で行い、継続することで 血行促進やホルモンバランスの安定 につながります。
足浴(足湯)のポイントまとめ
- 温度は38℃〜42℃、時間は10〜20分が目安
- 血行促進効果で妊娠しやすい体作りをサポート
- リラックス効果があり、ストレス軽減にも◎
- 継続することで冷え性の改善にも役立つ
- 体外受精中でも適度に取り入れられる
毎日の生活に足浴を取り入れて、体を温めながら妊活を頑張りましょう!
関連記事
この記事に関連するページ
- 関連ページはまだありません。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。












