卵子&精子の寿命(最長で何日? 受精可能時間は?)
2024年07月1日

目次
卵子の寿命(最長で何日? 受精可能時間・期間は?)
排卵とは
卵巣の中で育った卵胞は、一定の大きさになると排卵を促すためのホルモンLH(黄体化ホルモン)が大量に分泌され、その刺激で卵胞から卵子が飛び出します。これが排卵です。
排卵後の【卵子の寿命】は最長で何日?
実は卵子の寿命は、最長で1日(24時間)しかありません。
受精可能時間(期間)は?
卵子の寿命は、最長で1日(24時間)であり、そのうち受精可能時間は6~8時間です。 その間で受精し妊娠するには、排卵日前と当日の性交が最適となります。
精子の寿命(最長で何日? 受精可能な時間は?)
【精子の寿命】は最長で何日?
よく精子は何日生きてるの?精子の寿命は最長で何日?と聞かれます。
精子の寿命は、射精後 約2~3日(48~72時間)と言われており、精子の寿命は最長で
1週間ほどです。
妊娠するためには、卵子と精子の両方が生きているたった1日のタイミングで出会わなくてはいけません。排卵から受精までの時間(卵子の寿命)には限りがあるのです。
精子の寿命は、最長1週間ほど
精子の寿命は、射精後 約2~3日(48~72時間)で、精子の寿命は最長1週間ほどです。
一方、卵子の寿命は1日(24時間)のみです。
妊娠を希望する場合には、排卵日の4日前~排卵日当日までの5日間に、子宮内や卵管に、たくさん精子を待機させておきましょう。
射精後、卵子にたどり着く時間について
射精後、卵子にたどり着く時間
精子が射精された後、卵子にたどり着いて受精するまでには、さまざまなステップを経る必要があります。射精後、卵子にたどり着く時間はどれくらいかかるのでしょうか?
射精後に膣の中に入った精子は、1分間に2~3mmの速度で前進していき、射精後、約1~2時間ほどで受精の行われる卵管膨大部にいる卵子のところにたどりつきます。
射精後、卵子にたどり着く精子は、ごくわずか
卵管膨大部(卵子のいる場所)まで到達できる精子はごく僅かであり、機能的にも形態的にも優秀な精子のみが到達できます。
射精後、卵子にたどり着く精子は、わずか100匹ほどと言われており、その中の1匹だけが卵子の中に入っていき、受精が成立します。
奇形精子や動きの悪い精子は、卵管膨大部(卵子のいる場所)には到達できず、自然消滅してしまいます。
妊娠の仕組み
妊娠する可能性
妊娠する可能性があるのは、排卵日の4日前~排卵日当日までの5日間と言われています。この5日間に子宮内や卵管に、たくさん精子が待機させておくのが理想です。卵子の寿命は1日(24時間)のみです。
受精能力が高い時期 & 射精後、受精可能時間は?
子宮内に射精された精子は、卵管を通って1~2時間ほどで卵子まで辿り着き、受精しようとします。
子宮内での受精能力が高いのは、精子の射精後24~48時間、卵子は排卵後6~8時間とされています。
また、排卵前には卵管粘液(おりもの)が増加し、精子が卵管を泳ぎやすい状態になります。卵管粘液(おりもの)には、精子が卵子にたどり着きやすくなるように助ける役割もあるのです。
排卵後、卵管粘液は急激に減少しますので、精子は排卵前に卵管にたどり着くのが理想的です。
いつが一番妊娠しやすいの?
妊娠の可能性が一番高いのは?
卵子や精子の寿命を考えると、
- 排卵日の前日
- 前々日の2日間
妊娠の可能性が一番高くなります。
妊娠するためには、まずは排卵日をしっかり確認して、性交渉のタイミングを取ることが大切です。
受精から妊娠まで(妊娠成立)
排卵された卵子が、子宮内に待機していた精子と受精して受精卵となり、卵管を通りながら分裂を繰り返し、子宮内に着床すると妊娠成立となります。
受精卵が子宮内膜に到着するのは受精後7日目で、着床が完了するのは受精後12日頃です。着床を開始してから完了するまで5日ほどかかります。
着床した(妊娠した)時の自覚症状は?
着床した(妊娠した)かどうか、気になる人は多いと思います。着床の自覚症状は全ての人に起こるわけではありませんが、よく聞かれる症状がいくつかあります。
出血がある(着床出血)
着床出血と呼ばれる少量の出血で、受精卵が子宮内膜に定着した時に、受精卵から伸びた絨毛が子宮内膜を傷つけ、細かい血管が破れることで起こります。
下腹部痛
着床する時に、お腹がチクチク痛いと感じる人もいます。これは着床によって子宮が収縮して起こる痛みと考えられています。
体温が高い
妊娠した場合は、36.7度以上の高温期が続きます。排卵後は妊娠を維持するために黄体ホルモンが分泌され続け、その働きで基礎体温の高い状態が続きます。
妊娠していない場合は体温が下がり生理が始まりますので、高温期が2週間以上続いている場合は妊娠した可能性があります。
おりものの変化
ホルモンの分泌量が増えた状態が続き、おりものの量が多くなります。
酸っぱいようなきついにおいがしたり、サラッとして粘り気がない、白濁している、クリーム色、黄色っぽい、着床出血が混じってピンクっぽい、などが特徴です。
他にも、頭痛、お腹の張り、吐き気、眠気、といった症状が出る場合もありますが、全く自覚症状がない人も多くいますので、あまり考え過ぎないようにしましょう。
【まとめ】卵子&精子の寿命(最長で何日? 受精可能な時間・期間は?)
排卵後の【卵子の寿命】は最長で何日?
卵子の寿命は、最長で1日(24時間)しかありません。そのうち受精可能時間は6~8時間です。 その間で受精し妊娠するには、排卵日前と当日の性交が最適となります。
そして精子の寿命は射精後 約3日(72時間)と言われています。
受精可能な時間(期間)
妊娠するためには、卵子と精子の両方が生きているたった1日のタイミングで出会わなくてはいけません。排卵から受精までの時間(卵子の寿命)には限りがあるのです。
【精子の寿命】は最長で何日?
そして精子の寿命は、射精後 約2~3日(48~72時間)と言われており、精子の寿命は最長で1週間ほどです。
妊娠するためには、卵子と精子の両方が生きているたった1日のタイミングで出会わなくてはいけません。排卵から受精までの時間(卵子の寿命)には限りがあるのです。
精子の寿命は、最長1週間ほど?
精子の寿命は、射精後 約2~3日(48~72時間)で、精子の寿命は最長1週間ほどです。
一方、卵子の寿命は1日(24時間)のみです。
射精後、卵子にたどり着く時間は?
射精後に膣の中に入った精子は、1分間に2~3mmの速度で前進していき、射精後、約1~2時間ほどで受精の行われる卵管膨大部にいる卵子のところにたどりつきます。
妊娠する可能性を高めるには?
妊娠する可能性があるのは、排卵日の4日前~排卵日当日までの5日間と言われています。この5日間に子宮内や卵管に、たくさん精子が待機させておくのが理想です。卵子の寿命は1日(24時間)のみです。
受精能力が高い時期 & 射精後何時間で受精可能?
子宮内に射精された精子は、卵管を通って1~2時間ほどで卵子まで辿り着き、受精しようとします。
子宮内での受精能力が高いのは、精子の射精後24~48時間、卵子は排卵後6~8時間とされています。
妊娠の可能性が一番高い時期
妊娠の可能性が一番高いのは、卵子や精子の寿命を考えると、
- 排卵日の前日
- 前々日の2日間
に妊娠の可能性が一番高くなります。
妊娠するためには、まずは排卵日をしっかり確認して、性交渉のタイミングを取りましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。