妊活にメラトニンが良いって本当?
2025年05月12日

【この記事でわかること】
- メラトニンと妊活の関係性
- 卵子や精子の質に与える影響
- メラトニンの安全な摂取方法と注意点
妊活中に注目されている「メラトニン」について、その働きや妊娠への影響をわかりやすく解説します。
この記事では、メラトニンがもつ抗酸化作用や卵子・精子の質を守る働き、サプリで摂るときの注意点などを紹介。
睡眠の質やホルモンバランスが気になる方、不妊治療をしている方、年齢による卵子の質が気になる方におすすめの内容です。
結論として、メラトニンは妊活を直接的に助ける魔法の薬ではありませんが、睡眠を整え、妊娠しやすい体をサポートしてくれる有力なホルモンです。
本文中には、男性にも役立つ情報や、使用をやめるタイミング、生活習慣でメラトニンを増やす方法なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
メラトニン&妊活
メラトニンは眠りと妊活を支えるホルモン
メラトニンは夜になると体の中で増え、自然に眠くなるように働くホルモンです。
「眠りのホルモン」とも呼ばれ、質の良い睡眠に欠かせません。最近の研究では、卵子の状態を整える働きも注目されており、妊活中の人にとって大切なホルモンと考えられています。
卵子を守るメラトニンの抗酸化パワー
メラトニンには抗酸化作用があり、体の細胞や卵子が傷つくのを防ぐ働きがあります。
年齢とともに卵子の質は低下しやすくなりますが、メラトニンは卵子を元気に保つサポートをする可能性があると研究で報告されています。
メラトニン【サプリ】
メラトニンはサプリでとれる?量はどれくらい?
メラトニンは、食べ物からはあまりとれないので、サプリメントとしてとることが多いです。
海外ではよく売られていますが、日本では医師の処方が必要なケースもあるので注意が必要です。
妊活目的でとるときは、1日1mg〜3mgくらいが目安とされていますが、個人差があります。
自己判断でたくさん飲んでも、効果が高くなるわけではないので、医師や薬剤師に相談するのが安心です。
メラトニンはいつまで飲めばいいの?
メラトニンを使い始めたら、「いつまで飲み続けるべき?」という疑問も出てきますよね。
妊活中は、排卵前から排卵期まで(生理が始まってから約2週間)にメラトニンを摂ることで、卵子の質を整える効果が期待されます。
ただし、妊娠がわかったら服用をやめる方がいいとされています。妊娠初期にメラトニンがどう影響するかははっきりしていないため、妊娠検査薬で陽性が出たらすぐに使用を中止し、病院で相談するのが安全です。
メラトニンサプリを使うときの注意点

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- 睡眠リズムを整えることが最優先…メラトニンのサプリだけに頼るのではなく、毎日同じ時間に寝て起きることや、夜はスマホを見すぎないことも大切です。自然な形でメラトニンが分泌されるように、生活リズムを整えることが妊活の第一歩です。
- 他の薬やサプリとの組み合わせに注意…メラトニンは、他の薬やサプリと相性が悪いことがあるため、自己判断で使うのはおすすめできません。特に、不妊治療で薬を使っている人は、必ず医師に相談してから使いましょう。
【よくある質問】妊活にメラトニンが良いって本当?
Q1.メラトニンって何?妊活との関係は?
A:メラトニンは、夜になると体が自然に出すホルモンで「眠りを誘う作用」があります。
最近の研究では、卵の質を上げて不妊治療(たとえば人工授精・体外受精)での成功率を少し高める可能性があると報告されています。
ただし、まだ「必ず効果がある」と証明されたわけではありません。
Q2.妊娠中にメラトニンを飲んでもいいの?
A:妊娠中にメラトニンを使った研究は少ないですが、「使っても大きな問題が報告されていない可能性がある」というレビューもあります。
しかし「安全です」と確証があるわけではないため、妊娠中ならまずは医師と相談するのが大切です。
参考文献:The Role of Melatonin in Pregnancy and the Health Benefits for the Newborn
Q3.不妊治療のサプリとしてメラトニンを使うメリット・デメリットは?
A:メリットとして、卵子や受精卵の“酸化ストレス”(体のサビのようなもの)を軽くして、状態を改善する可能性が研究で示されています。
デメリット/注意点として、どのくらいの量が安心か・どんな人に向くかというガイドラインがまだ十分ではない点が挙げられます。加えて、サプリは薬のように厳密に規制されていないことも知っておきましょう。
参考文献:Melatonin: shedding light on infertility? – a review of the recent literature
Q4.サプリとして使う場合、どれくらいの量が使われている?
A:研究によると、不妊治療(体外受精など)の場面では、1日あたり3 mg程度から開始しているものが多いです。
ただし、これは「すべての人にこの量が安全で効果的」という意味ではありません。自己判断せず、専門家の指導が必要です。
Q5.メラトニンを使うときの注意点・鍼灸院として伝えたいことは?
A:まず、メラトニンは「ホルモン代替」「自分で勝手に始める」ものではなく、妊活・不妊治療・妊娠中に使用を考えるなら医師・鍼灸師・薬剤師など専門家と相談してください。
また、メラトニンだけに頼らず、「規則正しい睡眠習慣」「スマホや照明を寝る前に控える」「鍼灸で自律神経を整える」などの生活改善も同時に行うことで、より安全に体作りができます。
【まとめ】妊活にメラトニンを取り入れる
妊活中にメラトニンを取り入れることには、卵子や精子の質を守る効果がある可能性があるとわかってきました。「不妊に悩む人にとって、卵子の質の向上や睡眠の改善はとても大切」です。
特に、以下のような人にメラトニンは向いているかもしれません。
- 睡眠のリズムが不規則な人
- 年齢とともに卵子の質が気になる人
- 精子の質を高めたい男性
- 排卵のタイミングがバラバラな人
ただし、サプリで摂るときは医師に相談するのが大切です。妊娠がわかったら服用をやめること、生活習慣を見直すことも忘れずに。
メラトニンは魔法の薬ではありませんが、「しっかり眠る」「体の状態を整える」という、妊活の基本をサポートしてくれる強い味方になるかもしれません。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。















