妊活に【腹巻はよくない?】
2025年02月2日

妊活中に体を温めるために「腹巻」を使う人は多いですが、実は「妊活に腹巻はよくない」という意見もあります。
本当に腹巻はよくないのか?また、正しく使う方法、妊活中の腹巻の影響や、冷え性対策としての正しい使い方について解説していきます。
目次
【効果】妊活中の腹巻
腹巻で冷え性対策
妊活において「温活(体を温める)」はとても重要です。特に冷え性の方は、血流が悪くなることで子宮や卵巣に十分な栄養が届かなくなり、着床しにくくなる可能性があります。
腹巻を使うことで、お腹周りを温め、血行を促進することができます。
体を温める場所が重要
腹巻をすることでお腹を温めることはできますが、実は「温める場所」が重要です。
妊活では、特に「下半身」を温めることが効果的とされています。足元や骨盤周り(お腹)を温めることで、全身の血流が改善され、子宮の環境が整いやすくなります。
妊活中に腹巻がよくない!と言われる理由
温めすぎると、よくない!
適度な温めは良いですが、過度に温めると体温調節機能が鈍り、逆に血行が悪くなることがありますので、よくないでしょう。
特に厚手の腹巻を長時間つけたり、締め付けが強いものを使用すると、かえって血流が悪化する可能性があります。
腹巻に頼り過ぎは、よくない!
腹巻だけでは、根本改善できない
冷え性の原因は「血流の悪さ」や「自律神経の乱れ」などが関係しています。
腹巻をするだけで冷えが完全に改善されるわけではなく、適度な運動や食生活の改善も必要です。
腹巻に頼りすぎることはよくないでしょう。体全体の温活(生活習慣の改善)を意識することが大切です。
妊活中の腹巻【おすすめの使い方】
寝るときに使う
寝るときにお腹を冷やさないように、ゆるめの腹巻(ゆるゆるでOK)を使うのはおすすめです。お腹を締め付けのは、よくない使い方です。
ただし、厚手のものを使用すると寝ている間に汗をかき、かえって体を冷やしてしまうこともあるので、通気性の良い素材を選ぶようにしましょう。
下半身も一緒に温める
腹巻だけでなく、レッグウォーマーを併用することで、下半身全体を温めることができます。特に、足元を温めると血流がよくなり、子宮や卵巣の温度も安定しやすくなります。
妊活中の冷え対策【腹巻以外の温活方法】
食生活を見直す
温かい飲み物や、血行を良くする食べ物を積極的に摂取することで、体の内側から冷えを改善できます。特に、生姜や根菜類は体を温める作用があり、妊活中の女性におすすめです。
軽い運動
運動不足は血流を悪化させる原因になります。ウォーキングやヨガなどの軽い運動を取り入れることで、体内の気血の巡りが良くなり、自然と冷えにくい体質になります。
【まとめ】妊活に腹巻はよくない?
妊活中の腹巻は、正しく使えば冷え性対策として効果的ですが、間違った使い方をすると、よくないこともあります。
「温めすぎ」や「腹巻だけに頼る」のではなく、下半身全体を温めたり、食生活や運動も取り入れることが大切です。
特に、寝るときにゆるめの腹巻を使ったり、足元を温めることで、妊活に良い影響を与えることが期待できます。
また、冷えの原因は生活習慣や体質によって異なります。自分に合った温活方法を見つけ、無理なく続けることが、妊娠しやすい体づくりのポイントです。
腹巻を活用しつつ、バランスの取れた妊活を進めていきましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。