妊活中【サウナ】大丈夫?妊娠への影響は?
2025年02月3日

温泉やサウナ、気持ちいいですよね。大ファンの方も多いかと思います。
しかし、妊活中や妊娠へのサウナの影響は大丈夫なのか気になるところです…。
今回は、サウナと妊活(妊娠)についてご紹介いたします。
目次
妊活とサウナの関係
妊活中にサウナに入ってもいいの?
妊活中にサウナに入ること自体は禁止されていませんが、サウナなどの高温での環境は体に影響を与えます。
特に、長時間の入浴や高温の中(サウナ)にいることは、妊娠にも関係してきます。
サウナが女性の体に与える影響
サウナに入ることで血行が良くなり、リラックス効果が期待できます。
しかし、長時間高温にさらされるとホルモンバランスが乱れたり、体温が上がりすぎることで妊娠しづらい状態になる可能性もあります。特に排卵期や着床前には注意が必要です。
サウナと妊娠の関係 ~排卵期や着床前~
妊娠を希望する女性は、サウナは控えるべき?
妊娠を希望する場合、高温での環境が卵子の質や着床に影響を与える可能性があるため、長時間のサウナ利用は避けたほうが良いでしょう。
短時間の利用や適度な温度なら問題は少ないとされていますが、頻度を調整することが重要です。
サウナと男性不妊の関係
男性の場合、精巣の温度が上がると、精子の質が低下する可能性があります。
サウナや熱いお風呂に頻繁に入ることで精子の運動率が下がり、不妊の原因になることもあるため、旦那さんが妊活中の場合は注意が必要です。
妊活中のサウナの適切な利用方法
適切な時間と温度
サウナを利用する場合、高温に長時間いるのは避け、10~15分程度にとどめるのが良いでしょう。
また、90℃以上の高温サウナよりも低温サウナ(50~60℃)のほうが体への負担が少なく、安全に楽しめます。
サウナ後(水風呂)
サウナに入ると発汗によって体の水分が失われるため、水分補給をしっかり行うことが大切です。
また、サウナ後は急に冷たい水に入るのではなく、徐々に体温を下げることで体への負担を減らすことができます。
妊娠が分かったら、サウナはNG?
妊婦(妊娠中)がサウナに入るリスク
妊娠した後は、サウナの利用はできるだけ控えたほうが良いとされています。
高温環境は、胎児に影響を与える可能性があり、特に妊娠初期は流産のリスクが高まるため注意が必要です。
妊娠中にリラックスする方法
妊娠中にリラックスしたい場合は、ぬるめのお風呂(38℃前後)に短時間入るのがおすすめです。また、ヨガやストレッチ、アロマを活用することでリラックス効果を得ることができます。
まとめ:妊活中【サウナ】大丈夫?妊娠への影響は?
妊活中のサウナ利用は適度な時間と温度を守れば問題ありませんが、長時間の高温環境は妊娠しにくい状態を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
特に男性の場合、高温による精子の質の低下が不妊の原因になることがあるため、旦那さんもサウナの頻度を調整するのが望ましいです。
妊娠が分かった後は、胎児への影響を考えてサウナは避けたほうが安全です。代わりに、ぬるめのお風呂やヨガなどのリラックス方法を取り入れることで、妊活や妊娠中も快適に過ごすことができます。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。