妊活中【服装】に気をつけてますか?!ガードルやワンピースはNG?
2024年03月7日
目次
妊活に【服装】は大事!
妊活中は、食事や運動、睡眠、ストレスなど、色々気を付ける事がたくさんあります。服装もチェックポイントの一つです。
妊活中は、【血行を良くする】ことがとても大切です。
身体を締め付けて血行を滞らせてしまう服装(ガードルや矯正下着など)は、不妊治療中には履かない方がいいでしょう。
血行不良は、様々な体調不良を引き起こしますが、妊活中は特に注意が必要です。
血行が悪くなると、卵巣に栄養が届きにくくなり、卵巣の機能が低下してしまいます。ホルモンバランスが崩れる原因にもなりますので、血行を良くすることは妊活にはとても大切なことです。
妊活に【NG】な服装 (ガードルなど)
ガードルなど体を締め付けるものは、履かない方がいい
温かい服装でも、体を締め付けるような服や下着(ガードル)は、血行不良の原因になります。血管や内臓などを圧迫して血流を悪くしてしまうガードルなどは履かない方がベターです。
補正下着やガードルなどはもちろん、きつめのタイツやタイトなジーンズなども×
血行不良にならないように身体を必要以上に締め付けるもの(ガードルなど)は、できるだけ履かない方がいいでしょう。
温かすぎる服装
寒いからといって、温かすぎる服装で、体温が上がり過ぎるのも良くありません。汗をかくと体が冷えてしまいます。
また、上半身は厚着で、下半身は薄着というのもよくありません。手足は冷たく、上半身や顔は熱い「冷えのぼせ」を引き起こし、自律神経が乱れる原因になります。
ヒールの高い靴
女性は仕事などでヒールの高い靴を履かなくてはいけないこともありますが、妊活中はできるだけ避けましょう。
ハイヒールの靴を長時間履きっぱなしだと、つま先や足首が固定され、血行不良に繋がります。できるだけヒールの低い靴を選びましょう。
また、パンプスは足が冷えますので、可能な場所ではスニーカーに履き替えて過ごしましょう。
妊活に【OK】な服装 (パジャマなど)
ゆったりした服装(パジャマなど)
日頃、仕事などでタイトな服装(ガードル)やハイヒールを履いて過ごす人は、予想以上に疲労を感じていませんか?
また、補正下着(ガードル)やストッキングの着用でも、体の動きは制限されています。
一日中、締め付けられている体は、想像以上に疲労が溜まった状態です。体を休めるためにも、帰宅後は早めにゆったりした衣類(パジャマ)に着替えましょう。
ガードルなどで縮こまった体をしっかり伸ばしてあげましょう。夜寝る時にはゆったりしたパジャマで体も気分もリラックスさせてあげてください。
腹巻
妊活をしている方にとって、身体を締め付けるガードルは履かない方がいいですが、ゆるゆるの腹巻はおすすめです。
お腹には様々な臓器が集まっており、太い血管が多くあります。お腹を温めると、全身に温かい血液が送られ、内臓の働きが良くなります。
温かいお腹は、子宮や卵巣に血流が良くなるので、機能が上がり妊娠しやすくなります。
また、お腹を温めるのに適しているのが、腹巻や湯たんぽです。冬だけでなく、冷房で体が冷える夏もうまく活用するのがおすすめ。外気の冷えからしっかりお腹を守りましょう。
マフラー・ストール・ネックウォーマーなどを常備
冷え対策で、首元はついつい忘れがちです。しかし、首には太い静脈があり、首元を温めることで、温まった血液が全身を巡るので、しっかり温めることはメリットが沢山あります。
マフラーやストールなら、外出時にさっと使えて、おしゃれも楽しめます。タートルネックのトップスでしっかり首元をガードするのも良いでしょう。
夏の季節にも、冷房対策にストールやカーディガンがあると安心ですね。
厚手のルームシューズ
上半身はそれほど寒くない時でも、足元だけは冷えてつらいという経験はありませんか?体の末端にある足は、心臓から遠いので最も冷えやすい部位です。
フローリングを裸足で歩くと、足がキンキンに冷たく感じますよね。。特に冬は、床が非常に冷たいです。
ルームシューズを履くことによって、冷たいフローリングから、冷えを防ぐことができます。
温活のために、おしゃれでモコモコふわふわのルームシューズを探してみてはいかがでしょうか?
寝るときの靴下(寝るときは靴下を脱ぐ)
足が冷えていると、なかなか眠れないものです。そこで、靴下を履いたまま寝る方が多いのですが、寝るときには靴下を履かない方が良いです。
寝るときも靴下を履いていると、靴下のゴムで血管が締め付けられて、逆に冷えてしまうこともあります。(ガードル同様)
もし足を温めて眠りたい場合には、足首を締め付けず、足の裏の放熱もできるレッグウォーマーを使うのがおすすめです。(人間は足裏から放熱されることで、体温が下がり眠りにつきやすくなります)
また、化学繊維よりも、ウールやシルクなどの天然素材を選べば、汗を吸収しても冷たくなります。
起きている時にはお気に入りの温かい靴下も良いと思います。しかし寝るときは基本的に靴下を脱ぎましょう。
スカートよりズボンを選ぶ
昔から「頭寒足熱」と言われるように、上半身は少し涼しくても良いですが、下半身はしっかりと温めておきましょう。
スカートは下半身が冷えやすいので、出来る限り温かいズボンを履く習慣をつけましょう。ワンピースもお腹や下半身が冷えないように、注意が必要です。
どうしてもスカート(ワンピース)が履きたい場合には、暖かいタイツも着用しましょう。
足が冷えやすい方は、ふわふわ・もこもこのスリッパやブーツなどを履いて、足の裏も温めてみてください。
男性も服装は大切
男性も女性と同じく、身体を締め付ける服装は良くありません。下半身の血流が悪くなると、精子を作る機能が低下してしまいます。
きつめのジーンズは避け、ゆったりしたチノパン、下着も締め付けるものではなく、ゆったりしたものを選びましょう。
また、温めすぎると、精子の減少や運動量の低下に繋がりますので、通気性の良い下着や服装がおすすめです。
リラックスがポイント
あまりに妊活を意識しすぎて、好きな服装ができないと、ストレスになってしまいます。
ファッションを楽しむことは、ストレス発散やリラックスになります。自分が気に入った服装で、楽しくゆったりリラックスできる物を探してみてください。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。