妊活中【服装】に気をつけてますか?!ガードルやワンピースはNG?
2025年08月4日
【この記事でわかること】
- 妊活中に避けたい服装とおすすめのスタイル
- 血行を妨げない服選びのポイント
- 体を冷やさないための工夫やリラックスのコツ
妊活中は食事や運動だけでなく、「服装」も妊娠しやすい体づくりに影響することをご存じですか?
体を締めつけるガードルや補正下着、冷えやすいヒール靴などは血行を悪化させ、妊活にマイナスとなることがあります。
この記事では、妊娠力を高めるために大切な服選びや、冷え対策、心地よく過ごすためのアイデアをご紹介します。「妊活中でもおしゃれを楽しみたい!」という方にもおすすめの内容です。
本文中には、実際の体験談や具体的なアイテム例も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
妊活に【服装】は大事!
妊活中は、食事や運動、睡眠、ストレスなど、色々気を付ける事がたくさんあります。服装もチェックポイントの一つです。
妊活中は、【血行を良くする】ことがとても大切です。
身体を締め付けて血行を滞らせてしまう服装(ガードルや矯正下着など)は、不妊治療中には履かない方がいいでしょう。
血行不良は、様々な体調不良を引き起こしますが、妊活中は特に注意が必要です。
血行が悪くなると、卵巣に栄養が届きにくくなり、卵巣の機能が低下してしまいます。ホルモンバランスが崩れる原因にもなりますので、血行を良くすることは妊活にはとても大切なことです。
妊活に【NG】な服装 (ガードルなど)


ガードルなど体を締め付けるものは、履かない方がいい

温かい服装でも、体を締め付けるような服や下着(ガードル)は、血行不良の原因になります。血管や内臓などを圧迫して血流を悪くしてしまうガードルなどは履かない方がベターです。
補正下着やガードルなどはもちろん、きつめのタイツやタイトなジーンズなども×
血行不良にならないように身体を必要以上に締め付けるもの(ガードルなど)は、できるだけ履かない方がいいでしょう。
→体験談:
30代後半で妊活を始めたAさんは、冷え性に悩んでいました。普段からガードルや補正下着で体を締め付けていたのですが、まずは体を緩めましょう」とアドバイスをしました。そこで、ゆったりした服装に変え、毎晩腹巻をするようになったところ、体の冷えが和らぎ、基礎体温が安定。3ヶ月後には自然妊娠が判明しました。
温かすぎる服装

寒いからといって、温かすぎる服装で、体温が上がり過ぎるのも良くありません。汗をかくと体が冷えてしまいます。
また、上半身は厚着で、下半身は薄着というのもよくありません。手足は冷たく、上半身や顔は熱い「冷えのぼせ」を引き起こし、自律神経が乱れる原因になります。
ヒールの高い靴

女性は仕事などでヒールの高い靴を履かなくてはいけないこともありますが、妊活中はできるだけ避けましょう。
ハイヒールの靴を長時間履きっぱなしだと、つま先や足首が固定され、血行不良に繋がります。できるだけヒールの低い靴を選びましょう。
また、パンプスは足が冷えますので、可能な場所ではスニーカーに履き替えて過ごしましょう。
妊活に【OK】な服装 (パジャマなど)


ゆったりした服装(パジャマなど)

日頃、仕事などでタイトな服装(ガードル)やハイヒールを履いて過ごす人は、予想以上に疲労を感じていませんか?
また、補正下着(ガードル)やストッキングの着用でも、体の動きは制限されています。
一日中、締め付けられている体は、想像以上に疲労が溜まった状態です。体を休めるためにも、帰宅後は早めにゆったりした衣類(パジャマ)に着替えましょう。
ガードルなどで縮こまった体をしっかり伸ばしてあげましょう。夜寝る時にはゆったりしたパジャマで体も気分もリラックスさせてあげてください。
腹巻

妊活をしている方にとって、身体を締め付けるガードルは履かない方がいいですが、締め付けの少ないゆるゆるの腹巻はおすすめです。
お腹には様々な臓器が集まっており、太い血管が多くあります。お腹を温めると、全身に温かい血液が送られ(一緒に栄養分も送られます)、内臓の働きが良くなります。
温かいお腹は、子宮や卵巣に血流が良くなるので、機能が上がり妊娠しやすくなります。
また、お腹を温めるのに適しているのが、腹巻や湯たんぽです。冬だけでなく、冷房で体が冷える夏もうまく活用するのがおすすめ。外気の冷えからしっかりお腹を守りましょう。
関連記事:妊活に【腹巻】よくない? 寝る時は?
マフラー・ストール・ネックウォーマーなどを常備

冷え対策で、首元はついつい忘れがちです。しかし、首には太い静脈があり、首元を温めることで、温まった血液が全身を巡るので、しっかり温めることはメリットが沢山あります。
マフラーやストールなら、外出時にさっと使えて、おしゃれも楽しめます。タートルネックのトップスでしっかり首元をガードするのも良いでしょう。
夏の季節にも、冷房対策にストールやカーディガンがあると安心ですね。
厚手のルームシューズ

上半身はそれほど寒くない時でも、足元だけは冷えてつらいという経験はありませんか?体の末端にある足は、心臓から遠いので最も冷えやすい部位です。
フローリングを裸足で歩くと、足がキンキンに冷たく感じますよね。。特に冬は、床が非常に冷たいです。
ルームシューズを履くことによって、冷たいフローリングから、冷えを防ぐことができます。
温活のために、おしゃれでモコモコふわふわのルームシューズを探してみてはいかがでしょうか?
寝るときの靴下(寝るときは靴下を脱ぐ)

足が冷えていると、なかなか眠れないものです。そこで、靴下を履いたまま寝る方が多いのですが、寝るときには靴下を履かない方が良いです。
寝るときも靴下を履いていると、靴下のゴムで血管が締め付けられて、逆に冷えてしまうこともあります。(ガードル同様)
もし足を温めて眠りたい場合には、足首を締め付けず、足の裏の放熱もできるレッグウォーマーを使うのがおすすめです。(人間は足裏から放熱されることで、体温が下がり眠りにつきやすくなります)
また、化学繊維よりも、ウールやシルクなどの天然素材を選べば、汗を吸収しても冷たくなります。
起きている時にはお気に入りの温かい靴下も良いと思います。しかし寝るときは基本的に靴下を脱ぎましょう。
スカートよりズボンを選ぶ

昔から「頭寒足熱」と言われるように、上半身は少し涼しくても良いですが、下半身はしっかりと温めておきましょう。
スカートは下半身が冷えやすいので、出来る限り温かいズボンを履く習慣をつけましょう。ワンピースもお腹や下半身が冷えないように、注意が必要です。
どうしてもスカート(ワンピース)が履きたい場合には、暖かいタイツも着用しましょう。
足が冷えやすい方は、ふわふわ・もこもこのスリッパやブーツなどを履いて、足の裏も温めてみてください。
男性も服装は大切
男性も女性と同じく、身体を締め付ける服装は良くありません。下半身の血流が悪くなると、精子を作る機能が低下してしまいます。
きつめのジーンズは避け、ゆったりしたチノパン、下着も締め付けるものではなく、ゆったりしたものを選びましょう。
また、温めすぎると、精子の減少や運動量の低下に繋がりますので、通気性の良い下着や服装がおすすめです。
リラックスがポイント

あまりに妊活を意識しすぎて、好きな服装ができないと、ストレスになってしまいます。
ファッションを楽しむことは、ストレス発散やリラックスになります。自分が気に入った服装で、楽しくゆったりリラックスできる物を探してみてください。
関連記事:よくある質問
関連記事:恥ずかしい?【鍼灸院】でのブラジャーと服装について
関連記事:【胚移植後】してはいけないこと & 食べてはいけないもの
【よくある質問と回答】妊活中【服装】に気をつけてますか?!ガードルやワンピースはNG?

Q1. 妊活中にガードルを履いても大丈夫ですか?
A1. 妊活中は、体を締め付けるガードルや補正下着は避けた方が良いとされています。血流が悪くなると、卵巣や子宮への栄養が届きにくくなり、ホルモンバランスにも悪影響が出る可能性があります。妊娠しやすい体づくりのためには、ゆったりした服装を選びましょう。
Q2. 妊活中にヒールのある靴を履いても平気?
A2. 長時間のハイヒールは、足元の血行不良や骨盤のゆがみにつながる可能性があり、妊活中はできるだけ避けるのが無難です。足元の冷えや疲労も妊娠力に影響するため、スニーカーやローヒールなど足に優しい靴を選ぶのが理想的です。
Q3. 妊活中に体を温めるにはどんな服装が効果的?
A3. おすすめは、腹巻・レッグウォーマー・モコモコのルームシューズなど、締め付けが少なく温かさをキープできるアイテムです。また、冷房の効いた夏場もストールやカーディガンで冷え対策をすると◎。お腹・足首・首元を冷やさない服装がポイントです。
Q4. 妊活中にスカートはNG?ズボンの方がいい?
A4. スカートは下半身が冷えやすいため注意が必要です。寒い季節や冷房の効いた室内では、ズボンや厚手のタイツでの防寒対策が大切です。スカートを履く場合は、腹巻やレッグウォーマーと組み合わせて温活を心がけましょう。
Q5. 男性の服装も妊活に影響しますか?
A5. はい、男性の服装も妊活に大きく影響します。特に、ぴったりした下着やズボンは精巣の温度を上げて精子の質を下げる原因となるため、通気性が良く、締め付けない服装を選ぶことが重要です。温めすぎにも注意が必要です。
まとめ:妊活中【服装】に気をつけてますか?!ガードルやワンピースはNG?

妊活中に大切なことのひとつが「血行(けっこう)を良くすること」です。血行が悪いと、赤ちゃんを育てるために必要な栄養やホルモンが、体の中でうまく運ばれなくなってしまいます。
そのため、妊活中は服装にも気をつけることが大切です。たとえば、ガードルや補正下着(しめつける下着)は、体をきつくしめつけるので、血の流れが悪くなってしまいます。ヒールの高いくつや、ぴったりしたジーンズも同じです。体が冷えると、赤ちゃんができやすい体にはなりにくくなってしまうのです。
逆に、体をしめつけないゆったりした服や、モコモコのルームシューズ、腹巻などはおすすめです。おなかや足元をあたためることで、体の中までぽかぽかになります。
また、夏でも冷房で体が冷えることがあるので、ストールやカーディガンなどを持ち歩くのもいいですね。寝るときは、しめつけのないパジャマやレッグウォーマーを使うと、ぐっすり眠れます。
男性も、きついズボンや下着はさけた方がよく、通気性のよい服を選ぶことが大切です。
でも、「妊活だから」と我慢しすぎるのはストレスになります。自分がリラックスできる、おしゃれで気分の上がる服をえらぶのも、とても大切なこと。服装から、妊娠しやすい元気な体をつくっていきましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。











