無精子症の特徴と見た目について解説
2024年11月22日

【この記事でわかること】
- 無精子症の種類と原因
- 見た目や精液の状態などの特徴
- 妊娠の可能性と治療法の選択肢
本記事では、男性不妊の原因の一つである「無精子症」について、症状の見た目やセルフチェック方法、治療法、妊娠の可能性まで幅広く解説しています。
「健康そうに見えるのに妊娠できないのはなぜ?」と感じている方や、透明な精液や性欲低下に不安を感じる方にもおすすめの内容です。
結論として、無精子症は見た目だけでは判断が難しいため、早期に精液検査を受けることが重要です。
本文中には実際の体験談や治療事例も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!
実例①:「体は健康そのもの。でも結果は“無精子症”だった」
30代前半のAさんは、健康的な生活を送り、見た目も筋肉質。しかし妊娠せず、検査で閉塞性無精子症と判明。精巣からの精子採取(TESE)により、顕微授精で妊娠に成功。Aさんは「健康に見えても何かあるかもしれない」と語っています。
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実例②:「性欲も元気もない。ずっと“気のせい”だと思っていた」
40代のBさんは、若い頃から性欲の低下や疲労感を自覚しつつも放置。妊活を機に受診したところ、非閉塞性無精子症と診断されました。ホルモン療法では改善が見られず、現在は精子提供による妊娠を前向きに検討しています。
実例③:「“透明な精液”が気になっていた」
29歳のCさんは、精液が透明なことが気になっていたものの相談できず、結婚後も妊娠せず受診。先天的に精管が欠損しているCBAVDと診断されました。自然妊娠は不可能ですが、精巣内精子を用いた顕微授精に希望を託し、現在治療中です。
よくある質問と回答
Q1. 無精子症は見た目でわかるものですか?
A. 無精子症は見た目だけで判断することは難しいです。体毛が薄い、精巣が小さい、精液が透明などの特徴があることもありますが、これらは必ずしも無精子症と直結しません。正確な診断には精液検査が必要です。
Q2. 無精子症でも自然妊娠は可能ですか?
A. 無精子症の種類によります。閉塞性無精子症であれば、手術や精巣内からの精子採取により妊娠が可能な場合があります。非閉塞性無精子症でも、精子がわずかに存在する場合は顕微授精が可能です。早期の診断と治療がカギです。
Q3. 精液が透明っぽいのは無精子症のサインですか?
A. 精液が透明に近い場合、精子の量が少ないか、無精子症の可能性も考えられます。ただし、体調や水分量、射精間隔などでも変化するため、精液検査での確認が必要です。
Q4. 無精子症の原因にはどんなものがありますか?
A. 主な原因は、精管の閉塞、ホルモン異常、遺伝子異常、精巣の機能不全などです。中には先天的に精管がない「CBAVD」などの先天異常もあります。原因によって治療方法が異なります。
Q5. 無精子症と診断されたらどこに相談すればいいですか?
A. 男性不妊の診療を行っている泌尿器科や不妊専門クリニックに相談しましょう。精液検査やホルモン検査、必要に応じて精巣の精子採取(TESE)などの治療が受けられます。
参考文献:日本生殖医学会.生殖医療Q&A Q15. 男性不妊の場合の治療はどのようになるのですか? https://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa15.html
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。