妊活中の男性【カフェイン】注意! 精子や勃起力への影響とは?
2025年03月10日

目次
妊活中の男性【カフェイン】に注意! 精子や勃起力への影響について
【この記事でわかること】
- カフェインが精子の運動率やDNAに与える影響
- カフェイン摂取と勃起力の関係性
- 妊活中に注意すべきカフェインの摂取量の目安
この記事では、妊活中の男性が注意したい「カフェイン」の影響について解説しています。
コーヒーやエナジードリンクに含まれるカフェインは、摂りすぎると精子の質の低下やDNA損傷、勃起不全のリスクを高めることが研究で報告されています。
とはいえ、適量であれば血流を促進し良い影響を与える可能性も。
妊活中で精子の質や勃起力に不安がある方、日常的にカフェインをよく摂る方におすすめの記事です。
本文中では、研究結果の紹介や、理想的なカフェイン摂取量なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
【カフェイン】精子の質に与える影響
「精子の運動率」が低下?
精子の運動率とは、精子がどれだけ活発に動けるかを示す指標です。妊娠するためには、精子が卵子までたどり着く必要があります。
しかし、カフェインを過剰に摂取すると、精子の運動率が低下する可能性があることが研究で報告されています。
特に、エナジードリンクやコーラなどに含まれるカフェインと糖分の組み合わせが、精子に悪影響を与えることが分かっています。
「精子のDNA」にダメージ?
健康な赤ちゃんを授かるためには、精子のDNAが正常であることが重要です。
しかし、カフェインの摂取量が多すぎると、精子のDNAに傷がつくリスクが高まることが指摘されています。
DNAにダメージがある精子は受精しにくく、受精しても流産のリスクが高くなる可能性があります。そのため、妊活中の男性はカフェインの摂取量に注意する必要があります。
エナジードリンクのカフェイン【勃起力への影響】
勃起不全の原因に?
勃起するためには、ペニスの血流がスムーズであることが大切です。しかし、カフェインの摂りすぎは交感神経を刺激しすぎてしまい、血管を収縮させることがあります。
その結果、血流が悪くなり、勃起がうまくいかなくなる可能性があるのです。
特に、寝る前にカフェインを摂ると、睡眠の質が低下し、ホルモンバランスの乱れにもつながります。
エナジードリンク →適量なら勃起に良い影響も?
一方で、カフェインを適度に摂取することで、血流が改善され勃起に良い影響を与えるという研究結果もあります。
これは、カフェイン(エナジードリンクなど)が一時的に血管を広げる作用を持つためです。しかし、これはあくまで適量の範囲内での話。
摂りすぎると逆効果になるため、コーヒーであれば1日2杯程度にとどめるのが理想的です。
よくある質問と回答(FAQ)
Q1. 妊活中にコーヒーを飲んでも大丈夫ですか?
A. はい、1日1〜2杯程度であれば問題ないとされています。適量のカフェインには血流促進効果があり、勃起機能の改善に良い影響を与えることも。ただし、過剰摂取(1日265mg以上)は精子の質や受精率に悪影響がある可能性があるため注意が必要です。
Q2. カフェインは精子のDNAにダメージを与えますか?
A. 一部の研究では、過剰なカフェイン摂取が精子のDNA損傷リスクを高める可能性があると報告されています。DNAに異常があると、受精しにくくなったり流産リスクが上がることもあるため、カフェインの摂取量には注意しましょう。
Q3. エナジードリンクは妊活中に控えた方がいいですか?
A. はい。エナジードリンクには高濃度のカフェインと糖分が含まれていることが多く、精子の運動率低下や血流悪化(=勃起不全)に繋がる可能性があります。妊活中は、エナジードリンクの摂取を控えるか、頻度と量を見直すことがおすすめです。
Q4. 寝る前のカフェインは妊活に悪影響ですか?
A. 寝る前のカフェイン摂取は、睡眠の質を低下させホルモンバランスを乱す原因となるため、妊活中の男性にはおすすめできません。良質な睡眠はテストステロンの分泌や精子の形成にとって重要です。
Q5. カフェインをやめたら精子の質は改善しますか?
A. 個人差はありますが、カフェインの摂取を控えることで精子の運動率や質が改善されたという報告もあります。妊活中は、コーヒーやお茶の種類・量を見直し、必要に応じてカフェインレスに切り替えるのも一つの方法です。
【まとめ】妊活中の男性【カフェイン】に注意!精子の質や勃起力への影響とは?
妊活中の男性にとって、カフェインの摂取は精子の質や勃起力に影響を与える可能性があります。
特に、カフェインの摂りすぎは精子の運動率を下げたり、DNAにダメージを与えたりすることがあるため注意が必要です。
また、勃起力にも関係しており、過剰摂取は血流の悪化を招くこともあります。
とはいえ、適量であれば血流を促進する効果も期待できるため、1日2杯程度のコーヒーを目安にしながら、妊活に取り組みましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。