高齢出産やめた方がいい? 高齢出産による【ダウン症の確率】について解説!
2024年09月24日
目次
高齢出産とはいつから(何歳から?)
いつから高齢出産のリスクが高くなる?
医学的に30代半ばから妊娠に関する様々なリスクが相対的に高くなるといわれており、35歳を超えると高齢出産と言われています。
卵子の質や量は年齢と共に低下する傾向にあり、30歳を過ぎるころから自然妊娠をする力はだんだんと弱くなってきます。
高齢出産とはいつから?(何歳から?)
35歳前後からは流産率も上がることから、35歳以降の出産は『高齢出産』と言われます。
高齢出産やめたほうがいいと言われる理由
高齢出産、何歳までできるか?
女性が妊娠可能な年齢は、40代前半から閉経までが目安とされており、45歳から50歳頃にかけて排卵・生理がなくなる閉経を迎えると妊娠出来なくなります。
閉経ギリギリまでの妊娠も不可能ではないですが、40代での自然妊娠できる確率は1~5%と言われていますので、妊娠出来ないかもしれないという覚悟も必要です。
母体や胎児への負担やリスクなども考慮するべき
妊娠が可能か不可能かという問題だけでなく、母体への負担やリスクなども考慮して、45歳を過ぎると妊娠を諦めることも視野に入れる必要があります。
40歳以上の出産リスク(高齢出産での後悔)
40歳を過ぎると様々な出産のリスクがあります。
流産率が上がる
25歳~34歳までの妊婦さんの流産率が10~11%であるのに対し、40歳以上の方の流産率は41.3%になります。
妊婦さんの病気のリスクが高まる
「妊娠高血圧症候群」「妊娠糖尿病」「死亡のリスク」などの確率が20代、30代に比べると高くなります。
赤ちゃんが病気(ダウン症や障害児など)になる可能性が高くなる
40代の妊婦さんは、先天異常のある子を産みやすくなります。特にダウン症など、染色体異常が原因の疾患の可能性が上昇します。
また、出生が確認されても、心疾患や知的障害などの合併症が発生する場合もあります。障害 児だった…、ダウン症で後悔している…など、40代の出産の現実もあります。
難産になりやすい
特に、高齢出産で初産の妊婦さんの場合、子宮口や産道が硬くなっており、やむを得なく自然分娩から帝王切開に切り替える等、難産になりやすい傾向にあります。
体調が戻りにくい
ハードな出産を終えた後に、慣れない授乳やおむつ替え、夜泣きなど赤ちゃんのお世話も大変です。
ただでさえ休む暇もない上に、若い頃より体力が低下していることから、産後の回復が遅く、不調が続くことがあります。
高齢出産でダウン症になる確率
高齢出産でダウン症になる確率
高齢出産でダウン症になる確率は、出産年齢とともに上昇します。
- 出産年齢 20歳… ダウン症の確率 約0.1%
- 出産年齢 30歳… ダウン症の確率 約0.3%
- 出産年齢 35歳… ダウン症の確率 約0.3%
- 出産年齢 36歳… ダウン症の確率 約0.3%
- 出産年齢 37歳… ダウン症の確率 約0.4%
- 出産年齢 38歳… ダウン症の確率 約0.7%
- 出産年齢 39歳… ダウン症の確率 約0.9%
- 出産年齢 40歳… ダウン症の確率 約1%
- 出産年齢 43歳… ダウン症の確率 約2%
- 出産年齢 45歳… ダウン症の確率 約3%
高齢出産でダウン症になる確率が高まるのは、加齢に伴う卵子の老化が大きく関係していると言われています。
高齢出産(40歳以上)で後悔しないために出来ること
ダウン症児は健常児と比べて知能や運動能力の発達が遅れる、ある種の病気にかかりやすいなどがあります。
ダウン症の予防(後悔しないために出来ること)は、妊娠前から葉酸をしっかり摂取することが効果的です。
高齢出産しなきゃよかった…と後悔しないように、出来る限り努力していきましょう。
高齢出産の悩み
出産前だけでなく、出産後にもこのような悩みを持つことがあります。
体力が追い付かない
慣れない育児に寝不足などが続き、入学前くらいまでは遊びに行くのも見守りが必要です。
友達が一緒にいない時は、親が一緒に遊ぶことになります。活発な子は親もかなりの体力が必要となります。
親が高齢で、子供の世話を頼めない
高齢出産になるということは、それだけ親の年齢(子供にとってのおじいちゃん・おばあちゃんの年齢)も高くなります。
親が高齢になると、子育ての協力を頼みにくいこともあるでしょう。また、親の介護と育児が重なってしまうケースもあります。
高齢出産が多くなってきている
現代、晩婚化や女性の社会進出の影響で、高齢出産は決して珍しいことではありません。
高齢出産に対する医療技術も急激に進歩し、昔のように母子が危険にさらされるリスクは少なくなってきました。
高齢出産は、気持ちの面でも金銭面でも、落ち着いた年齢で出産する事のメリットもあります。
しかし、リスクを伴う事実をきちんと自覚し、少しでもリスクを回避できるよう今まで以上に生活習慣に注意し、リスクの対策を行っていきましょう。
【まとめ】高齢出産やめた方がいい? 高齢出産による【ダウン症の確率】について解説!
いつから高齢出産のリスクが高くなる?
医学的に30代半ばから妊娠に関する様々なリスクが相対的に高くなるといわれており、35歳を超えると高齢出産と言われています。
高齢出産とはいつから?(何歳から?)
35歳以降の出産は『高齢出産』と言われます。
高齢出産やめたほうがいいと言われる理由
高齢出産は、何歳までできるか?
女性が妊娠可能な年齢は、40代前半から閉経までが目安とされており、45歳から50歳頃にかけて排卵・生理がなくなる閉経を迎えると、妊娠出来なくなります。
閉経ギリギリまでの妊娠も不可能ではないですが、40代での自然妊娠できる確率は1~5%と言われています。
40歳以上の出産リスク(高齢出産での後悔)
40歳を過ぎると、様々な出産のリスクがあります。
- 流産率が上がる(25歳~34歳までの妊婦さんの流産率が10~11%であるのに対し、40歳以上の方の流産率は41.3%)
- 妊婦さんの病気のリスクが高まる(妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、死亡のリスクなどの確率が20代、30代に比べると高くなる)
- 赤ちゃんが病気(ダウン症や障害児、心疾患や知的障害などの合併症など)になる可能性が高くなる
- 難産になりやすい(特に、高齢出産で初産の妊婦さんの場合、子宮口や産道が硬くなっており、やむを得なく自然分娩から帝王切開に切り替える等、難産になりやすい傾向にある)
- 体調が戻りにくい(ハードな出産を終えた後に、慣れない授乳やおむつ替え、夜泣きなど赤ちゃんのお世話も大変で、産後の回復が遅く、不調が続きやすい。
高齢出産でダウン症になる確率
高齢出産でダウン症になる確率は、出産年齢とともに上昇します。
- 出産年齢 20歳… ダウン症の確率 約0.1%
- 出産年齢 30歳… ダウン症の確率 約0.3%
- 出産年齢 40歳… ダウン症の確率 約1%
- 出産年齢 43歳… ダウン症の確率 約2%
- 出産年齢 45歳… ダウン症の確率 約3%
高齢出産でダウン症になる確率が高まるのは、加齢に伴う卵子の老化が大きく関係していると言われています。
高齢出産(40歳以上)で後悔しないために出来ること
ダウン症児は健常児と比べて、知能や運動能力の発達が遅れる、ある種の病気にかかりやすいなどがあります。
ダウン症の予防(後悔しないために出来ること)は、妊娠前から葉酸をしっかり摂取することが効果的です。高齢出産しなきゃよかった…と後悔しないように、出来る限り努力していきましょう。
高齢出産の悩み
- 体力が追い付かない(慣れない育児に寝不足などが続き、入学前くらいまでは遊びに行くのも見守りが必要)
- 親が高齢で、子供の世話を頼めない(親が高齢になると、子育ての協力を頼みにくいこともある。また、親の介護と育児が重なってしまうケースもある。
高齢出産が多くなってきている
高齢出産は、気持ちの面でも金銭面でも、落ち着いた年齢で出産する事のメリットもあります。しかし、リスクを伴う事実をきちんと自覚し、少しでもリスクを回避できるよう生活習慣に注意していきましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。