女性ホルモンを増やすためのツボとその働き
2024年11月2日
目次
女性ホルモンを増やすためのツボとその働きについて
女性ホルモンを増やすために、特定の「ツボ」を刺激することで体のバランスを整え、ホルモンの働きをサポートすることができます。
ここでは、ホルモンの分泌を助けるツボについて解説します。
1. 三陰交(さんいんこう):ホルモンバランスのツボ
「三陰交」というツボは、女性ホルモンのバランスを整えるためにとても重要な場所です。
三陰交は、内くるぶしの上から指4本分くらいの位置にあります。
このツボは、ホルモンのバランスを整え、体全体の血行も良くしてくれるため、体が冷えやすい人や生理不順に悩んでいる人にもおすすめです。
三陰交をやさしく押すことで、ホルモンの調整がしやすくなります。
2. 気海(きかい):元気を高めるツボ
「気海」は、おへそから指2本分下にあるツボで、体の元気を高める働きがあります。
このツボを刺激すると、体のエネルギーが高まり、女性ホルモンの分泌もサポートされやすくなります。
特に、疲れがたまっている時や、体力が落ちていると感じるときに効果的です。お腹を温めながら、気海を軽く押すとさらにリラックス効果が期待できます。
3. 中極(ちゅうきょく):女性の健康に役立つツボ
「中極」は、おへそから指4本分くらい下にあるツボです。
このツボは、特に子宮の健康をサポートしてくれると言われています。
生理痛や生理不順で悩んでいる人にはおすすめのツボで、子宮や卵巣の働きを助けることで、ホルモンの分泌も整いやすくなります。
優しく押して刺激を与えることで、女性ホルモンが活発になりやすいと言われています。
4. 大敦(だいとん):ストレス解消とホルモンのサポート
「大敦」は足の親指の爪の付け根、内側にあるツボです。
大敦はストレスを和らげる効果があり、リラックスするとホルモンのバランスも整いやすくなります。
ストレスが溜まると、女性ホルモンの分泌が乱れることもあるため、心を落ち着けることは大切です。
特に気持ちが落ち着かないときには、このツボを優しく押してリラックスするのが良いでしょう。
5. 血海(けっかい):血流を良くするツボ
「血海」は、ひざの内側にあるツボで、血流を良くしてくれる効果があります。
血流が良くなると、女性ホルモンの働きも活発になります。
ホルモンは血液に乗って体中に運ばれるため、血行を良くしておくことはホルモンの調整にもつながります。
血海を押すことで、冷えの改善やホルモンバランスの維持が期待できます。
6. 太衝(たいしょう):気分を安定させるツボ
「太衝」は足の甲にあるツボで、親指と人差し指の間、少し骨が盛り上がっているところにあります。
このツボは、気分を安定させるために役立ち、ホルモンバランスの調整をサポートします。
気分が不安定だとホルモンも乱れやすいですが、太衝を押すことでリラックスしやすくなり、女性ホルモンの分泌がスムーズになります。
7. 湧泉(ゆうせん):エネルギーを高めるツボ
「湧泉」は、足の裏の中央あたり、少しへこんでいるところにあるツボです。
湧泉を刺激すると体が元気になり、エネルギーが高まります。エネルギーが高まると、ホルモンの分泌も助けられ、体が健康的な状態を保ちやすくなります。
湧泉を押すときは、足を温めながらやさしく押すと効果的です。
まとめ
女性ホルモンを増やすために役立つツボは、体の様々な場所にあります。
三陰交や気海、中極などを刺激することで、ホルモンバランスが整いやすくなり、妊娠や生理のサポートにも役立ちます。
血行を良くする血海や、ストレスを和らげる大敦・太衝なども、ホルモン分泌を助けてくれるツボです。
体の流れを良くして、元気を高める湧泉も含め、これらのツボを活用して、体と心を自然に整える習慣を取り入れてみましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。