不妊治療【痛い検査ランキング】

2024年10月3日

不妊治療 痛い検査ランキング

不妊治療を進めるにつれて、避けては通れない検査がいくつかあります

その中でも皆様が不安になる『痛みを伴う検査』とはどういうものなのか、どれくらい痛いのかをご説明いたします。体験談もぜひ参考にしてみて下さい。

 

不妊治療【痛い検査ランキング】について

不妊治療で痛い検査ランキング

1位 子宮卵管造影検査

子宮内に造影剤を入れて、子宮の形状と卵管のつまりや形状、骨盤内癒着を観察する検査です。

子宮の入口が狭いと、子宮にチューブを挿入する時に痛みを感じることがあるのと、チューブから造影剤を子宮や卵管に注入して、子宮が膨らむ時に痛みを感じることがあります。

→体験談「今までで一番痛かった…。造影剤が入る瞬間、冷や汗と涙が止まらなかった。でも、終わったらウソみたいにケロッとしてた」(33歳)

2位 採卵

膣から採卵用の細い針を刺して卵巣にある卵子を回収します。

採卵前には膣内を洗浄・消毒します。消毒は膣を広げながら奥まで分泌物をふき取るため痛みを感じることがあります。

麻酔をかける場合は、その際に痛みを伴うことがあります。麻酔を使用すればほとんど痛みを感じることはありませんが、卵胞液ごと卵子を吸引する際に、卵子の数が多いと時間もかかることから痛みを感じる人もいます。

また、麻酔が切れた後にチクチクと痛みを感じることがあります

→体験談「静脈麻酔だったので寝てる間に終了。麻酔が切れた後は少しチクチクしたけど、全然我慢できるレベルでした」(35歳)

3位 ホルモン注射・自己注射

排卵誘発や採卵時期に使用します。注射が苦手な方には少しきついかもしれません。

→体験談「注射は痛みより精神的に辛かった…。失敗して内出血になったことも。夫にお願いしたら楽になった」(32歳)

4位 子宮鏡検査

膣から子宮内に内視鏡を入れて、子宮内の状態を観察する検査です。

内視鏡が子宮の入口を通過する時や、子宮内を観察している時に痛みを感じることがあります。

→体験談「違和感はあったけど、耐えられない痛みではなかった。先生の声かけに助けられた」(29歳)

5位 OHSS(卵巣過剰刺激症候群)

卵巣が腫れてお腹に水が溜まり、吐き気やのどの渇き、急な体重増加、お腹の張り、胃や下腹部が痛くなったりします。

排卵誘発剤を使用した際の卵巣刺激の影響で、エストロゲンが高くなるとOHSSが起こりやすくなります

→体験談「夜中にお腹がパンパンになって救急外来へ。体重が1日で2kg増えて焦りました…。点滴ですぐ落ち着いたけど怖かった」(34歳)

 

卵管造影と採卵【どっちが痛い?】について

卵管造影と採卵どっちが痛い?

卵管造影と採卵どっちが痛い?

人によって異なりますが、採卵の方が痛みは少ない、卵管造影の方が痛いと言われています。

卵管造影と採卵の「特徴」

採卵は発育した卵胞の数が多いほど強くなります。

一方、卵管造影検査は子宮口から造影剤を注入する際に生理痛のような鈍い痛みや、卵管が閉塞している場合には造影剤注入によって卵管内に圧力がかかり痛みを感じやすくなります

採卵は個数によって麻酔する事があり、卵管造影検査は麻酔が必要なものではありません。

卵管造影検査で、痛みへの恐怖で検査できないという方は、任意で子宮への局所麻酔を使用してくれるところもあるので医師にご相談ください。

体験談

多くの方が「卵管造影の方が痛かった」と答えていますが、痛みの感覚は個人差が大きく、卵管の詰まりがなければあまり痛くなかったという声もあります。

「卵管造影は、造影剤が通った瞬間に“詰まりが取れた”っていう感じがして、ズーンと痛かった。でもその後は周期が整って、生理がすごく軽くなった」(30歳)

「採卵は無麻酔でやったから、吸引のときにズーンとした痛みがあった。でも3分で終わったし、スタッフの励ましで乗り切れた」(36歳)

 

【体外受精の痛み】について

体外受精の痛み

体外受精にはホルモン注射や自己注射、採卵、胚移植など痛みを伴う処置があります。注射や採卵は、上記で説明しているような痛みです。

その他、胚移植の際は、通常大きな痛みを伴いませんが、子宮口が極端に狭い場合や、子宮の屈曲が強い場合には、多少の痛みや違和感を伴うことがあります。

採卵・卵管造影検査が痛くない人も

卵管造影検査は、卵管に異常がない場合は痛くないことが多く、生理痛くらいの痛みを感じる程度です。

採卵は卵胞数の少ない方ほど実際の痛みは弱いようです。また、麻酔を使うと採卵時の痛みはほとんどありません。

不妊治療は医療行為を伴うため、痛みをゼロにすることはできませんが、クリニックや病院によっては患者さんの不安に寄り添った対応をしてくれます。

痛みを和らげる工夫や配慮をしてくれているため、痛みをほとんど感じない人もいます。病院やクリニックを選ぶ際はそういった所にも注目して選んでみても良いかもしれませんね。

→体験談

ある40代の女性は、初回の採卵で強い痛みを感じてトラウマになりましたが、別のクリニックでは痛みケアに力を入れていたため、安心して通院できたそうです。

「先生が『少しでも不安なら麻酔しますよ』と声をかけてくれたのが本当に救いでした。痛み対策もカウンセリングも全然違った。」

 

まとめ:不妊治療【痛い検査ランキング】

不妊治療では、検査や治療に伴う痛みが避けられない場合があります。中でも痛みが強いとされる検査をランキング形式で紹介します。

1位:子宮卵管造影検査
子宮内に造影剤を注入し、子宮や卵管の形状を確認する検査です。子宮口が狭い場合や造影剤が卵管を通過する際に、生理痛のような鈍痛を感じることがあります。特に卵管が閉塞している場合、圧力がかかり強い痛みを伴うことがあります。

2位:採卵
体外受精のために膣から針を刺して卵子を回収します。麻酔が使用されるため痛みを軽減できますが、採卵後に下腹部にチクチクした痛みや月経痛のような鈍い痛みを感じることがあります。卵胞が多いほど痛みが強くなる傾向があります。

3位:ホルモン注射・自己注射
排卵誘発のための注射で、針を刺す際の痛みがあります。注射が苦手な人にはストレスを感じる場合があります。

4位:子宮鏡検査
内視鏡で子宮内を観察する検査です。子宮の入口を通過する際や観察中に痛みを感じる場合がありますが、多くの場合軽度です。

5位:OHSS(卵巣過剰刺激症候群)
排卵誘発剤の影響で卵巣が腫れ、腹部の痛みや吐き気、下腹部の張りを感じる症状です。

検査の痛みは個人差が大きく、痛みをほとんど感じない人もいます。不安がある場合は麻酔や痛みを和らげる方法を相談し、安心して治療を進めましょう。

 

 

 

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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。 その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
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