伊丹市から多嚢胞性卵巣症候群で来院
2018年03月20日

伊丹市 多嚢胞性卵巣症候群 O.I様 36歳
結婚4年目。3年程妊活をしているが、結果が出ず困っている。
無排卵があり、クリニックに通いながら、当院でも施術をしている。
薬を飲むと、浮腫みが出たりお腹が張ったり、なかなか前に進まない。テストステロン値が高く、生理不順もある。
まずはしっかり体質を変え、排卵がしっかり出来る強い身体作りから始めた。顔や下肢の浮腫みがひどく、重だるい症状がいつもある。
施術3ヶ月で、浮腫みや重だるさが無くなってきた。その後、施術7カ月で、無事陽性反応が出た。
妊娠中は、良い状態をキープすように、そして出産に向けて体調管理をしている。
多嚢胞性卵巣症候群とは
排卵期の際に、卵胞が育つのに時間がかかってしまい、
本来の排卵が阻害され、卵巣内に多数の卵胞が溜まり、毎月起こる月経に何らかの異常が発生します。
原因
主な原因は、卵巣内の男性ホルモンが多いことが原因だと言われています。
自覚症状としては、月経周期が35日以上、規則的だった月経が突然不規則になる、やや毛深い、にきびが多い、肥満などです。
毛深い人、にきびが多い人は、男性ホルモンが多い傾向があります。
脳から出ている「黄体ホルモン」と血糖値を下げる「インスリン」によって、正常よりも男性ホルモンの値が上がっているのです。
他にも、糖代謝異常といって、インスリンが関連しているとも言われています。
インスリンは膵臓から分泌され、細胞に取り込まれることによって、グルコースから体にエネルギーが得られるようになります。
しかし多嚢胞性卵巣症候群により、このメカニズムに影響を及ぼす細胞が作られて、
インスリンの量が増加することで、更に男性ホルモンの数値が上がるのです。
対処方法
ライフスタイルの改善、ホルモン療法、薬療法、手術療法、漢方などがあります。
特に大切なのは、ライフスタイルの改善です。
診断された方の3分の1は、肥満傾向で、ダイエットは有効的です。
しかし、ただ痩せるだけでは意味がありません。短期間に体重を一気に落とすと、逆効果で症状がよりひどくなります。
計画的にゆっくりと時間をかけて体重を減らしましょう。
ダイエットだけでなく、食生活を見直し、運動の習慣を身に付けましょう。
婦人科に掛かると、薬での治療が多くみられると思います。
薬は効果もありますが、副作用が怖いと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで、お勧めなのが「はり灸」です。 薬を使用せず、鍼とお灸で治療します。
はり灸のメリット冷え性改善
- 体質改善
- 血流改善
- ホルモンバランスの調整
- 卵巣の老化を阻止
- 質の良い卵の発育
- ストレス緩和
- 免疫力アップ
など、様々な「授かりにくい原因」を改善させ、妊娠力・出産力を高めます。
鍼はちょっと怖い…という方もいますが、鍼は髪の毛程の細さで、鍼を刺すという感覚は一切ありません。
本当に鍼を刺しているのかな?と思うぐらい、痛みがないので、安心していただけると思います。
はり灸の併用を
はり灸を併用することで、妊娠率が上がるというデータもあります。
妊活という言葉に、ストレスを溜めてしまう人も多いです。
はり灸での妊活は、本当にオススメで、ストレス緩和効果があり、リラックス効果があります。
普段の私生活でもストレスがあると、どんなこともうまくいきません。ストレスを少しでも減らして上手に妊活と向き合いましょう。
妊活が辛くて、しんどくなる時もあると思います。そんな時は少し休憩しても良いと思います。
そして最後まで諦めずに、はり灸を用いて、妊娠力を高めつつ、健康な身体を維持していきましょう。
伊丹市からも多数来られています!