妊娠しやすくなる運動(体操)とは?
2016年04月30日

妊娠には、運動が大切
妊娠するためには、身体を動かすことがポイントの一つです。まずは、元気な身体を作りましょう。
運動不足や、高カロリーで偏った食生活をすれば、体の調子が崩れ、基礎代謝も低下していきます。
その結果、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病にもなりやすくなります。
妊娠したいのにも関わらず、このような状況では、当然うまくいきません。
バランスのいい食事や、質の高い睡眠など、日常生活の見直しをしていく必要があります。
その中でも動くことは、身体の状態を整えるのに、とても有効な方法です。
運動によって、ホルモンのバランスが整えられます
私たちの身体は、内分泌(ホルモン)系、神経系、免疫系の3つのバランスを保つことによって、正常に機能しています。
これらは、日々の運動によって適度な刺激を与える事により、活性化していきます。
妊娠しやすくするには、卵巣や子宮などの「一部分を整えていけばいい」というものではありません。
妊娠から出産というプロセスには、内分泌(ホルモン)系、神経系、免疫系の3つが複雑に連携して、その役割を果たしています。
体の機能を正常に保つために、動くことが大切です。
適度な体操がよい
あまり激しい動きは、良くないです。
激しい動きは、酸素の消費量が増えますので、多くの活性酸素を生み出す可能性があります。
活性酸素は、老化の原因となりますので、激しい動きは「老化」を早めることにつながります。
マラソンやトライアスロンのような激しいものは、逆に体のバランスや機能を崩してしまう可能性も出てきます。
「もっとしなきゃ」「辛いけど頑張らないと」など、ストレスを感じるようなやり方というのは、体にも心にも良くありません。
ストレスを発散できるような方法が良いので、楽しんで運動をしていきましょう。
妊娠しやすい身体を作るには、適度な刺激が一番です。では、どのような運動(体操)をするのが良いのか、ご紹介します。
おすすめの運動(体操)
ウォーキング
やろうと思えば、いつでも気軽に始められるのがウォーキングです。
また、自分のペースで出来ますので、ストレスにもなりにくいでしょう。
歩行によって、身体のバランスが整い、ホルモンの分泌も正常になります。
また、歩行により、脳からエンドルフィン(快感物質)が分泌され、ストレスを発散することができます。
さらに、血行や酸素の巡りが良くなり、老廃物も排出され、疲労も軽減されやすくなります。
週に3~4回、30分程度でもOK。
隙間時間を利用する
運動不足からの慢性的なこりや、冷え症の人は、隙間時間も利用して動くといいでしょう。
テレビを見ながら、軽くスクワットをしたり、ダンベルをしたり。
ストレッチ
ストレッチも体作りをする為に役立ちます。
血流が悪いと、骨盤内(子宮・卵巣)の血流も滞っています。すると、排卵や着床も、うまくいかなくなる場合があります。
ストレッチによって、全身の血流を促進し、柔軟性をアップさせることで、子宮・卵巣の働きも活性化しましょう。
一人でするストレッチもいいですが、ご夫婦で、ペアでするストレッチもOK。
楽しみながら体作りをしていきましょう。豊中市で不妊なら当院にお任せを!