腱鞘炎を悪化させない方法
2015年11月21日

腱鞘炎について
原因
多くが、使い過ぎによる(腱と腱鞘の間の)摩擦による炎症が原因です。
また、出産後や更年期など、女性ホルモン(エストロゲン)のバランスが変化する時にも、発症しやすいです。
このような人がなりやすい
- ペンをよく持つ
- 家事で、よく手を使う
- 赤ちゃんを抱くママ
- ゲームで、手をよく使う
- 疲れを溜めてしまい、慢性的に筋を酷使ししまう
- 無理をして、仕事をこなしている
このような人は、腱鞘炎になってしまい、後で後悔することになります。
痛いと思ったら、すぐ原因となる動作を止め、休息が必要です。
腱鞘炎を治す方法
まずは、手に痛みが出たら…、「腱鞘炎」と「筋肉痛」の区別をつけるために、医療機関に行きましょう!
冷やす
手を使った後、「痛み」や、「ほてった感じ」がする時には、すぐに氷水で冷やす!
冷やして気持ち良いと感じたら、それは、体が冷やして欲しがってる証拠です。
使用後、15~20分間くらいが目安で、しっかり冷やします。
痛みがない範囲でストレッチ
手首、肩、肘を使う前にも、準備体操のように、ストレッチをした方が良いです。(痛いときは、やってはいけません)
使う前に、ストレッチや手首を回す、振るなどをして、血行を良くして、筋を温めると、予防効果が高いです。
病院に行く
仕事に支障をきたすような時は、ステロイド注射を打ってもらう。
腱鞘炎は、同じ体勢を維持することで、起こりやすいのです。
固定する
腱をサポートしながらも、動きを完全に束縛しないテーピング(キネシオテープ)などで、痛い動きを制御しましょう。
はり灸を受ける
頚や肩、肩甲骨周りの筋肉を緩めて、腕の筋肉のコリなどを取っていきましょう。
患部の血行不良の改善、痛みの鎮痛など。
薬剤
インドメタシンの湿布薬や塗り薬、モーラステープなどを貼ってみましょう。
あくまで対症療法ですから、貼っていたら治るというものではないですが、気休めにはなるでしょう。
安静にしておく
ご飯を食べる時は、お箸を使わずに、スプーンかフォーク!
トイレはウォシュレット、食器洗い機を使うなど。
悪化防止を目的とした生活をしましょう。つまり安静です!
最大の予防と治療は、休息。手を使わないことです。
腱鞘炎の発症しやすい条件
実は、腱鞘炎の発症には、気温も大きく関係しています。
下記の時期には、発症する人が増えます。
- 寒い時期(筋肉の収縮率が高まるため、腱が痛みやすくなる)
- 気温差が、激しい時期
- 湿度の多い時期
この寒い時期、腱鞘炎にならないように気をつけましょう。
豊中市で腱鞘炎なら当院にお任せを!
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