膀胱炎
2015年12月4日

目次
膀胱炎について
膀胱粘膜や粘膜下組織が炎症を起こす
大腸菌をはじめとする菌が、外陰部から尿道を経由し、感染して発病します。
疼痛、排尿困難、ときに血尿を伴う頻尿が起こる
- 頻尿
- 排尿痛
- 尿混濁
- 残尿感
- 血尿
が主な症状で、尿検査によって白血球数の異常、細菌の検出があると膀胱炎として診断されます。
女性に多い
解剖学的な身体の構造上から、女性に多く、女性の半数が生涯に1~2回 羅患するとされています。
男性では、基礎疾患(膀胱癌、膀胱結石、神経因性膀胱、前立腺肥大症、前立腺癌、尿道狭窄症)がなければ稀です。
水分を十分に摂取を
急性細菌性膀胱炎の場合、多くは抗生物質など抗菌薬を用いるもので、比較的簡単に治ります。
日常的な指導としては、水分を十分に摂取し、排尿を我慢しないように指導します。
間質性膀胱炎とは
慢性膀胱炎の一種で、上皮と筋肉の間にある「間質」が慢性的に炎症を起こし、膀胱の筋肉が萎縮を起こす膀胱炎です。
膀胱が膨らまず、正常時の半分以下の尿量しか溜めることができません。
炎症がある為、尿が膀胱に貯まってくると痛みが出ます。女性に多い病気で、膀胱炎の中でも症状が重いです。
養生法
体の抵抗力が衰えている時にかかりやすい病気です。
自律神経やホルモンバランスの乱れで免疫力が下がることも原因になります。
しっかりと睡眠をとり、体力を回復させる事、身体を冷やさないように保温する事を心がけましょう。
カフェインが多く含まれる飲み物やアルコールは、膀胱を刺激するので、回復するまでは控えましょう。
膀胱炎の東洋医学(はり灸)
ツボや経絡への施術で、膀胱の働きに関わる神経を整え、膀胱の働きを整えていきます。
また、東洋医学に基づいて、体質を診て全体のバランスを整えていきます。
東洋医学では、一番の原因は冷えと見ているので、まず冷えを取り、体力(免疫力)をつける事が大切です。
身体を温めて、全身の調整をする事で、今の症状だけではなく、繰り返しやすい体質改善にも効果的です。
はり灸をすることで、直接細菌が死滅するわけではありませんが、 免疫力が高まります。
その結果として、病気に打ち勝ち、改善していきます。
人間には本来、自然治癒力が備わっています。
それらが積極的に働くように、病気の原因となる部分を整え、改善していくことが大切です。
患者様一人一人とじっくりと話し合い、症状・状態・生活環境・体質をチェックし、最も合った施術をさせて頂きます。
つらくて不快な違和感、言葉にできないイヤな症状に悩まされている方は、ぜひ「はり灸」を受けてみてはいかがでしょうか?
つらいお悩みを、少しでも軽減できるように精一杯施術させて頂きます。
豊中市 池田市 で 膀胱炎 なら当院にお任せを!
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
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