【膀胱炎】に効くお灸のツボ(手、足裏)4選

2024年06月11日

「またトイレ…?」その頻尿、ツライ排尿痛、もしかして膀胱炎かもしれません

膀胱炎は、日常生活にじわじわと支障をきたす厄介な症状。何度もトイレに行きたくなる、排尿時にツンと痛む、残尿感が取れない…そんな違和感や不快感に悩まされていませんか?

「市販薬でなんとなくごまかしてきたけど、また繰り返してる」「病院に行くほどじゃないと思って放置している」という方も多いのではないでしょうか。

実は、膀胱炎は体の冷えやストレス、生活習慣が深く関係しているケースが少なくありません。くり返す症状にお悩みの方こそ、根本的な体質改善に目を向けてみることが大切です。

この記事では、膀胱炎の原因や予防法、そして体質から整える鍼灸の有効性について詳しくご紹介します。

 

【膀胱炎】について

膀胱炎の症状と特徴

膀胱炎とは

膀胱炎は尿道から侵入した細菌が繁殖することで発症します。大腸菌をはじめとする細菌が、外陰部から尿道を経由して感染、発病します。

「主な症状」(疼痛、排尿困難、血尿を伴う頻尿)

  • 頻尿(頻回にトイレに行く)
  • 排尿痛(排尿した時に痛みが伴う)
  • 尿混濁(尿が濁った色)
  • 残尿感(尿が残っている感じがする)
  • 血尿(尿に血が混じる)

が主な症状です。尿検査によって白血球数の異常、細菌の検出があると膀胱炎として診断されます

膀胱炎の「特徴」

  • 膀胱炎は女性に多い解剖学的な身体の構造上から女性に多く、女性の半数が生涯に1~2回 羅患するとされています。男性では、基礎疾患(膀胱癌、膀胱結石、神経因性膀胱、前立腺肥大症、前立腺癌、尿道狭窄症)がなければ稀です。
  • 膀胱炎の治療急性細菌性膀胱炎の場合、多くは抗生物質など抗菌薬を用いるもので、比較的簡単に治ります

 

膀胱炎の【養生法】

膀胱炎の【養生法】

体の抵抗力が衰えている時にかかりやすい病気で、自律神経やホルモンバランスの乱れで免疫力が下がることも原因になります。

膀胱炎の症状が出ている時には、即効で取りたいと思うかもしれませんが、日頃からの生活習慣が大切です。

膀胱炎を繰り返しやすい方が多いです。(生活習慣、体質、持病などによって)

それでは、膀胱炎を再発させないための予防法をご紹介します。

  • 水分をこまめに摂る
  • トイレを我慢しない
  • 身体を冷さない
  • カフェインやアルコール飲み過ぎない
  • 性行為後、尿道付近を清潔にする
  • ストレスを溜めない
  • 良い睡眠を取る
  • 処方された抗生物質は最後まで飲み切る

膀胱炎は尿道から侵入した細菌が繁殖することで発症します。
細菌が侵入しないように清潔に保つことや、細菌が繁殖する前に排出することが大切です。

また、ストレスや睡眠不足によって免疫力が低下するため、直接的には関係ないように思えてもストレスや睡眠不足の解消を心掛けましょう。

 

膀胱炎に効くお灸のツボ(手、足裏)4選

膀胱炎に効くお灸のツボ(手、足裏)4選

【膀胱炎】ツボにお灸をしよう!

ツボや経絡への鍼灸施術で、膀胱の働きに関わる神経を整え、膀胱の働きを整えていきます。また、東洋医学に基づいて、体質を診て全体のバランスを整えていきます。

東洋医学では、膀胱炎の一番の原因は冷えと見ているので、まず冷えを取り、体力(免疫力)をつける事が大切です。

身体を温めて全身の調整をする事で、今の症状だけではなく、繰り返しやすい体質改善にも効果的です。

鍼灸(ツボへのお灸)をすることで、直接細菌が死滅するわけではありませんが 免疫力が高まりますその結果として、病気に打ち勝ち改善していきます。

人間には本来、自然治癒力が備わっています。それらが積極的に働くように、病気の原因となる部分を整えて改善していきます。

膀胱炎に効くお灸のツボ(手、足裏)

  • 関元(カンゲン)関元のツボは、おへそから指4本分下にあり、膀胱の上あたりに位置するツボです。関元は、膀胱炎や頻尿といった泌尿器系疾患、生理痛や冷え性などにも効果的なツボです。仰向けに寝転がり、関元のツボにお灸(せんねん灸など)で温めても良いでしょう。
  • 太谿(タイケイ)太谿のツボは、足の内側のくるぶしとアキレス腱の間にあるツボです。太谿のツボは、血行促進や冷え性改善に効果があり、膀胱炎の原因菌を排出するために大切な免疫力アップに作用してくれます。手の親指と人差し指でアキレス腱をつまむようにツボを刺激してみて下さい。手でツボを優しくマッサージしたり、お灸をしてみて下さい。
  • 腎兪(ジンユ)腎兪のツボは、おへその高さで両手を腰に当てた時、親指が当たるあたりが腎兪です。腎兪は、膀胱や腎臓の機能改善、血行促進が期待できるツボです。両手を腰に当てて、軽く腰を後ろに反らしながら親指で腎兪を押してみましょう。仰向けに寝転がって、ツボの位置にボールを置いて、体重を利用してこのツボを刺激するのも良いです。うつ伏せに寝転がって、このツボにお灸をしてもらっても良いでしょう。
  • 湧泉(ゆうせん)湧泉のツボは、足裏にあり、足の指を丸めるように曲げた時に、へこむ場所にあります。湧泉は、膀胱炎、頭痛、不眠などの様々な疾患に効果が期待できるツボです。冷え性や腎臓の機能改善にも効果があるので、膀胱炎の予防としてツボ押しやお灸をおすすめします。あぐらをかいた状態で、足の裏を上に向けて湧泉のツボを両手の親指で押します。お灸をしてもOKです。足裏なので、テニスボールやゴルフボールをツボに当てて、体重をかけて刺激するのも良いです。

→体験談:

仕事が忙しくトイレを我慢しがちな30代女性。毎月のように膀胱炎を発症していました。問診で「冷え」と「ストレス」が強く関係していると判断し、関元・太谿などを中心に施術。週1回の鍼灸とセルフ灸を継続することで、3ヶ月後には症状の再発がなくなり、「朝までぐっすり眠れるようになった」との声をいただきました。

→体験談:

更年期障害と重なり、頻尿・排尿痛に悩まされていた50代女性。婦人科では異常がなく、「年齢のせい」と言われていたそうです。腎兪・湧泉への施術を中心に、内臓の冷えと腎気の弱りを改善。2ヶ月で夜間の頻尿がほぼ消失し、「旅行にも安心して行けるようになった」と喜ばれています。

 

膀胱炎は、鍼灸(ツボ)治療が得意!

膀胱炎で来院される方は、日常的に非常に多いです。鍼灸(ツボ)治療がとても得意とする疾患の一つです。

当院では、患者様一人一人とじっくりと話し合い、症状・状態・生活環境・体質をチェックし、最も合った施術をさせて頂きます。

膀胱炎を引き起こしてしまう本当の原因なども一緒に究明していきます。即効で治すことも大切ですが、より再発しないように日常生活のアドバイスもさせて頂きます

つらくて不快な違和感、言葉にできないイヤな症状に悩まされている方は、ぜひ鍼灸(ツボ)を受けてみてはいかがでしょうか?

つらいお悩みを、少しでも軽減できるように精一杯施術させて頂きます。豊中市で膀胱炎でお悩みなら当院にお任せを!

→体験談:

市販薬でその場しのぎをしていた20代女性。再発の不安から精神的にも不安定になっていました。鍼灸では自律神経を整えるアプローチを実施。初回の施術後から残尿感の軽減を実感し、3週間で排尿痛が改善。現在は予防のため月1回のケアを継続中です。

→体験談:

珍しく男性でのご相談。排尿時の不快感に加えて、不眠とストレスが重なっていました。問診で「腎虚」と判断し、太谿・湧泉・腎兪などで施術。施術3回目で睡眠の質が改善し、膀胱炎の症状も落ち着いてきました。半年経った現在も再発なしで快適に過ごされています。

 

【まとめ】膀胱炎に効くお灸のツボ(手、足裏)4選

膀胱炎は不快な症状が伴う疾患ですが、お灸やツボ押しを活用することで、改善や予防をしていきましょう。

膀胱炎に効くツボは、体を温め、血行を促進し、免疫力を高める効果があります。手や足裏にある4つのおすすめツボをご紹介します。

  1. 関元(カンゲン)
    おへそから指4本分下に位置するツボで、膀胱炎や頻尿、生理痛に効果的です。お灸で温めることで膀胱機能を整え、体を内側から温める作用があります。

  2. 太谿(タイケイ)
    足の内側、くるぶしとアキレス腱の間にあるツボです。膀胱炎の原因菌を排出する免疫力アップや冷え性改善に効果があります。優しくマッサージしたり、お灸を当てるのがおすすめです。

  3. 腎兪(ジンユ)
    おへその高さで、腰に手を当てたとき親指が触れる部分にあります。膀胱や腎臓の機能を改善し、血行を促進するツボです。軽く押したり、お灸をすることで膀胱の働きを整えます。

  4. 湧泉(ゆうせん)
    足裏の中央、足の指を曲げるとできるへこんだ部分にあるツボです。膀胱炎の予防や冷え性、腎臓機能改善に役立ちます。足裏にテニスボールを当てて刺激するのも効果的です。

膀胱炎に悩む方は、お灸やツボ押しを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか?日頃からのケアで膀胱炎を予防していきましょう。

 

 

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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

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約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。 その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
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