【男性ホルモンが多い】女性の特徴(顔つき)とは? ~減らす方法~
2024年04月15日

【この記事でわかること】
- 男性ホルモン(テストステロン)が多い女性の特徴
- テストステロンが増える原因とリスク
- ホルモンバランスを整える対処法
この記事では、「声が低くなった気がする」「あごニキビが治らない」「性格が男っぽいと言われる」といった女性の悩みに対し、男性ホルモンが影響している可能性を詳しく解説しています。
「私ってホルモン異常?」「このままで大丈夫?」と不安を抱える方におすすめの記事です。
結論として、男性ホルモンが多い女性には一定の傾向があり、生活習慣や鍼灸、食事などによってホルモンバランスの改善が可能です。
本文中では、顔つきや性格の特徴、ニキビ、不妊リスク、そして改善に役立つ具体的な方法も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
男性ホルモン(テストステロン)の多い【女性の特徴】について
男性ホルモン(テストステロン)とは
男性ホルモンといえば「テストステロン」が有名です。
筋肉質な体格やがっしりした骨格など、男性らしさを構成するために重要なホルモンで、精巣から分泌されています。性欲もテストステロンの分泌量に関係しています。
男性ホルモンと「女性」
実はテストステロンは、女性からも分泌されています。女性は副腎や卵巣から分泌されていて、血液中のテストステロン濃度は、女性ホルモンのエストロゲンより何倍も高く存在しています。
- テストステロン値が低い女性は、PMSが起こりやすく、消極的で性欲も低く、更年期障害が出やすい傾向があります。
- テストステロン値が高い女性は、不妊や流産と関係があると言われています。
男性ホルモンが多い女性の【特徴】顔つきなど
男性ホルモンが多い女性「特徴」
男性ホルモン(テストステロン)が多い女性の特徴は、以下の通りです。
- 男性的、攻撃的な性格
- 行動力があり、優れた処理能力を持つ
- 体毛が濃い、声が低くなる
- 体臭がきつくなる
- 顔つき(骨格)がしっかり
などがあります。人差し指よりも薬指の方が長い女性も、テストステロンが多いと言われています。
テストステロンの量と「顔つき」について
なお、テストステロンの量で顔つきが変わる、という話もありますが、これについては因果関係はないとされています。
ただしテストステロンは筋肉の発達を促す働きがあるので、表情筋が豊かになったり、表情(顔つき)が生き生きしてくることがあるようです。
また顔つきが、男性らしい(あごが大きい、頬骨が張る、眉毛が隆起)顔つきになりやすいようです。
男性ホルモンが多い女性「性格」
割と男性的で攻撃的な性格が多いです。
男性ホルモン(テストステロン)の量が多い女性は、男性的な思考が得意で、仕事に向けば、素晴らしいアイディアで大規模なプロジェクトを成し遂げたり、事業を拡大させたりすることがあります。
見た目は女性的に見えても、男性ホルモンの量が多いと性格が男性的になるケースがあります。逆に男性ホルモンが少ない場合には穏やかな性格になります。
男性ホルモンの量が多い女性は、行動力があり、優れた処理能力を持っています。活発で意欲的な為、どんどん前向きに引っ張っていこうとする人が多いようです。
実例:
営業成績No.1の「彩さん」(32歳・営業職)の場合
「男社会の営業でやっていくには、気合とスピードが命なんです」と笑うのは、外資系企業でトップ営業を続ける彩さん。身長170cm、キリっとした顔立ちと強い目力。言動はさっぱりしていて、まさに“姉御肌”。幼い頃から「女の子なのに口調が男っぽい」と言われて育ち、高校時代は陸上部でバリバリ筋トレをこなしていたそうです。彼女自身、自分の「男性っぽさ」に悩んだ時期もありましたが、今ではそれが自分の強みだと受け止めているとのこと。「たしかに声は低いし、体毛も濃いほう。でも、それが“個性”だと思うようになってから、生きるのが楽になりました。」彩さんのように、行動力・競争心・攻撃性が高い女性は、テストステロン値が高い傾向があるとされています。
顔に「ニキビ」が増える?
男性ホルモンが多い女性は、顔つきというよりも、顔にニキビが増えやすくなります。
ニキビの原因としては、男性ホルモンが増えると、
- 皮脂分泌が増える
- 肌の角質が厚くなって毛穴がふさがれる
- にきび菌の繁殖
- ストレスで、ホルモンバランスが崩れる
などが起きます。そしてにきびが増えます。
本来、女性ホルモン(エストロゲン)には、皮脂を抑えたり、肌のバリア機能を高める働きがあります。
男性ホルモンの分泌が多い状態が続くと、皮脂分泌が増えて、さらにお肌の角質が厚くなって毛穴がふさがれるために、顔にニキビができやすくなります。
ストレスや不規則な生活が続くと、自律神経が乱れてホルモンバランスが崩れ、ニキビの原因になったりします。お顔の特に口まわりやアゴのニキビに繋がりやすくなります。
多嚢胞性卵巣症候群や不妊の原因になる
卵巣でテストステロンが過剰に作られると、排卵しにくくなる多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)になることがあります。
無月経や月経不順、多毛などが起こり、排卵がないため、不妊の原因になることもあります。
→体験談:
美容の悩みが深刻だった「由紀さん」(29歳・事務職)
20代後半から急に「あご周りのニキビがひどくなった」という由紀さん。皮膚科ではホルモンバランスの乱れを指摘され、血液検査をしたところテストステロンの値が高いことが判明。
さらに詳しい検査の結果、「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」が原因だったことがわかりました。
「まさか肌荒れの裏にホルモンの病気が隠れているなんて…。不妊のリスクもあると聞いて、本当にショックでした。」
女性の男性ホルモンが増える【原因】について
「ストレス」が大きな原因
女性の体内で男性ホルモン(テストステロン)が増える原因に多いのがストレスです。睡眠不足や疲労の上にストレスが加わると、脳がストレスに抵抗するために交感神経優位になります。
この優位になった交感神経が、さらにテストテロンの分泌量を増やします。このため、ストレスがたまると男性ホルモンの分泌が増えます。
その他の原因
- 多嚢胞性卵巣症候群…卵巣内のホルモン合成異常や高インスリン血症などによって、女性ホルモンのバランスが乱れ、排卵障害や男性ホルモンの過剰分泌などが起こりやすくなると言われています。
- 肝機能障害…一日に分泌されたテストステロンは、主に肝臓で代謝されて分解されますが、肝機能に問題があると代謝や分解がうまくいかず、高テストステロン症の原因になる場合があります。
- 脂肪過多の食事…テストステロンの合成はコレステロールを元に行われるため、脂肪分の多い食事をしていると高テストステロンの原因になることがあります。
→体験談:
肝機能の低下が原因だった「美咲さん」(38歳・看護師)
疲れやすくなり、肌の脂っぽさや吹き出物が気になるようになった美咲さん。
健康診断で「肝機能の数値がやや悪化」と診断され、医師に相談したところ「男性ホルモン過剰」の疑いが出てきました。
「食生活の乱れやお酒が原因で、肝臓に負担がかかっていたみたいです。生活を見直してから肌荒れも落ち着いてきました。」
女性の男性ホルモン(テストステロン)を【減らす方法】
ストレスを溜めない
男性ホルモンを減らすには、脳をしっかり休ませることが大切です。そのためには、睡眠をしっかり取りましょう!
睡眠中は記憶の整理がされ、嫌な記憶を消す働きがあります。ぐっすり眠って精神的ストレスを減らし、脳を休ませましょう。
適度な運動
体が冷えるとホルモンバランスが乱れ、テストステロンが増えてしまいます。運動をして筋肉量を増やし、体温を上げ代謝を高めましょう。
男性ホルモンを減らすには、適度な運動をして、身体を温かい状態にしておきましょう。
イソフラボンの摂取
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た構造をしています。エストロゲンの量が増えれば、男性ホルモン(テストステロン)の量が減りホルモンバランスが整います。
また、鍼灸をすることで、血流が良くなって体全体が温まり、ホルモンバランスが整い、副交感神経が優位になる可能性が高まります。
それによって、高テストステロン症の症状が緩和されることが期待できます。
→体験談:
大豆食品+鍼灸で改善した「佐和子さん」(41歳・主婦)ニキビやイライラ、不正出血などが続いた佐和子さん。
「閉経の始まりかも…」と不安になり婦人科を受診すると、テストステロン値が高くなっていることが発覚。
医師のアドバイスで食生活を見直し、大豆食品を積極的に取り入れるように。さらに鍼灸院にも通い始めました。
「3ヶ月後には肌の調子が明らかに良くなって、イライラも減ってきました!自然療法もあなどれませんね。」
よくある質問と回答(FAQ)
Q1. 男性ホルモンが多い女性はどうすれば減らせますか?
A. ストレスを減らし、十分な睡眠と適度な運動を心がけましょう。また、イソフラボン(納豆や豆乳など)を摂ることで女性ホルモンのバランスを整えることができます。鍼灸で自律神経を整えるのも効果的です。
Q2. 男性ホルモンが多いと不妊になるの?
A. はい、男性ホルモン(テストステロン)の過剰分泌は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を引き起こしやすく、排卵障害や月経不順により不妊の原因となることがあります。
Q3. 男性ホルモンが多い女性の特徴には何がありますか?
A. 声が低い、体毛が濃い、ニキビができやすい、あごがしっかりしているなどの見た目の特徴に加え、性格が行動的・攻撃的・サバサバしているなどの傾向があります。
Q4. 薬を使わずにホルモンバランスを整える方法はありますか?
A. あります。まずは生活習慣(睡眠・食事・運動)の見直しが基本です。加えて、大豆製品の摂取や鍼灸による自律神経の調整もおすすめの自然療法です。
Q5. アゴや口まわりのニキビとホルモンは関係ありますか?
A. はい、深く関係しています。男性ホルモンが増えると皮脂分泌が過剰になり、毛穴が詰まりやすくなることで、特にアゴやフェイスラインにニキビができやすくなります。
【まとめ】男性ホルモンが多い女性の特徴(顔つき)とは?~減らす方法~
男性ホルモンが多い女性「特徴」顔つきなど
男性ホルモン(テストステロン)が多い女性の特徴は、以下の通りです。
- 男性的、攻撃的な性格
- 行動力があり、優れた処理能力を持つ
- 体毛が濃い、声が低くなる
- 体臭がきつくなる
- 顔つき(骨格)がしっかり
などがあります。また、人差し指よりも薬指の方が長い女性も、テストステロンが多いと言われています。
テストステロンの量と「顔つき」
なお、テストステロンの量で顔つきが変わる、という話もありますが、これについては因果関係はないとされています。
ただしテストステロンは筋肉の発達を促す働きがあるので、表情筋が豊かになったり、表情(顔つき)が生き生きしてくることがあるようです。
また顔つきが、男性らしい(あごが大きい、頬骨が張る、眉毛が隆起)顔つきになりやすいようです。
男性ホルモンが多い女性「性格」
割と男性的で攻撃的な性格が多いです。
見た目は女性的に見えても、男性ホルモンの量が多いと性格が男性的になるケースがあります。逆に男性ホルモンが少ない場合には穏やかな性格になります。
男性ホルモンの量が多い女性は、行動力があり、優れた処理能力を持っています。活発で意欲的な為、どんどん前向きに引っ張っていこうとする人が多いようです。
顔にニキビが増える
男性ホルモンが多い女性は、顔つきというよりも、顔にニキビが増えやすくなります。
男性ホルモンの分泌が多い状態が続くと、皮脂分泌が増えて、さらにお肌の角質が厚くなって毛穴がふさがれるために、顔にニキビができやすくなります。
多嚢胞性卵巣症候群や不妊の原因に
卵巣でテストステロンが過剰に作られると、排卵しにくくなる多嚢胞性卵巣症候群になることがあります。無月経や月経不順などが起こり、排卵がないため、不妊の原因になることもあります。
女性の男性ホルモンが増える「原因」
- ストレス
- 多嚢胞性卵巣症候群
- 肝機能障害
- 脂肪過多の食事
女性の男性ホルモン(テストステロン)を【減らす方法】
- ストレスを溜めない
- 適度な運動
- イソフラボンの摂取
また、鍼灸をすることで、血流が良くなって体全体が温まり、ホルモンバランスが整い、副交感神経が優位になる可能性が高まります。
それによって、高テストステロン症の症状が緩和されることが期待できます。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。