シェーグレン症候群&ドライマウスについて
2024年04月4日
目次
シェーグレン症候群とドライマウスについて
最近は、PCや細かい仕事など、何かと精神的にストレスが溜まる時代です。
東洋医学的には、シェーグレン症候群は、ストレスと密接な関係があります。
発症は、ほとんどが女性で、50歳前半に多く発症します。
唾液や涙を作り出している外分泌腺に、常時炎症が起き、唾液や涙の分泌が低下する自己免疫性疾患の1つです。
シェーグレン症候群の主な症状
シェーグレン症候群には、大きく①ドライマウスと②ドライアイの2つの症状があります。
【ドライマウス】症状
- 口が乾く
- クラッカーやパンなどのパサパサしたものが食べにくい
- 食事中に水分を多く摂る
- 長く話すと声がかれる などがあります。
唾液が少なくなるため、虫歯になりやすかったり、味覚が低下することもあります。
また、様々な関節の痛みや疲れやすいといった全身症状がみられることもあります。
【ドライアイ】症状
- 目がゴロゴロする
- 目が疲れやすい
- 光などがまぶしく感じる
- ひどくなると角膜に傷がついて乾燥性角結膜炎になったりする
病院では、診断のために、様々な検査が行われます。
血液検査、涙腺や唾液腺の状態を調べたり、唾液の量を調べたり唾液腺の働きを調べます。
そして、涙の量を調べたり、角膜などに傷がないか、眼の表面の状態を観察します。
シェーグレン症候群の鍼灸
治療では、涙や唾液を補充することが大切ですが、はり灸もとても有効です。当院でもシェーグレン症候群は、よく施術しています。
身体が冷えて筋肉が冷え固まり、血管も収縮し血行障害を起こします。
もちろん神経や涙管なども締め付けられて、様々な症状が出てきます。
当院では、数多くシェーグレン症候群を治療させて頂いています。
はり鍼は、循環器系に大変よく作用しますので、血行が改善して症状が和らいできます。
1回の治療で劇的な改善をされる方もいますし、徐々に改善していく方も多いです。はり灸は、耳鼻科系にも、とてもよく作用して働きます。
【症例】シェーグレン症候群
43歳 女性 F.O様 看護師
3年前にシェーグレン症候群と診断。
毎年秋から冬にかけてひどくなる。水分を多めに摂るように気をつけているが、乾燥は改善しない。
足のむくみ、寝汗、疲労感、便秘、足腰がだるい、頭痛、眼の充血。
夜勤があり不規則な生活で、睡眠、食事の時間も一定していない。ストレスも多い。
施術2ヵ月で、口の乾燥は、ほとんど気にならなくなった。
身体の全身症状もほぼ完治。ストレスもかなり軽減し、毎日が不安なく楽しくなった。
豊中市 で シェーグレン症候群&ドライマウス なら当院にお任せを!
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。