夜尿症(おねしょ)のツボへお灸をしよう!
2024年02月20日

目次
夜尿症(おねしょ)について
実は、私も…“おねしょ経験”であれば、ダレにも負けないくらいあります!ものすごく恥ずかしいのですが…(笑)小学生の頃には、当たり前にしていました。
なので、おねしょに悩むお子さんの気持ちやご家族の気持ちは、誰よりも分かります!
本人も困っている…夜尿症(おねしょ)
- おねしょは、自分ではどうにも出来ないのです…
- 恥ずかしい!悔しい!!
- 家族に迷惑をかけている申し訳なさ
- 誰にも打ち明けられない切なさ!!
私が幼い頃には夜尿症の治し方(お灸)を教えてくる人はいませんでした。しかし今なら小児はり(お灸)を通して夜尿症改善のお手伝いができます!
自分と同じように、夜尿症に悩んでいる子供を助けてあげたい!!という気持ちでいっぱいです!!
夜尿症(おねしょ)の原因
原因
動物は通常、膀胱に尿が溜まると、脳が覚醒しトイレに行きたくなります。夜尿症の子は、膀胱と脳にかけての伝達が上手くいかない状態と考えられます。
そこで、お灸をすることにより、夜間のおねしょが少なくなってきます。
中学生、高校生、大人になっても起きる
中学生の手前くらいになって、それでも治らないから来院したいという方もおられます。修学旅行が近いので、急いで治したい… 。
しかし子供にとっては、そういう状況を作るほうがさらに強いプレッシャーを与えてしまいます。そうなる前に、ぜひ早いうちから始めてあげて下さい!!
出来る限り小さい(3~6歳)で開始されると良いと思います。中学生→高校生→大人になっても夜尿症は起きます。
現代医学でも根本的な治療法はありません。薬を飲ませるのは個人的にはかわいそうかなと思います。
おねしょは『病気である』という認識を強く持ち、5歳以上ならば施術に通うべきです。
夜尿症(おねしょ)のお灸について
お灸で身体のバランスを整え、冷えや体の弱りを根本から改善していきます。
心の悩みや不安も取り除いて、本来備わっている自然治癒の力を100%出せるようにお手伝いをしていきます。ぜひ東洋医学(鍼灸)をお試し下さい。
お灸の併用がおすすめ!
夜尿症は、器質的なもの(臓器の問題)が15%、本態性夜尿症(はっきりとした原因が不明)が85%。つまり原因が不明なケースが非常に多いのです!!
ぜひ夜尿症には「鍼灸」をおすすめします。
※お灸を併用するとさらに効果的なので、自宅でのせんねん灸もオススメです。場所もお伝えいたします!
ツボへのお灸【効果】
- 抵抗力がつく
- 免疫力が高まる
- 発育が、良くなります
- 夜泣きなどが無くなり、ストレスが軽くなる
- 消化機能が高まる
- 皮膚が丈夫になる
- 呼吸器が丈夫になる
夜尿症「治し方」コツ
- あせらない…焦っても治りが早くなるものではありません。しっかり治しましょう。
- 怒らない…怒れば本人もストレスになり、劣等感が強くなります。叱るのは逆効果。
- 起こさない…睡眠リズムが崩れ、ホルモンの分泌や排尿機能の発育の妨げになります。トイレに起こすのは、本当に治ったとは言えません。
おねしょ(夜尿症)のお灸ならお任せを!
【症例】夜尿症(おねしょ)へのお灸
夜尿症(おねしょ)11歳
男の子 K.Oくん 小学校の高学年になってもおねしょが治らない。病院で検査するも器質的な病気も無く、原因が分からない。
知人から「おねしょには、お灸が良いらしいよ」と聞いて、ネットで調べて、藁をもすがる思いで来院。
最初、ビクビクと何か心配症な雰囲気で、自信がなく、内気な性格のように感じた。
お灸とはりで身体を整えて、足と下腹部の冷えを取るように施術を行うと、施術3か月ほどで、回数が半分以下になった。徐々に自信が出てきて、楽しそうな笑顔が増えてきた。
自宅でもお灸をやりたいとのことで、お灸のやり方とツボの場所をアドバイス。
お母さんからも息子が前向きな性格になったと喜んでいる。半年でほぼ完治し、今まで悩み苦しんでいたのが、ウソのように無くなった。
夜尿症(おねしょ)の考察
今まで夜尿症(おねしょ)で失敗したら子供にあたってしまい、子供もつらくストレスを抱えてしまうという悪循環になっていたとのこと。
今ではそんな状況から抜け出し、家族みんながハッピーになった!と大変喜んでいました。
夜尿症(おねしょ)は、親も子供も大変です。親の為にも、子供の為にも、早く治して毎日楽しく生活していけたら嬉しいです。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。