子宮筋腫を小さくするには?運動でできることとは
2025年04月10日

子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)は、子宮にできる良性(がんではない)のかたまりです。生理が重くなったり、おなかが張ったりするなど、女性にとってつらい症状を引き起こすこともあります。
でも、実は「運動」で子宮筋腫を小さくしたり、症状をやわらげたりできることがあるんです。ここでは、「子宮筋腫を小さくするための運動の特徴」や「注意点」などを、わかりやすく紹介します。
目次
子宮筋腫に効果的な運動とは?
有酸素運動でホルモンバランスをととのえる
ウォーキングやジョギング、ダンスなどの有酸素運動は、体の中の女性ホルモンのバランスをととのえる働きがあります。
子宮筋腫は女性ホルモンの「エストロゲン」が多く分泌されることで大きくなりやすいのですが、運動でホルモンの流れがよくなると、エストロゲンの過剰な分泌をおさえられることがあります。
「汗をかく運動=筋腫にいい」と覚えておくとわかりやすいですね。
筋トレで「痩せる体」を作ろう
「子宮筋腫は痩せると小さくなる」と聞いたことがある人もいるかもしれません。実際、脂肪が多い体はエストロゲンをたくさん作るので、太っていると筋腫が大きくなりやすいと言われています。
筋トレ(スクワット、腹筋、背筋など)を取り入れて筋肉を増やすと、脂肪が燃えやすい体になります。結果として体重も減りやすくなり、子宮筋腫を大きくしない環境をつくることができます。
安全に運動を続けるためのポイント
症状がつらいときは無理しない
子宮筋腫の大きさや場所によっては、生理のときにおなかが痛くなったり、貧血になったりする人もいます。
そんなときに無理をして運動すると、体に負担をかけてしまい、逆に症状が悪化することもあります。
「今日は少しだるいな」と思ったら、ストレッチや深呼吸などの軽い動きにして、体をいたわりましょう。自分の体としっかり会話することが大切です。
毎日じゃなくてもOK!コツコツが大事
運動は一度にたくさんやるより、少しずつ毎日続けることがポイントです。たとえば、
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朝に10分ウォーキング
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夜にストレッチと腹筋を5回ずつ
こんな感じでも、積み重ねることで体は変わっていきます。
「子宮筋腫を小さくする=生活習慣を整える」ことでもあるので、無理のないペースで続けましょう。
【まとめ】運動で子宮筋腫は小さくできるの?
子宮筋腫は、女性ホルモンと深く関係している病気です。特にエストロゲンが多くなると、大きくなりやすくなるとされています。
でも、運動によって体重をコントロールし、ホルモンバランスを整えることで、子宮筋腫の成長をおさえることが期待できます。
ポイントは以下の通り:
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ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動で血のめぐりを良くする
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筋トレで脂肪を燃やしやすい体にすることでホルモンを安定させる
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無理せず、自分の体調に合わせてコツコツと運動を続ける
また、「子宮筋腫 小さくする 運動」「子宮筋腫 痩せると小さくなる」「子宮筋腫 筋トレ」などのキーワードで調べる人が多いように、多くの女性がこのテーマに関心を持っています。
子宮筋腫があるからといって、すぐに手術が必要になるわけではありません。まずは、自分でできることからはじめてみることが大切です。
運動は、筋腫だけでなく心の健康にもいい影響を与えてくれます。
「子宮筋腫と上手に付き合う」ために、今日から少しだけ体を動かしてみましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。