【日本で不妊が増えた!】なぜ?多い原因は?
2025年02月4日
目次
不妊の人が昔より多い…増えた理由とは?
晩婚化&出産の高齢化
現代では、結婚する年齢が昔よりも遅くなり、40歳を超えてから妊娠を希望する人が増えています。しかし、女性の体は年齢とともに妊娠しづらくなります。
特に35歳を過ぎると、卵子の質が下がり、妊娠率が大きく低下することが知られています。男性も高齢になると精子の質が落ち、妊娠しづらくなることが分かっています。
ストレスや生活習慣の変化
昔と比べて、仕事や人間関係のストレスが増えています。ストレスはホルモンバランスを崩し、排卵や精子の質に悪影響を与えます。
また、食生活の乱れや運動不足も原因の一つです。ジャンクフードや加工食品を多く食べることで、体の機能が低下しやすくなってしまいます。
不妊の人に多い【共通点】
体の冷えや血流の悪さ
不妊に悩む人の多くに「冷え性」の特徴があります。血流が悪いと、子宮や卵巣に十分な栄養や酸素が届かず、妊娠しづらくなります。
特に、冷たい飲み物をよく飲んだり、薄着をしたりする習慣のある方は注意が必要です。
ホルモンバランスの乱れ
ストレスや睡眠不足、過度なダイエットなどが原因で、ホルモンが正常に働かなくなることもあります。ホルモンバランスが崩れると、排卵が不規則になったり、生理不順になったりします。
昔は不妊が少なかったの?
食生活&運動量の違い
昔の人は、今よりもバランスの良い食事を摂っていました。野菜や魚、大豆などの栄養豊富な食べ物を摂り、ジャンクフードはほとんどありませんでした。
また、昔の方が体を動かすことも多く、血流が良かったことも妊娠しやすさに関係していたと考えられます。
医療が発達していなかっただけ?
昔は「不妊」という概念が今ほど一般的ではなく、検査を受ける人も少なかったため、不妊の実態が分かりにくかったとも言えます。
また、妊娠できない理由が分からず、自然に子どもができないことをそういう「運命」なのだと考えていた人も多かったようです。
不妊を防ぐためにできること
生活習慣を改善する
不妊を防ぐためには、まず生活習慣を見直すことが大切です。
バランスの良い食事を心がけましょう。特にビタミンやミネラルは体内で作り出すことができないため、しっかりとることが重要です。
また、適度な運動をして血流を良くし、ストレスを溜めないことも妊娠しやすい体作りにつながります。
正しい知識を持つ
不妊について正しい知識を持ち、早めに対策を取ることが重要です。正しい知識を持ち、毎日心がけていくだけで全然違います。
また、妊娠を希望する場合は、自分の体の状態を知るために一度病院で検査を受けるのも一つの方法です。夫婦で協力して対策してみましょう。
まとめ:【日本で不妊が増えた!】なぜ?多い原因は?
近年、日本では不妊に悩む人が増えています。その大きな原因の一つは晩婚化と出産の高齢化です。35歳を過ぎると妊娠しにくくなり、さらに40歳を超えるとその確率は大きく下がります。
また、ストレスや食生活の乱れ、運動不足も不妊の原因になります。特に、不妊の人には「冷え性」や「ホルモンバランスの乱れ」が共通していることが多いです。
一方で、昔は不妊が少なかったと言われますが、それは食生活や生活リズムが整っていたことや、不妊という概念が一般的でなかったことが関係しているかもしれません。
不妊を防ぐためには、バランスの良い食事、適度な運動、ストレス管理が欠かせません。そして、妊娠を希望する場合は、できるだけ早めに自分の体の状態を知ることが大切です。
正しい知識を持ち、健康的な生活を心がけることで、妊娠しやすい体を作ることができます。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。