【アフターピル】は不妊に繋がる?妊活中に影響はある?
2025年02月3日

目次
アフターピルとは?基本的な仕組み
アフターピルの役割と働き
アフターピル(緊急避妊薬)は、避妊に失敗した場合や避妊をしなかった場合に、妊娠を防ぐためのお薬です。主に排卵を遅らせることで妊娠を防ぎます。
いつまでに飲むべき?
アフターピルは性行為後72時間以内に服用することで、高い確率で妊娠を防ぐことができます。
特に24時間以内に服用すると効果が高くなります。ただし、100%妊娠を防げるわけではないため注意が必要です。
アフターピルと不妊の関係
飲み過ぎると妊娠しにくくなる(不妊になる)?
アフターピルを何度も服用すると、ホルモンバランスが乱れることがあります。
ホルモンバランスが乱れると不妊にもなりやすくなりますが、適切に使用する限り、将来的な妊娠に影響することはないとされています。
排卵後に飲むと意味がない?
アフターピルは排卵を遅らせることで妊娠を防ぐため、すでに排卵が終わった後に服用しても効果が薄い可能性があります。そのため、排卵日を正確に把握することが重要です。
アフターピルの副作用と注意点
消退出血がない場合の対処法
アフターピルを服用すると、通常2週間以内に消退出血(軽い生理のような出血)が起こります。しかし、出血がない場合は妊娠の可能性も考えられるため、妊娠検査薬を使用することが推奨されます。
連続服用は危険?不妊に繋がる?
アフターピルは緊急時の避妊手段であり、通常の避妊薬とは異なります。
頻繁に服用するとホルモンバランスが崩れ、不正出血や体調不良の原因になるため、日常的な避妊には適していません。
連続しての使用は、不妊になる可能性もありますので、ご注意ください。
妊娠を希望(妊活)する場合の影響
アフターピル服用後の妊娠(妊活)
アフターピルを服用した後でも、次の排卵周期から通常の妊娠(妊活)が可能です。ただし、ホルモンバランスが一時的に乱れるため、生理周期が安定するまで様子を見ることが推奨されます。
妊娠した場合への影響
アフターピルを服用しても、完全に妊娠を防げるわけではありません。
もし服用後に妊娠した場合でも、胎児に重大な影響を及ぼすことはないとされています。ただし、不安な場合は医師に相談することが大切です。
まとめ 【アフターピル】は不妊に繋がる?妊活中に影響はある?
アフターピルは正しく使用すれば妊娠を防ぐ有効な手段ですが、頻繁に使用するとホルモンバランスが乱れる可能性があります。
アフターピルを飲んだから不妊になるというわけではありませんが、あまり連続しての使用はおすすめしません。
排卵後に服用しても効果がないため、排卵日を把握することも重要です。
また、消退出血がない場合は妊娠の可能性があるため、注意が必要です。妊活を考えている場合は、普段の避妊方法を見直し、適切な方法を選ぶことが大切です。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。