即効【鼻づまり・副鼻腔炎】のツボ(首の後ろ)
2024年10月18日

目次
【鼻づまり】のツボ
朝晩肌寒くなり、鼻づまりなどの風邪症状が出てきたという方が多いのではないでしょうか?
鼻詰まりは口呼吸になって集中力が低下し、夜は睡眠不足に繋がります。今回はそんな方に鼻水、鼻詰まりを止める方法として鼻水を止めるツボをご紹介いたします。
鼻づまりを一瞬で治す【ツボ】
まず、鼻水、鼻詰まりのツボで即効性があるツボとして、『印堂(いんどう)』と『迎香(げいこう)』があります。
印堂(いんどう)
『印堂』のツボは、両眉の間の中央にあるツボです。
少し強めに押してあげると良いでしょう。頭の疲れも取れるツボなので、鼻づまりで集中力が落ちた時にも効果的です。
迎香(げいこう)
『迎香』のツボは、鼻の両脇にあるツボです。
ぐーっと強めに10秒間、鼻の通りが良くなるまで押してみてください。
睛明(せいめい)
また、一瞬で鼻づまりを治すツボとして、鼻のつけ根付近の両側に『睛明(せいめい)』というツボがあります。刺激すると鼻詰まりが軽減できると言われています。
他にも、鼻づまりのツボは手にもあります。親指と人差し指のつけ根のVの字になっている部分に『合谷(ごうこく)』というツボがあります。別の方の手の親指と人差し指でマッサージしてみましょう。花粉症などにも効果的と言われているツボです。
鼻詰まりのツボ (首の後ろ・足裏)
鼻詰まりを改善するツボは、鼻の周囲や手だけではなく、首の後ろや足裏、脇の下にもございます。
鼻づまりツボ 首後ろ(天柱)
首の後ろには、『天柱(てんちゅう)』という首の後ろの髪の生え際の2本の太い筋肉の左右の窪みにあるツボがあります。親指をあてた状態で10秒程度押したり離したり繰り返しましょう。
他にも『大椎(たいつい)』という下を向いた時に触りやすい、首の後ろで最も出っ張っている骨のすぐ下に位置しているツボがあります。
押しにくい場所にあるため、難しい方は横向きやうつ伏せに寝た状態で押しましょう。押しにくい場合はカイロやホットタオルなどで温めるのもおすすめです。
鼻づまりツボ 足裏
鼻づまりに効く足裏のツボには『厲兌(れいだ)』があります。足の人差し指の外側で、爪の生え際にあるツボです。
鼻の通りをスムーズにするだけでなく、鼻血が止まらない時に効果的と言われています。厲兌を刺激する際は、手の親指と人差し指でつまんで揉みましょう。
また、全ての足の指先は、副鼻腔に繋がっているので、足の指先が痛い時は、副鼻腔や鼻に問題を抱えている可能性があります。
アレルギー症状や蓄膿、鼻かぜ、副鼻腔炎などで悩んでいる時は、全ての足の指先にあるツボを押すことで症状を和らぐ可能性があります。
鼻づまりツボ 脇の下
脇の下には肋間神経が集まっており、詰まっている鼻とは反対側の脇の下を圧迫することで一時的ではありますが、鼻づまりを改善することがあります。
テニスボールや柔らかいボール、ペットボトル、握りこぶしなどを挟んで圧迫してみましょう。
蓄膿症(慢性副鼻腔炎) 膿を出すツボ
陽白(ようはく) ~蓄膿症の膿を出すツボ~
蓄膿症(慢性副鼻腔炎)の膿を出すのに効果的なツボとして、『陽白(ようはく)』というつぼがあります。
瞳の真上にあるツボで、眉毛から親指1本分上のところにあります。中指や人差し指で優しく3秒押して離すを繰り返してみましょう。
他にも上記で説明した『印堂』、『迎香』も蓄膿症改善によく効くツボと言われています。
関連記事
この記事に関連するページ
- 関連ページはまだありません。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。