【花粉症に効くツボ】とは?ツボ押しで症状を和らげる方法
2025年02月4日

春になると花粉症に悩まされる方が増えます。鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの症状がつらいですよね。そんな花粉症の症状を和らげるために、ツボ押しが効果的だと言われています。この記事では、花粉症を緩和するツボの種類や押し方を詳しく紹介します。
目次
花粉症の主な症状とツボ押しの効果
花粉症の代表的な症状
花粉症の主な症状には、以下のようなものがあります。
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鼻づまり:鼻が詰まり、息苦しくなる
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鼻水:透明な鼻水が止まらない
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くしゃみ:何度も連続してくしゃみが出る
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目のかゆみ:涙が止まらず、目が赤くなる
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頭痛:鼻づまりによる圧迫感で頭が痛くなる
ツボ押しが花粉症に効く理由
ツボ押しは、体の中の「気」の流れを良くして症状を和らげるとされています。花粉症の症状を抑えるためには、鼻や目、頭に関係するツボを刺激することが大切です。ツボ押しは即効性があり、薬を使わないため副作用もありません。
鼻づまりや鼻水を止めるツボ
迎香(げいこう)
迎香は、小鼻の横にあるツボで、鼻づまりや鼻水を抑える効果があります。
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場所:小鼻の両側
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押し方:指の腹でゆっくり押しながら、くるくると円を描くようにマッサージする
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効果:鼻の通りが良くなり、鼻水を止めるのに役立つ
印堂(いんどう)
印堂は、眉間にあるツボで、鼻の通りを良くし、鼻づまりを軽減する効果があります。
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場所:眉間の中央
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押し方:中指で優しく5秒間押して離すのを数回繰り返す
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効果:鼻炎の症状を和らげ、頭の重だるさも軽減する
目のかゆみや疲れを和らげるツボ
攅竹(さんちく)
攅竹は、目のかゆみを抑えるツボとして知られています。
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場所:眉頭のくぼみ
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押し方:親指と人差し指で軽くつまむように押す
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効果:目のかゆみや疲れを和らげる
晴明(せいめい)
晴明は、目の周りの血流を良くし、目のかゆみや充血を抑える効果があります。
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場所:目頭の内側
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押し方:両手の親指で軽く押しながら、円を描くようにマッサージする
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効果:目のかゆみや涙目を軽減する
手や体のツボで花粉症を軽減
合谷(ごうこく)
合谷は、花粉症のさまざまな症状を抑える万能ツボです。
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場所:親指と人差し指の間のくぼみ
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押し方:痛気持ちいい程度に5秒押して離すを繰り返す
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効果:鼻水、鼻づまり、目のかゆみを軽減する
風池(ふうち)
風池は、首の後ろにあるツボで、頭痛や鼻づまりを和らげます。
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場所:後頭部のくぼみ部分
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押し方:親指でじんわり押す
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効果:花粉症による頭痛や鼻づまりの軽減
まとめ:ツボ押しで花粉症を和らげよう
花粉症の症状は、ツボ押しをすることで緩和できます。特に、鼻づまりや鼻水を止める迎香や印堂、目のかゆみを和らげる攅竹や晴明などが効果的です。
また、合谷や風池などの手や体のツボを刺激することで、全身の症状を抑えることもできます。
ツボ押しは即効性があり、薬に頼らずに花粉症対策ができるため、毎日の習慣にすることをおすすめします。花粉が多い季節には、こまめにツボを押して、つらい症状を和らげていきましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。