美容鍼を【やってはいけない】危険な状態とは?
2024年05月23日

近年、美容法として芸能人やインフルエンサーに人気のある美容鍼ですが、まだ「鍼は痛い」「顔に鍼を刺すのが怖い」「危険」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実際、初めて美容鍼を受けた30代女性の方は、「顔に鍼を刺すなんて、正直怖かったけど、終わった後は顔色がパッと明るくなってびっくりしました」と感想を語っていました。
今回はそんな方にも安心して美容鍼を受けて頂けるように、注意点やポイントをご説明いたします。美容鍼をやってはいけない危険な状態についてもご紹介していきます。
目次
美容鍼について
近年、美容法として芸能人やインフルエンサーに人気のある美容鍼ですが、まだ「鍼は痛い」「顔に鍼を刺すのが怖い」「危険」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方にも安心して美容鍼を受けて頂けるように、注意点やポイントをご説明いたします。美容鍼をやってはいけない危険な状態についてもご紹介していきます。
美容鍼とは
美容鍼とは、東洋医学の鍼灸に基づく美容施術です。美容鍼は、髪の毛程の細さの鍼で皮下細胞に刺激を与えます。
この刺激により、人間の身体本体が持つ自然治癒力を活性化させ、壊れた組織を修復しようと働き、血行促進やリフトアップ、小顔効果、シワへのアプローチなど様々な肌トラブルを解消してくれます。
個人差はありますが、髪の毛程の細い鍼なので、蚊に刺される程度の刺激で、痛みを感じることはほとんどありません。
薬を使用しないため副作用や危険性などの心配もなく、安全性が高いことが特徴です。
美容鍼の効果
- エイジングケア(たるみ・ほうれい線・くすみ等)
- 血流促進による老廃物の除去やむくみ・こり等の解消
- 小顔効果(リフトアップ)
- ニキビ、肌荒れ、乾燥のケア など
効果はおよそ2週間前後で落ち着いてくる場合が多いので、2~3週間を目安に数回続けて施術を受けて頂くことで効果を高めていく事が期待できます。
その後は月に1~2回程度のペースで定期的に施術を受けて頂くことをおすすめします。
体験談:
美容鍼の効果は通常、施術後2週間ほどで落ち着いてきます。たとえば、ある女性は「月2回の美容鍼を3ヶ月続けたら、フェイスラインがすっきりし、化粧ノリが全然違う」と実感を語っています。
美容鍼を【やってはいけない】危険な状態について
美容鍼を「やってはいけない」危険な状態とは?
- 高熱が出ている時、体力が低下している時
- 日焼けがひどい時
- 顔や頭部に大きな外傷、炎症がある時
- 寝不足の場合
- 前日や直前にお酒を大量に飲んでいる場合
- 血圧が高く、めまいやひどい頭痛がある時
以上が美容鍼をやってはいけない危険な状態です。リスク(危険)を避けるためにも美容鍼の施術を避けておきましょう。
高熱時(体力低下)には、美容鍼をやってはいけない状態(危険)
感染症などの高熱が出ている時や、著しく体力が低下している時には、美容鍼をやってはいけない状態(危険)です。
病気が治ってから体力が回復した後で、美容鍼灸をしましょう。
飲酒の前後
美容鍼の前後にお酒を飲むこともよくありません。美容鍼をやってはいけない危険な状態です。
飲酒後の美容鍼灸は、筋組織を破壊してしまう危険性や、美容鍼の効果が出にくくなってしまうので、やってはいけないタイミングの一つになります。
体験談:実際に、ある20代女性が前日に深酒をして来院し、美容鍼を受けたところ、いつもより顔が赤くなり、だるさを感じてしまったケースがありました。飲酒による血行の乱れが原因と考えられ、以後は体調が整ったときに来院するようアドバイスされました。
寝不足の場合は、美容鍼をやってはいけない
寝不足で全然睡眠が足りていない時には、美容鍼をやってはいけない(避けた方が良い)危険な状態です。
睡眠はやはり寝ることが大切であり、睡眠不足を鍼灸で補充することは出来ません。鍼も通常よりも痛く感じるかもしれません。
体験談:
寝不足の状態で施術を受けた30代男性のケースでは、鍼の刺激がいつもより強く感じられたと報告されており、コンディションが結果に影響することが分かっています。
高血圧、めまい、ひどい頭痛がある時
血圧が高い、めまいやひどい頭痛がある時は、美容鍼をやってはいけない危険な状態です。また、のぼせ症状から出ている症状は、頭部はあまり触らない方が良いでしょう。
美容鍼を【安心して受けるため】のポイント
美容鍼の好転反応とは?
美容鍼は基本的にリスクや副作用が少なく、自然で体に優しい美容法です。
個人差やその日の体調によって異なりますが、施術を受けた後に
- 肌荒れ
- だるさ
- 眠気
- 微量な内出血
- 腹痛
- 発汗、発熱
といった「好転反応」が一時的に起こる事があります。
好転反応の症状は様々ですが、一時的なものなのでご安心ください。
好転反応が現れたとしても、鍼灸治療が自分には合わなかったと思い込まず、身体が正常に向かうために必要な過程だと捉えて頂き、鍼灸治療を続けられることをおすすめします。
体験談:
普段から冷え性だった40代女性が初めての美容鍼施術後に「体がポカポカして、数時間後に軽い発汗とだるさがあったが、翌日から肌がモチモチに」と報告しており、これは体が巡り出すサインと考えられます。
国家資格を保有しているのか?
また、美容鍼は国家資格を保有した鍼灸師しか行う事が出来ません。
美容鍼を受ける場合は、ホームページに鍼灸師の国家資格の情報がしっかり記載されているか確認しましょう。危険から身を守りましょう。
さらに、使用する鍼や注意事項等の説明に目を通しておくことで、より安心して施術を受けることが出来ます。
美容鍼は筋肉やツボを鍼で刺激し、身体の内側からアプローチします。全身のツボに刺激を与えることで、血行促進や免疫力アップ、肌荒れ改善、筋肉のコリを緩めることで肌トラブルを改善します。
美容鍼をやってはいけない「危険な状態や注意事項」を守る
美容鍼をやってはいけない危険な状態やポイントや注意事項をしっかり守り、是非一度施術を受け、効果を実感してみて下さい。
美容鍼は、顔だけでなく自律神経のバランスを整える効果も期待できます。ストレス、冷え性、肩こり、腰痛、不眠、便秘など、現代人に多い悩みへのアプローチとしても注目されています。
体験談:
実際に不眠気味だった40代男性は、美容鍼を受け始めてから「夜中に起きにくくなり、肌ツヤも良くなった」と話しています。
まとめ:美容鍼を【やってはいけない危険な状態】とは?
美容鍼をやってはいけない危険な状態
- 高熱が出ている時、体力が低下している時
- 日焼けがひどい時
- 顔や頭部に大きな外傷、炎症がある時
- 寝不足の場合
- 前日や直前にお酒を大量に飲んでいる場合
- 血圧が高く、めまいやひどい頭痛がある時
以上が美容鍼をやってはいけない危険な状態です。リスク(危険)を避けるためにも美容鍼の施術を避けておきましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。