自律神経失調症とパニック障害との違い

2023年11月16日

自律神経失調症とパニック障害との違い

不調が複雑に絡み合っています

精神科疾患(パニック障害や自律神経失調症、うつ病など)の患者様は、不調が複雑に絡み合っています。

それらは、とても関連性が強い疾患と考えられます。

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、そのバランスが大切です。バランスが乱れた結果、自律神経失調症を引き起こします。

自律神経失調症は、数え切れないほど、全身に様々な不調を起こします。そして、この自律神経失調症の症状の一つに「パニック障害」があります。

パニック障害の患者さんは、強い不安感をおぼえるパニック発作を起こします。

自律神経失調症の代表的な症状

  • 頭痛、めまい、倦怠感、冷え症
  • 動悸、耳鳴り、パニック障害
  • 残尿、頻尿、食欲不振
  • 不妊症、生理痛、不安、イライラ
  • パニック障害の代表的な症状
  • 激しい動悸、息苦しさ、めまい、不安感
  • もしかして死ぬかもと思うほどの恐怖
  • 電車に乗れない、広場、閉鎖的な場所が怖い
  • 外出するのが怖い、大量の発汗、吐き気

妊活を頑張っている女性にとっては、妊活どころではない状態に陥る場合もあります。

共通する大きな原因が2つあります

共通する大きな原因が2つあります

  • 首~背中の筋肉が硬い

首~背中の筋肉が硬いと、脳への血流量が減少し、脳の機能が充分に発揮しにくくなります。

  • 呼吸が浅くなっている

首~背中の筋肉が硬くなると、肺が圧迫され、呼吸が浅くなります。そのため、肺が充分に広がらず、充分な酸素を取り入れられません。

そうなると、心と体が、リラックス状態を作れず、緊張状態になってしまいます。

施術について

  • 原因の分からない様々な不調に、長い間悩まされていませんか?
  • 無駄に薬の量を増やしていませんか?
  • 体質だから仕方がないと、諦めていませんか?

是非、根本的な原因にアプローチしていく東洋医学をお試しください。

ストレッチ

首~背中の筋肉が硬くなっていると、脳への血流が低下し、さらに、肺が充分に広がらなくなるため、呼吸の浅くなり、脳への酸素の供給不足も起こっています。

これらの原因を改善することで、症状を軽減させていきます。

まずは、しっかりストレッチをしましょう。

体の柔軟性が出てくると、ストレスも緩和し、ストレスに強くなります。

はり灸

はり灸を行うと、首~背中の血流が良くなり、脳への血流もアップします。様々な鎮痛作用、リラックス作用も期待できます。

心身の過度な緊張も緩和され、自律神経の調整に最適です。心身が緩まり、心も身体も楽になっていきます。

症例

39歳 女性 豊中市 自律神経失調症

脈、腹、舌の状態を見て、東洋医学的に「腎虚証」としました。

現病歴

家の中で生活している分には、それほど問題はないが、電車や人が多いところには出かけられない。

仕事の欠勤も頻繁にある。手足から汗がひどく不安感、動悸がある。薬はあまり飲みたくないが、出かけるときには飲む。

妊活の為に、婦人科クリニックに通院しているが、不安でストレスになっている。

経過

3回の施術で、薬なしで外出が出来るようになり、飲む頻度が劇的に減った。

約10回目で、会社を休まなくなった。不安感が無くなり、自信が持てるようになった。

これからも積極的にがんばろうと、通院継続中。

施術を受けた方の声

豊中市 K.Hさん 75歳女性

胃の中に何か固い物が出来ている様でしんどくて、苦しくて、胃を抑えながら何とか家事をこなして、食後はほとんどの1日中家の中でお腹を下にして寝ている状態でした。

食事も息苦しく食べられていない状態が続き、体重も44kgから39kgまでになり、市民病院・近所のお医者さん色々調べてもらいました。

しかし、快復に向わず苦しんでいた所、息子から進められて鍼灸をお願いしたところ、あれだけ苦しかく陰気な顔もしていたのが、週1回通って先生に治療していただいたおかげで胃の中に出来ていた様なものが小さくなりました。

胃の張りも楽になり、うつぶせに成って寝ていたのが、上を向いて寝付ける様に、息苦しさもずいぶん楽に成り食事も少しずつたべれる様になりました。

今は先生に感謝して居ます。