ビタミンCは強い味方!

2023年04月6日

妊活とビタミンC

ビタミンCは【抗酸化作用】が強い

ビタミンCと言えば、風邪予防!のイメージですが、実は妊活にも大事な栄養素です。

その理由は、ビタミンCは抗酸化作用が強いからです。

  • 抗酸化…酸化を防ぐこと。
  • 酸化…錆びるという意味で、老化や病気のもとになります。

つまり、抗酸化作用は卵子の老化を防いでくれます

また、ビタミンCが不足すると、倦怠感、疲労感、気力低下等の症状が出てきます。

今の季節に美味しいみかんは、1日2~3個食べるだけで、1日に必要なビタミンCの摂取量を摂ることができます。

ビタミンC豊富な食材

他にも果物では、アセロラ、ゆず、キウイフルーツ、野菜では、赤ピーマン、黄ピーマン、ブロッコリー等が、ビタミンCの豊富な食材になります。

ビタミンCをこまめに摂取しよう

ビタミンCは、体の中にたくさん溜めておくことはできません。ですので、こまめに摂ることが必要です。

野菜スープにすると、水に溶けやすいビタミンCが溶け込んだ汁ごと、摂取出来るのでおすすめです。

また、ビタミンCは野菜に含まれる非ヘム鉄の吸収を良くします。サラダに柑橘系の果汁をかけると、両方の栄養が摂れるのでぜひお試しください。

ビタミンCは【ビタミンE】と一緒に

そしてもう一つ!ビタミンEと一緒に摂るのがおすすめです。一緒に摂ると、吸収率がアップし相乗効果があります!!

ビタミンCを単体で摂取しても、役目が終わると尿中に排出されてしまいます。ビタミンEを一緒に摂取すると、体内で有効利用され、抗酸化作用が維持されます。

逆も同様の効果があり、お互いWinWinな関係にあると言えます。

ビタミンE

ビタミンEにも高い抗酸化作用があり、男性、女性ともに必要な栄養素です。男性の生殖機能維持、女性は生理不順や生理痛を和らげる効果にも期待できます。

食材の中でビタミンEが多く含まれているのは、

  • 野菜では、かぼちゃやほうれん草、アボカド
  • 魚では、サンマやいわし、鰻、金目鯛
  • 他にもナッツ等

に多く含まれます。サプリを選ぶ時も、CとEがセットで入っているものを選ぶのが効果的です。

>妊活中のビタミンEの効果(多い食べ物、過剰摂取)を解説

ビタミンCの1日の摂取量

では、ビタミンCはどのくらい摂取すれば良いのでしょう?

18歳~49歳の女性に推奨されているビタミンC摂取量は、1日100㎎です。妊娠中は110㎎、授乳中は145㎎の摂取が推奨されています。

しかし、2018年の国民健康・栄養調査によると、1日のビタミンC摂取量中央値は、20代女性が57㎎、30代女性が64㎎と推奨量に対して少なく、妊娠中であっても80㎎しか摂取できていませんでした。。。

摂り過ぎても問題ない?

ビタミンCの過剰摂取は大丈夫なの?と疑問に思う方も多いと思います。安心してください!食事からビタミンを摂る分には、健康を害するリスクはありません。

なぜならビタミンCは水溶性の栄養素であり、過剰に取り込んだ分は尿として排出されるからです。

しかし、サプリメントの過剰摂取は、ビタミンCの場合「吐き気、下痢、腹痛」、ビタミンEの場合『骨粗しょう症や血液が止まりにくくなる』などの症状が起こる可能性があるので、必要摂取量を守る様に気を付けましょう。