末梢性顔面神経麻痺(ベル麻痺・ハント症候群)なら鍼灸治療がおすすめ!

2023年12月4日

末梢性顔面神経麻痺(ベル麻痺・ハント症候群)について

ある日突然、顔の半分、あるいは一部分が思うように動かせなくなる病気です。多くの原因はまだ不明です。

【症状】末梢性顔面神経麻痺(ベル麻痺・ハント症候群)

  • マヒ側の前額部の「シワ」がなくなり、「シワ」を作ることが出来なくなります。
  • 目が閉じられない(不十分)、閉じようとすると眼球が上方に回転するベル現象をあらわします。
  • 口笛が上手く吹けない。うがいができない。
  • 鏡でみると、顔の左右の高さが違って、口元が歪んでいる
  • うまく食事が出来ない、口からこぼれ落ちる
  • 眼が乾燥したり、ゴロゴロ痛みが出る
  • 口角は垂れ下がる。
  • 味覚がおかしく、ツバが出にくい
  • 涙が出にくい
  • 耳の聞こえ方がいつもと違い、音の響きなどがおかしい、耳が痛い
  • 平衡感覚の異常を呈することもある。(ラムゼイ・ハント症候群の場合)

 

【予後】顔面神経麻痺(ベル麻痺・ハント症候群)

診断や治療が遅れた場合や、重度になると後遺症が残ります。なるべく早く正しく施術をし、後遺症の予防をする為にリハビリが必要です。

症状が軽い場合でも、顔のことなので社会的に消極的になりがちで、精神的にもダメージの大きい病気です。

後遺症を残すかどうかの予後診断が難しいことから、治療が遅れたり誤った施術によって症状を長引かせ、かえって悪化させてしまう場合もあります。

 

【主な分類】顔面神経麻痺(ベル麻痺・ハント症候群)

ベル麻痺

主には、単純性ヘルペスウイルスにより発症と言われています。

何らかにより神経細胞内でヘルペスウイルスが増殖し、突然に顔面のマヒが生じます。

考えられるのは、疲労や冷たい風、ストレス、妊娠などが知られていいますが、原因がはっきりしないことも多く、特発性マヒとも呼ばれます。

ベル麻痺は、末梢性の顔面神経マヒの中の最も多いケースです。

顔面マヒ全体の70%ほどを占め、そのうちの8割程度は1年以内にほとんど後遺症を残さずに治りますが、残りの1割に後遺症が残ります

ラムゼイ・ハント症候群

水痘帯状疱疹(すいとうたいじょうほうしん)は、水ぼうそうが治った後も体内のいろいろな神経節の中に潜んでいます

まだ原因ははっきりとわかっていませんが、疲労、精神的ストレス、日光照射、発熱などの刺激や、糖尿病の悪化、などをきっかけに再活性化にともない顔面神経が傷害されて発症すると言われています。

ハント症候群は、ベルマヒとともに末梢性顔面神経マヒの2大原因の一つで、全体の10%ほどを占めます。

主な症状は、耳の周辺の発赤と水ぶくれ、のどの痛み、耳鳴りなどで、ベルと区別がつきやすいものですが、どちらか区別のつかないこともあります。

外傷性顔面神経麻痺について

外傷性の顔面神経麻痺は、原因が交通事故が最も多く、脳腫瘍の手術、転落事故やスポーツ外傷などとなります。

中枢性顔面神経麻痺について

中枢性の顔面神経麻痺は、脳腫瘍、脳梗塞等の合併症に多く見られます。

末梢性顔面マヒとの識別は、中枢性顔面神経マヒの場合は、マヒしている側の額のしわを作ることができます

 

【鍼灸治療】顔面神経麻痺

外傷性顔面神経麻痺に対しての【鍼灸治療】

外傷性に対しては、まず病院で対症療法を行い、病気を引き起すものを取り除きます。

遅発性の外傷性の場合は鍼灸治療の適応症となりますし、病院で保存療法と言われた場合は鍼灸治療もお勧めで、鍼灸でより良い効果を上げられます。

中枢性顔面神経麻痺に対しての【鍼灸治療】

中枢性からの場合は、脳梗塞、脳内出血など重篤な疾患が考えられますので、CTやMRIの検査を行い、速やかに専門医へ受診し治療が必要となります。

症状が落ち着いてきて、退院してからリハビリをしながら鍼灸施術をスタートしていくのがベストと思われます。他の後遺症も対応できます。

 

【鍼灸治療】顔面神経麻痺(ベル麻痺・ハント症候群)

この病気は、鍼灸が非常に得意な疾患ですので、ぜひ皆さんに有効性を知っておいて欲しいと思います。

一人一人の症状と体質に合わせて、患者様の自然治癒力を引き出し、症状をより早く回復させベストな施術をしていきます。症状の改善、後遺症の予防などにぜひご活用下さい。

病院との併用で早期回復を

早期に対処すれば後遺症を残しにくく、症状を軽度に抑えられる可能性が高くなります。

鍼灸は、病院での治療(西洋医学)と組み合わせることで相乗効果もあります。

症状や発症時期などにもよりますが、病院で処方されたステロイド剤、ビタミン剤などの服用を続けながら、並行して施術を行っていくことが出来ます

免疫力や体力を高めることで、自然治癒力が高まり、早期の回復につながります。自然に治るケースもあります。

出来るだけ早期に

しかし、麻痺の程度や治療法、治療開始時期などによっては、予後に大きく影響してきます。

早期治療が大切な病気ですので、発症して1週間前後から鍼灸の施術を始めてください

「鍼灸で治療しよう」と選択する頃には、遅くなっているケースがありますので、できるだけ早期に来院をして頂きたいと思います。

早くに来院していただけるほど、効果が早いので出来るだけ早期の施術をおすすめいたします。

この病気に対しては様々な施術の方法がありますので、まず経験豊富な鍼灸院を慎重に選んでほしいと思います。

症状が顔だけであっても、東洋医学は全身の状態を把握し、根本の改善を行っていきます。

発症後、低周波を使っての電気鍼など強い刺激は避けるべきです。後遺症が出現しやすくなる場合があります。

 

 

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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。 その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
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