逆子は お灸で治せ!(至陰と三陰交のツボ)
2024年06月18日
目次
逆子は お灸で治せ!
逆子とは?
医学的には「骨盤位」と呼ばれており、子宮の中で赤ちゃんの頭が上で、おしりや足が下になっている状態です。
自然に治ることも多いですが、出産まで治らなければ、分娩時に赤ちゃんのリスクも考え、帝王切開になるケースが多くなります。
実際には、約5%の妊婦さんが、逆子のまま出産を迎えています。
お灸で治せ!
うまく妊娠し、幸せなマタニティーライフを経て、いよいよお腹も大きくなってきた!
そんな時に検診で、逆子と診断…。どう対処していいのか…、そんな時にこそ、お灸をしましょう!
病院では、元に戻すための「体操」を教えてくれます。また、医師や助産師さんが、お腹を触り、赤ちゃんの向きを変える「外回転術」などがあります。
実は、東洋医学にも、伝統的な治し方があります。「お灸」で回転させるのです。それで、治るなんて信じられないかもしれませんが、これがよく効きます。
古くから行われてきている伝統的な優れた方法で、逆子治療のために「はり灸院」を訪れる妊婦さんは非常に多いです。
お灸による逆子の施術(至陰と三陰交のツボ)
原因は、はっきりしていませんが、東洋医学では、「冷え」が原因の1つと考えられます。「お灸」は、お腹の中を温かくする目的で行われます。
ツボを温めると、血行が良くなり、下肢・体全体が温まり、赤ちゃんの回転を促していきます。
お灸をする基本的なツボは、2つご紹介致します。
【至陰】逆子のツボ
足の小指の爪のすぐ横(外側)にあります。体の冷えを取り除き、血行を良くして、回転を促していきます。
頭寒足熱という言葉のとおり、足を温める事は健康面から見ても非常によい方法だと思われます。
【三陰交】逆子のツボ
くるぶしの内側から指を四本分、上の位置で、すねの骨の際にあります。女性の体のトラブルには、このツボが非常に有名です。
いつから始めるの?逆子のお灸
妊娠28週より、「お灸」を始めると理想的です。
妊娠34週を過ぎると、治る確率がぐっと下がるので、ぜひ早めにはり灸を始めて下さい。
開始時期が早いほど改善の確率が高くなります。効果には個人差があります。
お灸をしてすぐに治る方も多く、施術開始から1週間程度(5~8回)で治る方が多いようです。
逆子のお灸だけでなく、生活の改善も大切!
生活習慣(冷え、食事、ストレス)に、大きな原因が隠れている場合もありますから、まずは信頼できるプロのはり灸師に身体を診てもらいましょう。
そして、お灸だけではなく、日々の生活の改善も心がけていきましょう。
豊中市 箕面市 池田市 で逆子のお灸で お困りなら 当院にお任せを!
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。