PMS
2015年11月25日
PMSとは
いつから起きるの?
生理前3日~10日くらいに起こる不快感で、お悩みの女性は非常に多いです。
月経が始まると、不快感は消失してしまうのが特徴です。
月経のある女性の2~5割に見られる、割とポピュラーな病気です。
精神的・身体的症状をチェックしてみましょう
このような症状が毎月あれば、チェックしてみて下さい。
- イライラする
- 怒りっぽい
- 不安になる
- 落ち込みやすい
- 抑うつ
- 興奮しやすい
- 腹部膨満感
- 腰痛
- 頭がズキズキと痛む
- むくみ
- 胃がムカムカする(吐き気)
- ニキビや肌荒れが出る
- 微熱が続く
- からだがだるい
- 胸が痛い、胸が張る
- 眠気 などです。
PMSは、2人に1人が持っている
PMSは、生理のある女性なら誰でも起こり、症状のある人は2人に1人と非常に多いです。
個人差も大きく、西洋医学では原因が解明されていない為、現在のところ治療も決め手がない病気と言われています。
食事や生活習慣(ストレス)の改善が大切
週に2回ほどの有酸素運動や、質の良い睡眠を心がけることが大切です。
また、ストレスを溜めないように発散方法を持っておくと良いでしょう。
入浴はぬるま湯で、ゆっくり入り、体の芯から温めて下さい。
おすすめ食事法
バランス良く、何でも食べて下さい。
ただし、脂っこいもの・辛いもの・甘いものは、出来るだけ避けた方が良いでしょう。
飲みすぎにもご注意を。
ビタミンB群を積極的に摂りましょう
レバー・魚・納豆など
炭水化物を積極的にとる
玄米・ハト麦・全粒粉のパン・ライ麦パン・パスタが、おススメ
砂糖、人工甘味料などは控える
自律神経の乱れも関係しています。
乳製品・大豆製品・魚類・ナッツ類
おススメですので、ぜひ普段の食事に取り入れてみて下さい。
原因
原因は、はっきりわかっていません。
女性ホルモンの変動(生理周期)が大きく関わっていると、考えられています。
排卵後から、次の月経までの期間(黄体期)に、プロゲステロンの分泌量が増えることで、
体温が高くなり、水分を体に溜め込みやすく、便秘も引き起こしやすくなります。
そして、妊娠初期と似た症状があらわれ、体調を崩しやすくなります。
これがPMSの原因とされています。
病院では薬(ピル)の処方で緩和を
ピルを飲むと、飲まない状態よりも女性ホルモンの量の「変動」が少なくなります。
ピルは、血中のホルモン量を安定させますので、女性ホルモンの急激な変化によって起きるPMSなどが緩和されます。
精神的にも肉体的にも安定した状態になり、イライラなどの緩和も期待できます。
PMSを東洋医学で改善しよう
個人の体質によって根本原因がそれぞれ異なる
①最も多いのが「肝血虚」のタイプ。
イライラや怒り、肩こり・頭痛・胸が張るなどが強く現れます。
②下腹部の痛みや頭痛などの固定制の痛みが強い人、月経時に血の塊が出やすい人など。
血の流れが悪くなって、塊を形成しやすい「瘀血(おけつ)」タイプです。
③むくみや体重増加、身体が重だるいなど、水の停滞により悪化する「脾虚」タイプ。
④身体全体の気・血が不足し、疲労感・倦怠感・不眠などが出る「腎虚」タイプ。
などがあります。
はり灸が得意とする疾患の一つです。
PMSは、適切な治療をすれば、不調を改善することが出来ます。
じっくり体質を改めていくことが、緩和の近道です。
はり灸をすることにより、冷え、自律神経、内分泌系も調整され、体質が改善されてきます。
原因となるホルモンバランスや自律神経のバランスが回復し、症状が緩和されてくるでしょう。
憂鬱に感じながらも、そのまま生理になり、PMSのことを当たり前と思っている人も多いのではないですか?
毎月のことなので、少しでも軽減されると嬉しいですよね。1人で悩まずに当院にご相談ください!
自然治癒力を高めます
私たちには、ケガや病気になっても、自分で治してしまう「自然治癒力」があります。
転んで作った擦り傷なども、徐々に傷がふさがり、カサブタになって、しばらくすると勝手に治ってしまいます。
風邪も、温かくしていれば、そのうち治ります。
しかし、様々な慢性になり、長引いて苦しんでいる人たちもいます。
そんな方たちは、一体何が違うのでしょうか?
実は、「自然治癒力」。つまり、治る力が弱まっているのです。
そのようなケースには、東洋医学(はり灸)がオススメです。
回復力がアップしますから、自分で治すチカラが強くなります。
ケガや病気だけでなく、PMSや妊活で悩んでいる人たちにも、効果が期待できます。
はり灸は、体質を改善して、自然治癒力を増強してくれます。
つまり、婦人科系も元気になり、授かる力も強くなるのです!
豊中市 PMS 34歳
生理不順があり、周期が安定しない。ピルを4年ほど服用している。
生理1週間ほど前からイライラ、胃がムカムカ、胸が張る、肩こり、頭痛などの症状が出る。いつも鎮痛剤を服用。
眠りが浅く、夜中に途中覚醒してしまう。仕事も体調の影響でつらく、1週間休んだ。
その間に、体調を整えたいと、当院に連絡があった。
寝つきの悪さと、眠りの浅さを感じており、何とかしたい。
最初は週に2回通院で、施術2か月後、生理前の不快な症状(PMS)が減少してきた。
はり灸で、このような効果が出てくるとは、予想もしなかったと喜んで頂いた。
豊中市、池田市で PMSなら 当院にお任せを!
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