痔(いぼ痔、切れ痔)に効く【ツボ】→長強&孔最
2024年04月2日

目次
痔(いぼ痔、切れ痔)について
痔とは、排便時に肛門から出血したり痛みを伴う状態を言います。痔には、大きく分けて、3つの種類があります。
痔核(いぼ痔)
痔核とは、いわゆるいぼ痔です。
直腸の方にできる内痔核と、痔核が進行すると、それが肛門の外に出てしまうという外痔核があります。
外痔核には、排便時に便器に滴るような出血を伴うことがあります。
裂肛(切れ痔)
裂肛とは、いわゆる切れ痔です。
便秘のため、いきむ時間が長いと、肛門部に負荷がかかります。
(便が腸内に滞ってしまう状態が長く続くことで、便の水分が奪われ硬い便となり、出にくい状態で肛門を通過します。)
通過の際に、肛門の粘膜が傷つけられて、出血を引き起こします。
切れた部分は、排便の度に、また切れやすく、痛みを伴うため、排便そのものを我慢してしまい、さらに便が硬くなってしまうという悪循環になります。
さらに進行すると、傷口部分が潰瘍化してしまいます。
痔ろう(あな痔)
痔ろうとは、いわゆるあな痔です。
肛門部を便が通過する時、特に下痢においては肛門腺から大腸菌などで細菌感染して化膿する場合があり、化膿が進行するとトンネルが形成され、それが肛門の周囲や直腸に開口し、化膿して膿が出てきます。
膿み・腫れ・痛み・発熱を繰り返し、化膿の範囲が広がると、人工肛門が必要になるおそれが…。出来るだけ早めに治療することが大切です!
痔(いぼ痔、切れ痔)への日常生活
基本的には、痔の原因となる生活習慣を改善すること!それが、どの段階であっても、とても大切なことです。
- 便秘を治す
- トイレで、強くいきまない
- 毎日お風呂で、清潔にする
- 長時間の座りっぱなし、立ちっぱなしは止める
- 腰を冷やさないようにする
- 食物繊維や水分をしっかり摂る
- ストレスを溜め込まないようにする
- おしり洗浄器付きのトイレを利用する
- 肛門に負担のかからないようにしならがら腹筋力高める
もちろん治ってからも、再発を防ぐために、生活習慣に気をつけて過ごしましょう。
痔(いぼ痔、切れ痔)に効く東洋医学【ツボ】→ 長強&孔最
痔に効く東洋医学(ツボ)
痔(いぼ痔、切れ痔)に効くツボへのお灸がとてもおすすめです。手術する前にぜひお試しください。
症状が軽い場合は、ツボで対処することで、手術しなくても大丈夫な場合が結構多いです。痔核(いぼ痔)と裂肛(切れ痔)には、特にツボへのお灸が効果的です。
肛門周辺の静脈は、細く網の目状に細かく張り巡らされているので血流が滞りやすく、『毛細血管に血流障害』が出来ると痔になりやすいので、血流障害を改善することが大切なのです。
また、便秘が引き金になることも多く、食事内容やストレスも大きく関係しています。鍼灸(ツボ)では、痔の周りの局所の血液循環を改善できますし、便秘の併用治療もできます。
長強(ちょうきょう)
長強のツボは、お尻にあるツボで、お尻の割れ目の先端から、肛門へ向かい尾骨(びこつ)と肛門の間にツボを取ります。
長強のツボは、尾てい骨の内側の位置にあり、痔の痛みを解決してくれるツボです。
手でマッサージしてもらっても良いのですが、もし鍼灸院に行くことがあれば、このツボにお灸をしてもらって下さい。
孔最(こうさい)
孔最のツボは、腕内側の親指側ライン上で、手首と肘のしわを結んだ線上で、肘から約1/3の点のところにあります。
肛門付近の血行を促進させるので、痔の症状を軽減してくれる効果的なツボです。
反対側の手の親指で、強めにグリグリマッサージしてもらうと良いです。もちろんお灸も大変効果的です。
豊中市で痔(いぼ痔、切れ痔) に効くツボなら当院にお任せを!
【まとめ】痔(いぼ痔、切れ痔)に効く【ツボ】→長強&孔最
痔核(いぼ痔)
痔核とは、いわゆるいぼ痔です。外痔核には、排便時に便器に滴るような出血を伴うことがあります。
裂肛(切れ痔)
裂肛とは、いわゆる切れ痔です。便の通過の際に、肛門の粘膜が傷つけられて、出血を引き起こします。
痔ろう(あな痔)
痔ろうとは、いわゆるあな痔です。出来るだけ早めに治療することが大切です!
痔(いぼ痔、切れ痔)に効く東洋医学【ツボ】→ 長強&孔最
痔(いぼ痔、切れ痔)には、ツボへのお灸がとてもおすすめです。手術する前にぜひお試しください。
症状が軽い場合はツボで対処することで、手術しなくても大丈夫な場合が結構多いです。痔核(いぼ痔)と裂肛(切れ痔)には、特にツボへのお灸が効果的です。
- 長強(ちょうきょう)
- 孔最(こうさい)
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。