帯状疱疹(ヘルペス)になったら、すぐに当院へ!
2015年12月2日

帯状疱疹とは
体のラインに沿って、ベルト状に(左右どちらかの片側)赤いボツボツが現れ、痛みを伴います。
症状
まず、体のどちらか片方に、チクチクするような痛みが起こります。
この時はまだ発疹は現れていません。
2~3日すると、痛かった部分に帯状に赤いブツブツ(発疹)、水ぶくれが出来ます。
この時点になると、はっきり帯状疱疹という診断がつきます。
皮膚症状も痛みも、2~3週間経つとかさぶたになって治ります。
たまに『帯状疱疹後神経痛』といって、皮膚症状が無くなった後でも痛みが残る場合があるので要注意です。
ヘルペスウイルスには、種類があります!
ヘルペスウイルスの種類と、それが引き起こす代表的な病気には、次のようなものがあります。
- 単純ヘルペスⅠ型 → 口唇ヘルペス(口の周りに、痒みを伴う赤い発疹が出来る)
- 単純ヘルペスⅡ型 → 性器ヘルペス(性器の周りに、痒みを伴う赤い発疹が出来る)
- Varicella-Zosterウイルス → 水ぼうそう、帯状疱疹
ヘルペスウイルスは、人間の体の中の『神経節』という所が大好きなので、一旦かかるとそこに潜伏します。
そして、普段は顔を出さないのですが、風邪を引いたり、疲れが溜まったりして、抵抗力が落ちると、出てきて暴れ出します。
よく『風邪を引くと、口の周りにボツボツが出来る』のは、そのような理由なのです。
帯状疱疹は、小さい頃にかかった「水ぼうそうのウイルス」が、長い期間潜んでいて、免疫力が落ちたところで症状が出てしまう病気なのです。
お薬
皮膚科を受診して、早めに帯状疱疹のお薬を飲みましょう。
内服、外用薬がありますが、帯状疱疹の症状がひどければ、入院して点滴することもあります。
(ただし、これは症状を抑えるだけで、体の中のヘルペスウイルスを無くすことは出来ません。)
神経痛の痛みが残った場合には、麻酔科などで神経ブロックなどを行うこともあります。
『体を休める』ことが大切
ヘルペスウイルスは、体の中にずっと潜んでいたものです。
帯状疱疹が出てしまうということは、「疲れている証拠」です!
体力と免疫力が低下している状態ですので、ゆっくり休んでください。
体力と免疫力が低下する原因
- 加齢
- 過労
- 大きなストレス
- 栄養不足
などが考えられます。
普段から運動をして体力作りをしたり、過度な労働を避けたり、しっかり睡眠を取るなどして、体のメンテナンスを行いましょう。
また、栄養バランスを考えて、3食しっかり食べることも効果的です。
帯状疱疹は、大人の10~20%が罹るとも言われています。
発症してしまったら早めに治療!そしてゆっくり休んで下さい。
豊中市で 帯状疱疹(ヘルペス) なら当院にお任せを!
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