妊活と砂糖
2023年10月25日

目次
白砂糖は要注意
妊活中は、注意しなければいけない食品がたくさんあります!
- 生もの
- カフェイン
- アルコールなど、
そして甘い物も要注意です!
特に白砂糖は、体内の様々な機能を低下させることがありますので、妊活中には要注意です。
妊活に良くない砂糖
砂糖には、白砂糖と茶色っぽい砂糖の二種類があり、どちらも原料はサトウキビやテンサイなどの植物のしぼり汁です。
- 白砂糖(上白糖やグラニュー糖など)は、精製によりビタミンやミネラルを含む不純物を取り除いて白くしています。
- 黒砂糖(てんさい糖、きび砂糖などの茶色っぽい砂糖)は、精製していないため自然のままの色をしています。
妊活に影響を及ぼすのは、精製した白い砂糖のほうです。
なぜ良くないの?
白砂糖は、精製されていて甘味がハッキリとしていますが、不純物を取り除く工程で、栄養素(ビタミンBやカルシウム)がほぼ失われてしまいます。
その栄養素が不足していると、下記のような症状が出てきます↓
- 血液を作るのに必要なビタミンBが不足してしまうと、血液不足になり、子宮や卵巣に十分な血液が送られず、妊娠しにくくなってしまいます。
- カルシウムは不足してしまうと、それを補うために分泌される副甲状腺ホルモンの働きで、基礎体温が不安定になります。また、カルシウム不足はイライラを引き起こします。
- そして、白砂糖は絶縁体で熱を通さない性質であるため、子宮や身体を冷やしてしまい、冷え性や低体温の症状を悪化させてしまう可能性があります。
このようなことから、白砂糖は妊活中には避けた方が良いのです。
三温糖も要注意!
てんさい糖やきび砂糖と同じく、三温糖も茶色っぽい砂糖です。
しかし、三温糖は色付けのため、発がん性物質であるカラメル色素が使われていることもあり、白砂糖以上に注意が必要です。
代用してみよう
料理には、できるだけ白砂糖以外(精製されていない砂糖)を使いましょう。
てんさい糖
身体を温める作用があり、てんさい糖に多く含まれるオリゴ糖は、ビフィズス菌を活性化させる作用があり、お腹に優しい砂糖と言われています。
きび砂糖
てんさい糖よりもカリウム・カルシウム・リンなどのミネラル分を多く含んでおり、煮物などに用いると素材のクセを和らげてくれます。
黒糖
サトウキビのしぼり汁をそのままに詰めて砂糖にしたもので、まったく精製されていません。
ミネラルが大変豊富で栄養価が非常に高く、精製されていない砂糖の中でも群を抜いています。強いコクと風味があるのが特徴です。
その他
また、蜂蜜やメープルシロップのような自然の甘味もおすすめです。これらは料理にコクや風味を出してくれるというメリットもあります。
砂糖との付き合い方
砂糖はお料理やお菓子、飲み物などには欠かせない調味料です。全く取らないというのは不可能ですので、上手に付き合っていきましょう。
まずは意識をする事がとても大切です。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
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