妊活に【ビタミンC】は強い味方! 効果 & 摂取量について
2024年04月6日

目次
【妊活】ビタミンCの効果
妊活にビタミンCが大活躍!
ビタミンCには、
- 卵子や精子の質を改善
- 妊娠率を高める効果
不妊治療や体外受精においても、重要な栄養素として知られています。
ビタミンC「妊活効果」
- 卵子や精子の酸化を防ぐ
- 妊娠初期の細胞分裂をサポートして、胚の発育を促す
- 受精卵の質を改善し、着床率が高くなる可能性がある
- ストレスから守る
- 精子の運動性を向上させ、受精率や妊娠率アップ効果
ビタミンC【卵子の老化防止】効果
ビタミンCは「抗酸化作用」が強い
ビタミンCと言えば、風邪予防!のイメージですが、実は妊活にも大事な栄養素です。その理由は、ビタミンCは抗酸化作用が強いからです。
- 抗酸化…酸化を防ぐこと。
- 酸化…錆びるという意味で、老化や病気のもとになります。
つまり、抗酸化作用は「卵子の老化」を防いでくれます。
また、ビタミンCが不足すると、倦怠感、疲労感、気力低下等の症状が出てきます。
今の季節に美味しいみかんは、1日2~3個食べるだけで、1日に必要なビタミンCの摂取量を摂ることができます。
ビタミンC「豊富な食材」
- 果物…アセロラ、ゆず、キウイフルーツ
- 野菜…赤ピーマン、黄ピーマン、ブロッコリー
等が、ビタミンCの豊富な食材になります。
ビタミンC【摂取量】
1日の「摂取量の目安」
では、ビタミンCは1日にどのくらい摂取すれば良いのでしょう?
18歳~49歳の女性に推奨されているビタミンC摂取量は、1日100㎎です。妊娠中は110㎎、授乳中は145㎎の摂取が推奨されています。
しかし、2018年の国民健康・栄養調査によると、1日のビタミンC摂取量中央値は、20代女性が57㎎、30代女性が64㎎と推奨量に対して少なく、妊娠中であっても80㎎しか摂取できていませんでした。。。
妊活のために「ビタミンC」をこまめに摂取しよう
ビタミンCは、体の中にたくさん溜めておくことはできません。ですので、こまめに摂ることが必要です。野菜スープにすると、水に溶けやすいビタミンCが溶け込んだ汁ごと、摂取出来るのでおすすめです。
また、ビタミンCは野菜に含まれる非ヘム鉄の吸収を良くします。サラダに柑橘系の果汁をかけると、両方の栄養が摂れるのでぜひお試しください。
摂り過ぎても問題ない?
ビタミンCの摂り過ぎは大丈夫なの?と疑問に思う方も多いと思います。安心してください!食事からビタミンを摂る分には、健康を害するリスクはありません。
なぜならビタミンCは水溶性の栄養素であり、過剰に取り込んだ分(摂り過ぎた分)は尿として排出されるからです。
しかし、サプリメントの過剰摂取(摂り過ぎ)は、ビタミンCの場合「吐き気、下痢、腹痛」、ビタミンEの場合『骨粗しょう症や血液が止まりにくくなる』などの症状が起こる可能性があるので、必要摂取量を守る様に気を付けましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。