夏だからできる【妊娠する前】にやるべきこと

2022年08月30日

夏の妊活

夏は冷えやすい

夏は気温も高く、バテになってしまう人も多いのではないでしょうか。また、職場や電車内の冷房で冷えてしまい、困っている方もいらっしゃると思います。

妊活には【冷えは大敵】です。いくら暑くても、かいた汗をほっておくと体を冷やします!

それでは、冷えを改善できる食材について、東洋医学に基づいてお伝えしていきます。

>【冷え性】には夏の過ごし方が大切

白いものは冷やし、黒いものは温める

 

冷え対策の食事法を知っておくと、とても便利です。

白米・小麦・砂糖は陰性なので、体を冷やします。玄米や全粒粉のものを食べたり、白米には黒豆・あずき・黒米を入れて炊くなどの工夫をしましょう。

料理や飲み物に使用する砂糖も、精製された白砂糖ではなく黒糖や蜂蜜がおすすめです。

>妊活と砂糖

東洋医学では

体を温めるものを「陽性」体を冷やす食べ物を「陰性」どちらにも属さない食べ物を「中庸(ちゅうよう)」と表します。

※食材の陰陽分類には諸説があります。

見分け方

陽性の食材
  • 赤や黒など色が濃い物(肉や赤みの魚、根菜類や味噌等…)
  • 水分が少ないもの
  • 冬が旬の野菜
  • 寒い地域で穫れるもの
  • 土中にまっすぐ育つもの(ごぼう、レンコン、玉ねぎ、人参等…)
陰性の食材
  • 白や黄色など色が薄いもの(豆腐、バナナ、白米、小麦粉、砂糖等…)
  • 水分が多いもの
  • 夏が旬の野菜(火を通すことで陽性になる)
  • 暑い地域で穫れるもの
  • 土より上に育つもの

などがあげられます。※すべての食材ではありません。

バランス良く摂ろう

実際には陽性・陰性の中でも、いくつかに細かく分かれていますが、分かりやすく2つに分けてご紹介させて頂いています。

※栄養面を考えると、陰性の食材も摂る必要があります。

陰性の食材を食べるときには、陽性の食材と一緒に摂って、バランスの良い食事を心がけましょう。

>着床率を上げる食べ物・飲み物

妊娠前に、なぜデトックスが必要なの?

そして妊娠する前に、ぜひやっておいて欲しいことが【デトックス】です!

理由

  • 無事妊娠するため
  • 10ヶ月間、お腹で無事に過ごしてもらうため
  • 元気な赤ちゃんを産むため
  • 産後も安定したメンタルでいるため

妊娠する前にデトックスは必須です。

妊娠する前が大切

お母さんの身体にいらないものが溜まっていると、妊娠中のあらゆるトラブルの原因になるケースがあります。

それだけでなく、お腹の赤ちゃんの成長や生まれてからの病気(アトピーや喘息など)にも大きく関わってきます。

毒を摂らないこと
  • 添加物
  • 酸化しやすい油
  • 小麦粉
  • 環境ホルモン
  • 電磁波
  • 重金属などなど、

妊娠する半年くらい前から、これらを摂らない意識をして準備を始めましょう。

夏のデトックスの方法

 

デトックスにもいろんな方法がありますが、無理にすると生活に支障が出ます。体に必要なものまで排出されてしまったり、リスクもあります。

自然に汗をかいて、自然な形でデトックスできる夏は、実は大大大チャンスなのです!

ミネラル補充も大事

身体は都合よく不要なものだけを出してくれるわけではなく、必要のミネラルまで出て行ってしまいます!

なので、汗をかいた後は、天然塩や黒糖などで、自然な形でミネラルを補いましょう。

あなたの食べたもので、妊娠・出産が苦しい期間となるか、幸せな期間となるかが決まります!

毒をいかに体内に入れないか。。夏を利用した自然なデトックスで、体をキレイに元気にしてみませんか?

目を休めると妊娠力が高まる

2022年08月26日

目を休めて妊娠力アップ

夜のスマホはNG

目の奥にある脳の【視床下部・下垂体】は、女性ホルモンに欠かせないとても大事な部分です。目から入る光に対応して、【視床下部・下垂体】が働いて、ホルモンバランスを整えてくれます。

目を使い過ぎたり、夜にスマホやパソコンなどのブルーライトを見ていると、脳が休まずホルモンバランスが乱れてきます

妊娠中や出産、産後も、【視床下部・下垂体】からのホルモンは、陣痛促進や母乳の分泌に働くので非常に大事です!!

昔から産前産後は、目を使わないようにと言われてきました。目と女性ホルモンは、関係深いものです。

自分で出来ること

目を休めるための【5つのポイント】

  1. 夜更かしをしない
  2. 寝る前は、スマホを触らない
  3. スマホやPCの明るさを調節(ナイトシフト、ブルーライトカット)
  4. 目の体操
  5. 目を温める

目の体操

まぶたを閉じて、眼球だけを上下左右、斜め上下左右、大きく動かしていきます。

時計回り、反時計回りと、ゆっくり動かしてみると、目の血流も良くなります。

メラトニンがポイント

夜のスマホでメラトニンが減る

目をうまく休ませるには、質の良い睡眠が重要です!質の良い睡眠を取るためには、メラトニンがカギになってきます。

夜に強い光を浴びたり、朝の光を充分に浴びないと、体内時計が乱れてメラトニンの分泌が減ってしまいます。

※メラトニン…身体を眠りに適した状態にして心地よい眠気をもたらし、入眠をスムーズにし深い眠りへと誘ってくれるホルモンです。

メラトニンのリズム

メラトニンには、1日の中で分泌リズムがあります。朝、光を浴びると分泌が止まり、暗闇で分泌が促進されます。

朝日を浴びてから約14時間~16時間後に徐々に分泌が高まり、深部体温を低下させるとともに眠気を誘導します。

いわゆる、「体内時計」を作っているのがメラトニンです。メラトニンの分泌のピークは、午前2時。その時間に熟睡をしている状態が理想です。

眠りが浅い、寝付きが悪いなどの睡眠トラブルがある方は、体内時計が乱れ、メラトニンの分泌が低下している可能性があります。

メラトニンを分泌させる習慣

朝の習慣
  1. 起きたら早めに朝日を浴びて、メラトニンの分泌リズムのスイッチをオンにする
  2. 朝食を食べることで、基礎代謝をアップして、体を活動モードに
  3. 同じ時間に起床し、メラトニン分泌サイクルを一定に。
夜の習慣 
  1.  夜は、強い光を浴びず、メラトニンの分泌を促進!
  2. 寝る前にお風呂や足湯で体を温める!一度体が温まった後、深部体温が低下すると眠気が誘導されやすくなります。その温度差が大きいほど、疲労回復や質の高い睡眠につながると言われています。温泉に入った翌日は、体がすっきりしていませんか?
  3. カフェインの摂取は、午前まで!睡眠の質を下げないよう、午後は控えましょう。
  4. ベットで本は読まない。脳が活動モードになってしまいます。
  5. 夕食は、寝る3時間前までに。インスリンが分泌されると、眠りの質が低下することがわかっています。

>自律神経失調症と不眠

東洋医学

夜に激しい活動をしたり、夜更かしをしたりしていると、体を潤す力が低下し、卵子が育ちにくくなると言われています。

  • お布団に入ると、手足だけ火照って、外に出したくなる
  • 寝汗をよくかく
  • うんちがうさぎのフンのようにコロコロしている…

これらの症状に心あたりがある方は、体を潤す力が低下し、卵子の質や成長に影響が出ている可能が大!!

メラトニン同様、質の良い睡眠を作る生活を意識して頂くことで、体質を改善することは可能です。ぜひ今日から意識してみてください。