伊丹市から無月経で来院

2023年07月8日

伊丹市 無月経 自営業 36歳 I.H様

3~4ヵ月ほど、生理が無い状態が続いている。(半年ほどない時期もある)

無い状態が続くので、かえって楽だという思いもあったが、年を重ね、結婚や子供の事を考えると、このままではいけないと思い、ネットで探して来院。

体質を変えて、身体の中から元気にしたい。基礎体温はガタガタで、しっかりとした高温期がない。

自営で仕事をされている為、ストレスや不安が大きい。生活時間が不規則で、睡眠も不規則。

冷え性。やせ型。下痢気味。生理が来るように、しっかり体力をつけ、高温が増えるように施術する。

施術5回目、疲れにくくなってきた。15回目、足の冷えが軽減し、下痢をする頻度が減ってきた。

20回目、基礎体温が二層に分かれて、排卵が起きるようになってきた。

施術半年が過ぎ、生理が無い期間が少なくなってきた

しかし、自分の力で、しっかり生理が起きるように、これからも体調管理として通院を続けてもらいたい。

無月経とは

無月経生理は、およそ28日~30日の周期で起こります。

実際は、脳の視床下部、下垂体、それに子宮と卵巣のすべてが協調し合って起こる現象です。

このバランスが崩れ、月経が来なくなる状態を「無月経」と言います。

※月経異常の70%~80%は「視床下部―下垂体―卵巣系」の機能不全と考えられます。

その次に多いのが、子宮筋腫、子宮内膜症が原因です。

主に3つに分類される

  1. 生理的(問題ないもの):初潮以前、閉経以後、妊娠、産褥、授乳期
  2. 原発性:18歳以後になっても、初潮が起こらない状態
  3. 続発性:生理がそれまであったにも関わらず、3か月以上停止している状態

多くは、精神的なストレス、過度のダイエット、体重減少、激しいスポーツなどによる視床下部機能障害が原因の続発性無月経です。

長期間ほったらかしにすると、治療困難、不妊症になる場合もあるので、早めに対処していきましょう。

原発性

ターナー症候群(主に小人症、性腺の未分化により思春期遅発が起こる)のように、性染色体に異常があって、卵巣はあっても卵子が作られず、無月経になる場合や、胎児の時に子宮や腟が正常に分化できていない、又は腟が閉鎖しているために経血が体外に排出されないことがあります。

続発性

以前には、うまく機能し合っていた「視床下部・下垂体・卵巣・子宮」のどれかに問題がある状態です。

視床下部

続発性無月経の原因の8割以上が、これによるものです。

視床下部は、卵巣の働きをコントロールし、卵胞ホルモンの分泌を調節しています。

また、原因のわからない特発性視床下部性無月経も少なくありません。

その他には、普段は調整されるプロラクチン(乳汁分泌)というホルモンが過剰に分泌される、高プロラクチン血症もあります。

高プロラクチン血症は、排卵障害や黄体機能不全による生理不順などに影響が出て、妊活の妨げとなります。

下垂体

下垂体では、卵巣を刺激するホルモンやプロラクチンなどを分泌しています。

そこにプロラクチンを作り出す腫瘍ができた場合、出産の時に大量に出血し、血液が届かず、機能しなくなってしまう場合もあります。

卵巣

下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンにより育ち、卵胞となりますが、ホルモンのバランスがくずれてしまい、正常に排卵ができなくなります。

それが何度も繰り返されると、数珠のようにたくさんの嚢胞がつくられます。

これを、多嚢胞性卵巣(たのうほうせいらんそう)症候群と言います。

子宮

妊娠中絶や帝王切開後の子宮内腔の癒着などで、生理が来なくなるケースもあります。

その他

甲状腺や副腎の機能障害、糖尿病、腎不全など。

長期間に渡って服用している薬が起因しているものもあるで注意してみてください。

はり灸では

無月経は、東洋医学でいう五臓六腑の「腎、脾・胃、肝」の不調が起因すると考えます。

腎は生殖機能、成長を司っています。「先天の精気の元」と言われており、腎が弱くなると、気が不足してしまい、婦人科系をうまく養えない状況になります。

脾・胃

食物を取り入れ、後天的に気血を補う働きがあります。

胃腸の弱りにより、気血が生成されないと、卵子が滋養されず、内膜が十分に作れなくなります。

血を貯蔵しています。

気血の流れを促進しているのですが、ストレスから気の停滞により、婦人科周辺の気血の流れが停滞してしまいます。

冷えがあるケース

冷え性

また、この病気のほとんどの人に、冷えがみられます。

子宮が冷やされると、上手く機能できない状態になります。はり灸をしていくうちに、本来の温かい体を取り戻せます。

はり灸は、一部分だけではなく、全身の状態を診ていきます。

生活習慣(適度な運動、食生活、睡眠など)も大切なので、必要に応じてアドバイスさせて頂きます。

当院の施術を受けていくうちに、肩凝り、腰痛、冷えなど、その他の症状も良くなっていきますので、まずはご相談ください。

伊丹市からも多数お越し頂いております!

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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。 その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
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