アトピーを治すコツ&食事法
2015年11月21日
目次
アトピーを治すコツ
アトピーは、皮膚炎というだけあり、皮膚の炎症によってかゆみが出ます。
炎症自体は、抗原を外に「排出させる」目的での反応であり、無理に抑える必要はありません。(程度にもよる)
私たちの身体は、本当にうまくできています。
例え、不快なひどい自覚症状であっても、実際には体の状態を調整して「解毒する」ために起きています。アトピーも同様です。
症状を繰り返さないようにするには
まずは、体に生じている「偏りを正す」事が大切です。
子供のアレルギー症状は、副交感神経が過剰に働いてリンパ球が過多になり、免疫反応が過剰になることでかゆみや炎症が起こっていると考えられます。
大人になるにつれ、自然に交感神経と副交感神経のバランスが取れ、アレルギー症状も落ち着いてくるケースが多いです。
アトピーのようなアレルギー症状がきつい場合は、副交感神経の過剰な状態が続いていると考えられます。
対処法
- 甘い物をやめる(血糖値が上がると、副交感神経が優位になる為)
- 排気ガスも、副交感神経を優位にします。ご注意ください。
- 夜更かしをせず、規則正しい生活を送ることが大切です。(自然な自律神経のバランスを保つ為に)
※子供のころは、成長を促す為に「副交感神経が優位」になります。子供にアレルギー症状が多いのは、この為です。
食事法
小食を心掛ける
お腹が減っていないのに、毎食、満腹になるまで食べていませんか?
身体は、消化の為に無駄なエネルギーを使い過ぎると、疲れ切ってしまいます。
本来なら、皮膚の傷の「治癒の為に使うべきエネルギー」でさえも、消化に使ってしまいます。
お腹が減った時に、腹八分目の食事量がベストです。満腹になるまで食べなければいけない、という概念は捨てましょう。
季節の野菜をたっぷり食べる
旬の野菜には、その季節に合った働きがあり、「夏野菜は、体を冷やす」、「冬野菜は、温める」作用があるのです。
ですから、冬に「夏野菜」ばかり食べていては、身体を冷やしてしまいます。
旬の野菜を食べることは、美味しいだけでなく、体にも優しく、本来の形なのです。
季節を意識して、野菜を多く摂りましょう。
昔ながらの調味料を使う
出来るだけ、化学調味料の少ない食事を心がけましょう。
食事を変えることが難しいのなら、まず手始めに、調味料から変えてみてはいかがでしょうか?
ご存知ないかもしれませんが、実は、醤油やみりん、味噌にも、「添加物」が多く含まれています。
毎日使うものだからこそ、化学的なものが入ってない調味料を選びたいです。
昔ながらの作り方をしているものが、オススメです。購入する際、成分表示を見て、確認してみましょう。
自分の食事を見直してみよう!
このような事を心がけながら、自分の症状に合った食事を見つけてみましょう。
食事を意識すると、身体が大きく変化することがあります。また、今まで気づかなかった事に気づく事も多いでしょう。
「これを食べたらかゆくなる」「これを食べると胃が重くて眠たくなる」など…様々な事に気付くはずです。
体調が崩れる物は、避けるようにし、自分なりの「改善食」を見つけてみてください。
人それぞれ、食事法は異なります。
そして、何よりも「食事を楽しむ」気持ちを忘れないでください。また、アトピーには、はり灸がとてもおすすめです!
お悩みの方は、ぜひ当院にお気軽にご相談ください。豊中市でアトピーなら 当院にお任せを!
関連記事
この記事に関連するページ
- 関連ページはまだありません。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。