目を休めると妊娠力が高まる
2022年08月26日
目次
目を休めて妊娠力アップ
夜のスマホはNG
目の奥にある脳の【視床下部・下垂体】は、女性ホルモンに欠かせないとても大事な部分です。目から入る光に対応して、【視床下部・下垂体】が働いて、ホルモンバランスを整えてくれます。
目を使い過ぎたり、夜にスマホやパソコンなどのブルーライトを見ていると、脳が休まずホルモンバランスが乱れてきます。
妊娠中や出産、産後も、【視床下部・下垂体】からのホルモンは、陣痛促進や母乳の分泌に働くので非常に大事です!!
昔から産前産後は、目を使わないようにと言われてきました。目と女性ホルモンは、関係深いものです。
自分で出来ること
目を休めるための【5つのポイント】
- 夜更かしをしない
- 寝る前は、スマホを触らない
- スマホやPCの明るさを調節(ナイトシフト、ブルーライトカット)
- 目の体操
- 目を温める
目の体操
まぶたを閉じて、眼球だけを上下左右、斜め上下左右、大きく動かしていきます。
時計回り、反時計回りと、ゆっくり動かしてみると、目の血流も良くなります。
メラトニンがポイント
夜のスマホでメラトニンが減る
目をうまく休ませるには、質の良い睡眠が重要です!質の良い睡眠を取るためには、メラトニンがカギになってきます。
夜に強い光を浴びたり、朝の光を充分に浴びないと、体内時計が乱れてメラトニンの分泌が減ってしまいます。
※メラトニン…身体を眠りに適した状態にして心地よい眠気をもたらし、入眠をスムーズにし深い眠りへと誘ってくれるホルモンです。
メラトニンのリズム
メラトニンには、1日の中で分泌リズムがあります。朝、光を浴びると分泌が止まり、暗闇で分泌が促進されます。
朝日を浴びてから約14時間~16時間後に徐々に分泌が高まり、深部体温を低下させるとともに眠気を誘導します。
いわゆる、「体内時計」を作っているのがメラトニンです。メラトニンの分泌のピークは、午前2時。その時間に熟睡をしている状態が理想です。
眠りが浅い、寝付きが悪いなどの睡眠トラブルがある方は、体内時計が乱れ、メラトニンの分泌が低下している可能性があります。
メラトニンを分泌させる習慣
朝の習慣
- 起きたら早めに朝日を浴びて、メラトニンの分泌リズムのスイッチをオンにする
- 朝食を食べることで、基礎代謝をアップして、体を活動モードに
- 同じ時間に起床し、メラトニン分泌サイクルを一定に。
夜の習慣
- 夜は、強い光を浴びず、メラトニンの分泌を促進!
- 寝る前にお風呂や足湯で体を温める!一度体が温まった後、深部体温が低下すると眠気が誘導されやすくなります。その温度差が大きいほど、疲労回復や質の高い睡眠につながると言われています。温泉に入った翌日は、体がすっきりしていませんか?
- カフェインの摂取は、午前まで!睡眠の質を下げないよう、午後は控えましょう。
- ベットで本は読まない。脳が活動モードになってしまいます。
- 夕食は、寝る3時間前までに。インスリンが分泌されると、眠りの質が低下することがわかっています。
東洋医学
夜に激しい活動をしたり、夜更かしをしたりしていると、体を潤す力が低下し、卵子が育ちにくくなると言われています。
- お布団に入ると、手足だけ火照って、外に出したくなる
- 寝汗をよくかく
- うんちがうさぎのフンのようにコロコロしている…
これらの症状に心あたりがある方は、体を潤す力が低下し、卵子の質や成長に影響が出ている可能が大!!
メラトニン同様、質の良い睡眠を作る生活を意識して頂くことで、体質を改善することは可能です。ぜひ今日から意識してみてください。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。