妊活には首のコリを取ろう!
2016年02月17日
目次
首のコリを取ろう!
妊活をされてる方で、非常に多い症状が、首のコリです。
首にコリがある方は、妊娠しにくい場合が多数あります。
また、首のコリは、様々な不調にも、大きく関係してきます。
妊活中で首にコリがある方の場合
妊娠には、卵胞&黄体ホルモンなどが大切な働きをしています。これらはどこから出るのでしょうか?
頭の中には「中脳」という部分があって、その中に「視床下部」という場所があります。
最初の指令(ホルモンを分泌しましょう、ホルモンを減らしましょうなど)が視床下部へ向けて出て、それを受けて視床下部にある「下垂体前葉」という場所から、実際の必要な場所(卵巣や子宮)に「ホルモンを分泌しましょう」という命令が行きます。
そして、卵巣などがその指令を受けて、ホルモンを分泌し始めるのです。
脳からは、「分泌しましょう」という指令が出て、その指令を受けた卵巣がホルモンを分泌します。
卵胞&黄体ホルモンは、卵胞を育てるときや、排卵をさせるとき、黄体の機能(体温を上げたり)を高めるときや、子宮内膜をふかふかにさせる等に、非常に大切なホルモンです。
そして、ホルモンはどうやって目的地までいくのでしょうか。
それは血流です。ホルモンは血中に乗って目的地まで行くのです。
脳からの指令を卵巣まで伝えるには、首がこっている状態だと、血流が悪くなってしまい、きちんと指令を伝えられません。
ホルモンは首を通る
卵胞が大きくならない方や、排卵が出来ない方は、脳からの命令がうまく届かず、機能していないとも考えられます。
黄体期に体温が上がらない、妊娠が維持できない、内膜が厚くならないという事は、命令を受けても、その部分のホルモン分泌の働きが低下しているとも考えられます。
最初のホルモンは、脳から「首」を通って命令が出ているのです。
これらのホルモンの働きが低下している方は、首のコリが原因の一つになっている場合があります。
他にも、原因は沢山あるかと思いますが、特に冷えなどは改善しておきたいものです。
お腹が冷えていると、せっかく命令が来ても、うまく機能しなかったりもします。
豊中市で「はり灸」なら当院へ
ホルモン分泌低下・増加の原因は様々ですが、首のこりが邪魔している場合も考えられます。
ですので、ホルモンがきちんと働いてくれるように、はり灸をお勧め致します。
当院でのはり灸は、首のコリをはじめ、身体の様々な不調も一緒に施術していきますので、ぜひご相談ください。
妊活なら 当院にお任せを!
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。