判定日のhcgが低い→その後

2025年11月22日

判定日のhcgが低い→その後

【この記事でわかること】

  • 判定日のhCGが低い場合の妊娠継続率
  • hCGの基準値と増え方の重要性
  • 低いhCG値の原因と注意点

 

この記事では、体外受精の判定日にhCGの値が低かった場合に「その後どうなるのか?」「妊娠は継続できるのか?」といった不安に対し、医学的な視点からわかりやすく解説しています。

妊娠継続率やhCGの伸び方、低hCGの原因(化学流産・子宮外妊娠など)も紹介。

hCGが低くても増え方によっては継続可能なケースも多く、自己判断は禁物です。

本文中には、hCGが高すぎる場合や双子妊娠、検査の誤差なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

hcgの基準値 & その後の妊娠継続率

※hCGは妊娠初期に急増し、妊娠8〜12週でピークを迎え、出産後1〜2週間で消失します。

hcgの基準値 & その後の妊娠継続率

hcgの基準値とは?

3週5日では血中hcg 50、4週0日では血中hcg 100 mIU/ml以上で、しっかり着床したと判断できます。これらの数値をいわゆる基準値としている施設が多いです。

体外受精におけるBT10とは、胚移植(BT)後10日目という意味で、BT10のhcgの基準値は、血中hcgが150mIU/mLを超えていると、ほぼ胎児心拍が確認できます

その後の妊娠継続率は?

判定日の血中hcg値が3週5日ではhcg 50、4週0日では血中hcg 100 mIU/ml程度あれば、妊娠継続率は高いと思われます。

低い数値(10や20など)であるほど流産や化学流産で終わる可能性は上がってしまいます

反対に高い数値(200や300など)であっても、妊娠継続率はさほど上昇しないとする報告は多いです。

また、陽性であっても判定日付近は、特別な症状はないことが多く、症状で妊娠継続率を判断することはできません

妊娠4週で、血中hcgが低い場合

妊娠4週で、血中hcgが低い場合、hcgの増え方が大切になってきます。

妊娠初期(妊娠4週)の血中hcg値は、伸び率や増え方が大切で、約1.5~1.9日で2倍になれば順調に発育していると判断できます。

おおよそ5日間で、血中hgc値が10倍に推移すれば順調です。

数値が低く増え方がゆっくりな場合は、異所性妊娠(子宮外妊娠)の可能性もあります。自己判断で諦めるのではなく、最後まで医師の診察を受けるようにしてください。

 

判定日のhcgが低い原因について

判定日のhcgが低い原因

胚移植の判定日のhcgの値が低い時には、原因として大きく3つの可能性があります。

判定日のhcgが低い原因① 順調に発育

最初にhcgの値が低くても、その後に順調に増え、子宮内に赤ちゃんの袋や心拍が見えれば問題ありません。

→体験談:

「BT10でhCGがわずか22。医師から『低いけど、まだ可能性はある』と言われ、再検査。3日後には70、その後も順調に増えて、無事に胎嚢と心拍を確認できました。最初は不安でいっぱいでしたが、“伸び率”が何より大事なんだと実感しました。」

判定日のhcgが低い原因② 化学流産

赤ちゃんの袋が見えず、化学流産で流れてしまって、生理が来ます。

→体験談:

「BT10の判定日はhCGが18。着床はしてるけど…という微妙なライン。再検査ではhCGが下がっており、数日後に生理がきました。とてもつらかったけれど、『着床できた』という結果に希望を見い出し、次の周期に進む力になりました。」

判定日のhcgが低い原因③ 子宮外妊娠

子宮の外に赤ちゃんがいます。子宮外妊娠は微妙な値で推移する事も多い為、定期的にhcg値を測る必要があります。

→体験談:

「hCGはBT10で50。増え方が遅く、エコーでも胎嚢が確認できず。不安なまま通院を続けた結果、卵管での妊娠と判明しました。すぐに治療を受けることができ、大事には至りませんでした。低hCGでも定期的な診察が本当に大切です。」

 

 

判定日のhcg値が高い(高すぎる)場合、ダウン症になる?

判定日のhcg値が高い(高すぎる)場合、ダウン症になる?

判定日のhcg値が高い(高すぎる)と、ダウン症の可能性?

判定日のhcg値が高い(高すぎる)と、 ダウン症の心配をされることが多いですが、妊娠4~5週の血中hcgの正常の幅は広く、少し高くても異常と言えるものではありません

双子の場合は、hcgの値が高くなる

また、双子の場合はhcgの値が高くなります

hcgの値が低くても高くても心配になってしまうと思いますが、hcgの値が高いということはしっかり着床しているという証でもあります

 

その後の妊娠継続率

その後の妊娠継続率

その後の妊娠継続率

hcg値が低い場合は妊娠継続率が低く、高い場合は妊娠継続率が高いことが予測できます。

しかし、hcgの採血を行うタイミングや胚移植を行うタイミング、移植の際に用いる薬剤など、病院によって様々なので、hcg値と妊娠継続率について明確な基準は定まっていません。

そのため、hcg値が低いからと言って必ず妊娠が継続できない(妊娠継続率が低い)というわけではありません。諦めずに慎重に医師の診察を受けることが重要です。

検査の誤差は常にある

検査は絶対ではありません。検査会社も検査制度を上げようとがんばっていますが、そもそも人間の体はいつも一定ではありません

また、検査の誤差は常にあります。検出部位の状態が通常とは異なる方もいらっしゃいます。

特に妊娠初期の場合には、通常と異なることはよくありますし、逆にhcgが高くても心拍の確認が出来ず流産となる方も少なくありません。

妊娠初期にはできることをしっかり行って、あとは赤ちゃんの力に期待しつつ、経過をしっかり見ていきましょう。

 

【よくある質問】判定日のhcgが低い→その後

Q1.判定日のhCGが低かった場合でも、健康的な妊娠が継続する可能性はありますか?

A. はい、可能です。 判定日のhCGが低くても、その後しっかり上昇すれば健康な妊娠につながるケースがあります。

理由

  • 低hCGは、着床時期が遅かったための一時的な数値低さの可能性があります。
  • 再検査で数値が正常範囲まで「追いつく」ことがあるため、すぐに悲観せず経過観察が重要です。

参考文献:Lucky Egg 体外受精後のベータhCG濃度について   

Q2. BT10(受精後10日目)のhCGの基準値はどのくらいですか?

A. BT10では、hCGが100 mIU/mL以上であることが望ましいとされています。

理由

  • 10~14日目で100 mIU/mL以上は良好な兆候とされ、多くのクリニックで指標とされています。
  • さらに、200 mIU/mLを超えると妊娠成功率がより高いという研究報告もあります。

参考文献:Cofertility 体外受精胚移植後の適切なβhCG濃度とは?

Q3. hCGが通常よりも「ゆっくり増えている」場合、どう判断すべきでしょうか?

A. ゆっくり増加していてもすぐに判断はせず、引き続き慎重なモニタリングが必要です。

理由

  • 正常な妊娠でもhCGがゆっくり増加する例があり、必ずしも異常とは限りません。
  • 一方で、増加率が遅い場合は流産や異所性妊娠のリスクもあるため、超音波検査やホルモン検査で総合的に判断します。

参考文献:Parents 妊娠初期におけるhCG倍加時間が重要な理由

Q4. hCGの増加が遅い場合、妊娠継続の見通しはどうなりますか?

A. 一部は継続するものの、流産リスクが高まる傾向があります。

理由

  • “slow rising”な妊娠22例のうち、8週時点でviable(胎嚢・心拍確認あり)だったのは16例中約73%でしたが、その後第1トリメスター以降継続したのはさらに少数でした。
  • 一定の慎重さを持って経過を追う必要があります。

参考文献:Slow rising serial chorionic gonadotropins predict poor pregnancy outcome despite sonographic viability 

Q5. hCG値や増加率から妊娠継続率を定量的に知ることはできますか?

A. hCGだけで妊娠継続率を正確には予測できませんが、早期の上昇パターンは目安になります。

理由

  • 通常、妊娠初期のhCGは48〜72時間で倍増が理想的な増加率です。
  • 血中hCGの一定以上の増加(例えば2日で1.75倍以上)が良好な妊娠につながる傾向が報告されています。
  • ただし、妊娠継続の予測には超音波所見や他ホルモン(エストラジオール、プロゲステロン)等との併用が不可欠です。β‑hCG単独での予測力は限られ、特に5–6週では単独では有効ではないと指摘されています。

参考文献:ザ・バンプ 週ごとのhCGレベルとその意味

 

【まとめ】判定日のhcgが低い→その後

hCGが低いときに知っておくべきポイント

判定日でhCGが低くても、すぐに結果を決めつけることはできません。

妊娠4週ごろは「値そのもの」より「増え方」が大切で、1.5〜1.9日で約2倍、5日で10倍を目安に成長を判断します。

数値が低いと流産の可能性は高まりますが、その後の伸びが良ければ継続するケースもあります。

hCGが高いときの意味と妊娠継続率

hCGが高いと、着床がしっかりしている可能性があり、継続率が高いと考えられます。

ただし、高い=ダウン症ではありません。妊娠4〜5週の正常範囲は広く、双子の可能性でも高くなります。

病院による判定基準の違いもあるため、数値だけで心配しすぎず、医師の判断を大切にしましょう。

 

 

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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。 その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
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