吹田市からPMSで来院
2018年02月12日

目次
吹田市 PMS S.T様 37歳
生理の5日程前から腹痛、腰痛、イライラ、肩コリ、便秘、目の疲れ。
仕事でのストレスが多く、帰宅も遅く、食事の時間がバラバラ。
クリニックでPMSと診断されており、ロキソニンを処方(毎月薬を飲まないといけない)されている。
施術5回目で、肩こりがなくなり、イライラが減った。
施術15回目くらいから、症状がかなり軽減される。
薬も必要なくなったので喜んでいる。ご家族の方にも当院を紹介されて、現在家族ぐるみでお越し頂いている。
PMSについて
生理前に、このような症状はありませんか?
【精神的】
- 落ち込む
- ちょっとしたことで泣く
- イライラする
- 頻繁に心配や不安になる
- 憂鬱
【身体的】
- 下腹部の痛み
- 便秘や下痢
- 疲労感が抜けない
- 肌トラブル(ニキビ、肌荒れなど)
- むくみが出る
- 乳房の張りや痛み
- 頭の重さや頭痛
些細なことで、怒ったり悲しくなったりと、生理が近づくにつれて、情緒不安定になることは誰にだって起こります。
PMSとは、生理の3~10日ほど前に、症状が起こる身体や心の不調のことです。
PMSの原因
一番大きな原因は、ホルモンバランスの乱れによるものです。
排卵日を期に大きく変動する、「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の2種類あります。
排卵日を迎えると、黄体ホルモンの分泌が多くなります。卵胞ホルモンより黄体ホルモンの分泌が多くなる過程で、次のような事が起こります。
セロトニンの減少
セロトニンは、幸せホルモンと呼ばれています。セロトニンは、不安やストレスを取り除いてくれ、精神をリラックスさせてくれます。
自律神経が乱れる
女性ホルモンと自律神経は、お互いに作用し合う関係で、どちらかに変動が起きれば影響が現れます。
体に水分が溜まりやすくなる
黄体ホルモンは、体の中に水分を蓄えようとする働きがあります。
その為、水分が溜まりやすくなり、むくみが生じたり代謝が悪くなりやすくなります。
その他にも、タバコや暴飲暴食、生活習慣の乱れも、PMSを引き起こす原因になります。
PMSの養生法
東洋医学的には、私たちは、食べものからも栄養を摂り、気や血(エネルギー)などを補っています。
その為ためには、消化器系を強めなければいけません。
胃腸の働きが弱くなったり、偏った食事では、栄養がきちんと摂れなくなり、PMSの症状が出やすくなります。
食事
脂っこいもの、辛いもの、甘いものなど…食べ過ぎには、注意が必要です。またバランスの良い食事が大切になります。
良い物だからといって、そればかり食べているのは、バランスが良くありません。暴飲暴食にも気をつけて下さい。
生活習慣
有酸素運動や質の良い睡眠が大切です。運動をほとんどされていない方は、少しずつ回数などを増やしていくと、症状の緩和に繋がります。
ストレスを溜めない
ストレスも原因の一つです。自分に合ったリフレッシュ方法を探しましょう。
入浴
熱い温度ではなく、ゆっくり入れる適温を心掛け、身体の中から温めてください。
東洋医学(はり灸)では
PMSの軽減は、東洋医学では最も得意とする分野の一つです。東洋医学的には「肝」の機能失調と考えられます。
はり灸で、気の流れを良くして、血が滞りなく流れるようにします。
気血の流れがスムーズになると、滞りも解消され、エネルギーが身体全体に行き渡るようになります。
また、崩れていたホルモンバランスも、正常になります。そうすると、精神面が安定して消化が良くなり、改善されていきます。
多くの女性にとって、生理とは長い付き合いになる存在です。
だからこそ、生理前や生理中に起こる心や体の変化を、はり灸で緩和し、上手く付き合っていきましょう。
吹田市からも PMSで多数お越し頂いております!
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
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