妊活中【ボトックス注射】は大丈夫? ~妊娠への影響~
2025年02月3日

目次
ボトックスとは?妊活との関係性
ボトックス(ボツリヌストキシン)の基本
ボトックスとは、「ボツリヌストキシン」という成分を使った注射(ボトックス注射=ボツリヌストキシン注射)のことです。
筋肉の動きを弱める作用があり、しわの軽減や小顔効果が得られることから美容目的で使われることが多いですが、医療分野でも活用されています。
妊活中のボトックスは問題ない?
妊活中にボトックスを受けてもよいのか気になる人も多いでしょう。実は、ボトックスが不妊に直接影響を与えるという明確なデータはありません。
妊娠後のボトックスは胎児の体重減少や化骨数の減少、流産などの可能性があると考えられています。妊娠の可能性がある場合は、慎重に考える必要があります。
ボトックスが妊娠に与える影響とは?不妊になる?
ボトックス注射を打つと、不妊になるという話は聞いたことがないでしょうか?
妊娠前にボトックスを打った場合
ボトックスの成分が、体内にどれくらい残るのか心配する人もいるでしょう。
一般的にボトックスは数週間から数ヶ月で体内から排出されるため、妊娠の影響は少ないとされています。ただし、個人差があるため、医師に相談するのが安心です。
妊娠中にボトックスを打つとどうなる?
妊娠中のボトックス注射については、安全性が十分に確認されていません。そのため、多くの医師は妊娠中のボトックス使用を控えるよう推奨しています。
胎児への影響がはっきりしていない以上、安全策を取るのがベストです。
エラボトックスは妊活・妊娠中に影響がある?
エラボトックスとは?
エラボトックスとは、咬筋(エラの筋肉)にボトックスを注射して小顔効果を得る施術です。美容目的で受ける人が多いですが、妊活中や妊娠中に影響があるのか気になるところです。
妊娠中にエラボトックスを打ってしまったら?
妊娠に気づかずにエラボトックスを打ってしまった場合、大きな問題になることは少ないとされています。
ただし、不安な場合は早めに医師に相談しましょう。また、妊娠を計画しているなら、事前に医師と相談してから施術を受けることをおすすめします。
妊娠を考えているならボトックスは避けるべき?
ボトックスをやめるタイミングは?
妊活中の方がボトックスをやめるタイミングとしては、妊娠の数ヶ月前が理想とされています。ボトックスの効果は3〜6ヶ月持続するため、施術後しばらく経ってから妊娠を考えた方が安心です。
【妊娠中】ボトックスの代わりにできること
妊娠中で、ボトックスを控えたい場合、フェイスマッサージやストレッチなどの方法で美容効果を得るのも良いでしょう。
また、食生活を見直すことでむくみを減らしたり、フェイシャルエクササイズを取り入れるのもおすすめです。
まとめ:妊活中【ボトックス注射】は大丈夫? ~妊娠への影響~
妊活中や妊娠中のボトックス使用については、明確な影響が証明されているわけではありませんが、安全性が確立されていない以上、判断は慎重になるべきです。
特に、妊娠が判明した場合は、できるだけ早く医師に相談しましょう。ボトックスを妊娠の数ヶ月前にやめることで、安全な妊活ができる可能性が高まります。
また、妊娠中に美容目的でのボトックスを打つことは避けるべきです。ボトックスの代わりに、マッサージやフェイシャルエクササイズなどの方法を取り入れるのも良いでしょう。
妊娠を考えている方は、美容施術だけでなく、体質改善や健康全般についても意識しながら生活することが大切です。
関連記事
この記事に関連するページ
- 関連ページはまだありません。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。