【妊婦の動きすぎ】が逆子の原因になる?!
2025年02月18日

【この記事でわかること】
- 逆子(骨盤位)の基礎知識
- 逆子の原因と“動きすぎ”との関係
- 帝王切開のリスクと判断時期
- 妊娠中の適度な運動の必要性と注意点
この記事では「逆子とは何か?」という基本から、「なぜ逆子になるのか?」「妊婦の動きすぎは関係あるのか?」「帝王切開になるのはいつ?」といった不安を、東洋医学の視点も交えて解説しています。
逆子と診断されて不安な方、妊娠中にどう過ごせばよいか迷っている方におすすめです。
結論としては、「動きすぎ=逆子になる」は迷信に近く、適度な運動や体調管理がむしろ逆子予防・改善につながるということ。
本文中では、逆子の原因・セルフお灸の方法・逆子リスクと帝王切開の判断時期なども詳しく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
【逆子】について
通常、妊娠後期には赤ちゃんの頭は下を向いていますが、頭が「上」や「横」になっている状態があります。これを『逆子』と言います。
妊娠週数が早い時期は、子宮内にゆとりがあり羊水もたっぷりあります。したがって、赤ちゃんは上を向いたり下を向いたり、お腹の中で手足を動かしてぐるぐる活発に動く事が出来ます。
※成長にするにつれ、頭が大きくなり重たくなるので、動き回ることが出来なくなり、通常は重力の関係で頭が下に向いていきます。
【逆子の原因(理由)】について

母体側「原因」
- 骨盤が小さすぎる(小柄な女性でよくみられる)
- 前置胎盤(胎盤が通常より低い位置に付着し、子宮の出口(子宮口)を覆ってしまってる)
- 子宮筋腫による子宮圧迫
- 子宮の奇形
- 羊水の過多・過小
- ママの冷え症
- ストレス
胎児側「原因」
- 胎児奇形
- 双子や三つ子などの多胎妊娠
- 胎児水腫
東洋医学的な「原因」
逆子の原因は様々考えられるのでが、病院では逆子の原因がよく分からないというケースが非常に多いです。例えば、
- 足が冷えている
- 自律神経のバランスが崩れている
- 運動不足
- お腹の血流が悪い
このようなケースの場合には鍼灸がとても効果的です。病院ではどうしようもないケースは沢山ありますので、ぜひ一度当院にご相談ください。
逆子になっている原因にアプローチしていくと、お母さんも赤ちゃんも元気になります。一緒に原因を考えて、より早く逆子が治るように最善を尽くしていきたいと思います。
そして、自分で逆子の本当の原因・理由に気づいておくことも非常に大切です。何を努力すれば良いのか、明確にしておくと良いでしょう。
それでは、妊婦の【動きすぎ】が原因で逆子になる?についてご紹介いたします。
妊婦の【動きすぎ】が原因で逆子になる?
妊婦さんが「動き過ぎると逆子になる」とういう噂があります、しかし、これは迷信なのかもしれません。。
激しい運動(動きすぎ)はNG
激しい運動(動きすぎ)でなければ、妊娠初期から運動しても問題ないでしょう。(ただし妊娠中の状態には個人差があるため、妊娠初期に運動する場合は医師に相談しましょう)
何か症状があるにも関わらず、激しい運動(動きすぎ)はNGです。動き過ぎが原因で不調が出てくる恐れがありますので、何か症状がある時には控えましょう。
動きすぎにならない程度の「適度な運動◎」
一般的には、妊娠前から比べ、妊娠中12kgぐらいまでは増えても良いとされています。 それ以上に体重が増え過ぎてしまうと、難産のリスクも出てきます。
出産のとき、産道に余計な脂肪がついていると、赤ちゃんが通りにくくなり、分娩に時間がかかっる原因になる恐れがあります。
また、体重増加は、妊娠高血圧、妊娠糖尿病といった病気の原因にもつながります。動きすぎにならない程度の適度な運動はしておくと良いでしょう。
【運動するメリット】 動きすぎはNG
- 出産に備えた体力づくり…適度な運動をすることで、出産に備えた体力づくりができます。 出産には非常に多くの体力が必要となってきます。体力が足りないと、お産の時間が長くかかったときに頑張れなくなり、自分の力で生むのが難しくなるケースもあります。出産前に体力をしっかりつけておきましょう!動きすぎてしんどくならない程度に。
- 妊娠中の不調(つわりなど)の軽減…また、妊娠中に適度な運動をすることで、つわりの軽減や、妊娠中のむくみや便秘、腰痛などの緩和にもつながります。全身の血流が良くなってストレス発散にもなり、妊娠中のトラブルを軽減できます。動きすぎてしんどくならない程度に運動をしておきましょう。
- 体重増加を避けられる…身体を動かすことで、過度の体重増加を避けることができます。体重が増えすぎると、妊娠糖尿病や妊娠高血圧などの病気を起こす原因となります。ただし、体重が増えすぎる事を気にしすぎて、張り切って動きすぎてしまうと、子宮収縮や切迫早産などを引き起こす危険性もあります。( 医師と相談しながら運動を取り入れてください)
- その他…その他にも、妊婦さんが適度に動くことは、赤ちゃんの脳の成長スピードが促進されるなど、たくさんのメリットがあるのです。動きすぎてしんどくならない程度に運動をしておきましょう。
【妊娠28週~妊娠32週~臨月】
妊娠28週ころまでは、逆子が治りやすい
妊娠28週ころまでは、胎児が動きすぎて逆子になっているケースもあります。
妊娠28週頃までは胎児もまだ小さく、子宮の中で自由に動き回れるので、動きすぎて逆子になっていることもよくあります。しかし成長と共に頭が重くなり、自然と頭が下がってきます。
妊娠32週を過ぎる頃~臨月
妊娠32週を過ぎる頃から、子宮に対し赤ちゃんが大きくなり羊水も減ってくるので、自力で回転することが難しくなります。
稀に臨月を過ぎたころに、戻ってくれることもありますが…。
胎児や子宮に余裕があるうちに治しておきたい
逆子になりやすい時期というのは、逆子を治すことが出来る時期(治りやすい時期)でもあります。まだ胎児や子宮に余裕があるうちに治しておきたいと考えています。
→体験談:
30代の妊婦さんが、妊娠31週で逆子と診断され来院されました。初診時は足の冷えとお腹の張りが強く、ストレスも感じているとのこと。鍼灸とお灸、自宅での温活ケアを併用し、約2週間後の健診で逆子が治っていたと報告を受けました。本人も「お腹がやわらかくなった感じがしていた」とおっしゃっていました。
→体験談:
二人目妊娠中の40代女性。妊娠32週時点で逆子が治らず、病院では「次回も逆子なら帝王切開の説明をします」と言われたそうです。不安で来院され、施術と自宅ケアを指導。お灸や軽いストレッチを取り入れた結果、34週の健診で頭位に戻りました。「あのまま何もしなかったら手術だったかも」と涙ながらに喜ばれていました。
【逆子のリスク】について
逆子のリスク
赤ちゃんが上を向いていても成長には影響しません。しかし、出産の時にリスクが伴います。
- 出産時に頭が出にくい
- 足やへその緒が絡まりやすい
- 首を圧迫されやすい
- 分娩に時間がかかるケースがある
分娩に時間がかかり過ぎると、赤ちゃんが酸欠状態になり、仮死や障害の原因に繋がる危険性もあります。
なので、逆子が治らない場合は、母子の安全を優先して、帝王切開が行われます。
帝王切開のリスク
一般的に、妊娠33~34週に入っても治らないままだと、帝王切開が検討されます。
帝王切開の場合は、妊娠37~38週の間で手術日を設定します。医師とよく相談し、赤ちゃんにもお母さんにも幸せな出産をして頂きたいと思います。
心配し過ぎるのは良くありませんので、焦らずに今できる事をやっていって下さい。
まれに臨月に入っても逆子が治るケースもありますので、お気軽にご相談下さい。そして、幸せなマタニティーライフを楽しんで下さい。豊中市 池田市 箕面市で 逆子でお困りなら当院にお任せを!
関連記事:逆子と分かればすぐに鍼灸(お灸)を!
【よくある質問】妊婦の動きすぎが逆子の原因になる?!
Q1. 妊婦が動きすぎると逆子になるって本当ですか?
A. 一般的に「妊婦が動きすぎたから逆子になる」という医学的根拠はありません。
逆子(骨盤位)は胎児の動きや子宮の形、羊水の量など胎児側の要因が中心とされています。
ただし、激しい運動や過度の疲労は子宮収縮を誘発し、結果として胎位の変化に影響する可能性はあるため、バランスのとれた生活が推奨されます。
🔗参考文献:国立成育医療研究センター 逆子(さかご)について
Q2. 妊娠中は安静にした方がいい?どこまで動いていいの?
A. 正常妊娠であれば適度な運動(ウォーキングやストレッチなど)は推奨されます。反対に過度な安静や寝たきり状態は筋力低下や血流不良を招くため、むしろリスクがあります。
ただし、切迫早産や合併症がある場合は医師の指示に従うことが必要です。
🔗参考文献:厚生労働省|すこやかな妊娠と出産のために
Q3. 逆子はいつまでに戻れば大丈夫?自然に戻ることもある?
A. 逆子は妊娠28週頃まではよく見られ、自然に頭位(正常)に戻ることが多いです。
34週を過ぎても逆子の場合、外回転術や帝王切開が検討されることがあります。逆子体操や鍼灸などが補助的に用いられることもありますが、効果やリスクは医師と相談の上で実施を。
🔗参考文献:日本産婦人科学会|骨盤位分娩管理
Q4. 臨月(妊娠36週以降)はどの程度まで動いていい?
A. 正常な妊娠経過であれば、臨月でも散歩や軽い家事、ストレッチなどは問題ありません。
ただし、お腹の張りが強い場合や出血・破水がある場合は即受診を。無理せず、体調に合わせた行動が大切です。
🔗参考文献:【医師監修】臨月は妊娠36週から!出産に向けた心と体の準備ガイド
Q5. 妊娠後期に注意すべき「動きすぎ」のサインとは?
A. 以下のような症状が見られたら「動きすぎ」の可能性があります:
- お腹の張りが長く続く
- 下腹部の痛み
- 出血
- 疲労感が強く、休んでも回復しない
これらの症状がある場合は、すぐに休息をとり、必要に応じて医師に相談しましょう。
🔗参考文献:臨月に胎動が激しい原因は?産まれる赤ちゃんへの影響・やってはいけないこと
🔗参考文献:日本助産師会 妊娠中の標準的な健康教育
【まとめ】逆子の原因は妊婦の動きすぎ?!
逆子(骨盤位)は、妊娠後期に赤ちゃんの頭が上や横を向いている状態を指します。妊娠初期〜中期は子宮内に余裕があるため逆子は珍しくなく、28週頃までは自然に戻ることが多いとされています。
「妊婦が動きすぎると逆子になる」という説に医学的根拠はなく、迷信に近い考えです。むしろ、ウォーキングやストレッチなどの適度な運動は血流や自律神経を整え、体重管理や不調の軽減にも役立ちます。ただし、激しい運動や無理な動きは子宮収縮を招く可能性があるため注意が必要です。
32週以降は赤ちゃんが大きくなり回転しにくくなるため、早めのケアが大切です。逆子が続く場合は母子の安全を最優先に帝王切開が検討されます。
焦らず体調を整え、必要に応じて医師や専門家に相談しながら、安心できるマタニティライフを送りましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。


























