ツボ「会陰」とは?特徴や効果をわかりやすく解説!
2025年02月16日

「トイレが近くて夜何度も目が覚めてしまう…」「なんとなく下半身が冷えて、生理も不安定…」そんな悩みを抱えていませんか?
体の中心に位置するツボ「会陰(えいん)」は、泌尿器や生殖器に深く関わる“生命力のツボ”ともいわれ、男女問わず様々な不調の改善に役立ちます。
本記事では、会陰の特徴や場所、得られる効果、そしてセルフケアとしての押し方まで、やさしく解説していきます。冷えや頻尿、不妊などの悩みがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【会陰(えいん)のツボ】場所はどこ?
「会陰のツボ」とは?
会陰は、東洋医学で「体のエネルギーが集まる場所」とされるツボです。生殖器や泌尿器、肛門周りの健康をサポートするため、「生命力のツボ」とも呼ばれます。
会陰の位置(場所)はどこ? 男性・女性
会陰の場所は、男性は陰嚢(いんのう)と肛門の間、女性は膣と肛門の間にあります。このツボは体の中心にあり、押すことで血流を促し、さまざまな症状の改善が期待できます。
【会陰マッサージ】効果(効能)
泌尿器系の改善(頻尿・過活動膀胱)
会陰を刺激すると、膀胱の働きが整い、頻尿や過活動膀胱の症状を和らげる効果が期待できます。特に夜間頻尿に悩む人にはおすすめです。
生殖器の健康をサポート(男性・女性)
会陰は、生殖器の血流をよくするため、男性は精力向上、女性は生理痛や生理不順の改善が期待できます。また、妊活にも役立つツボとして知られています。
→体験談:
40代の男性Aさんは、夜中に2〜3回トイレに起きることが続き、睡眠不足に悩んでいました。病院での検査では異常なし。そんなときネットで見つけた「会陰ツボ刺激」を試したところ、1週間ほどで夜間のトイレ回数が1回に減少。「こんな簡単なことで変わるなんて」と驚き、今も入浴後に習慣として続けているそうです。
【会陰マッサージ】押し方&やり方(刺激するコツ)
会陰の押し方&やり方
会陰はデリケートな部位なので、優しく押すのがポイントです。座った状態で中指を使い、3〜5秒間ゆっくり押して離すを繰り返すのがおすすめです。
ツボを刺激するタイミング
お風呂上がりや寝る前に押すと、リラックス効果も高まり、より効果を実感しやすくなります。また、深呼吸しながら押すと、副交感神経が働きやすくなり、よりリラックスできます。
こんな人におすすめ!会陰刺激が役立つ症状
頻尿や過活動膀胱に悩んでいる人
会陰のツボを刺激すると、膀胱のコントロールが改善され、頻尿の症状が軽減することが期待できます。夜中に何度もトイレに行く人は試してみましょう。
冷え性や不妊に悩む女性
会陰は骨盤周りの血流を促進するため、冷え性改善や妊活にも役立ちます。特に生理不順や生理痛がひどい人は、定期的に刺激するのがおすすめです。
→体験談:
30代後半のBさんは、慢性的な冷えと生理不順が続いていました。妊活もなかなかうまくいかず、体質改善を試みる中で出会ったのが「会陰のツボ押し」。最初は半信半疑でしたが、毎晩お風呂上がりに会陰をゆっくり刺激する習慣を始めたところ、冷えが和らぎ、2ヶ月後には生理周期も安定。「体が内側から変わっていく感覚がありました」と語っています。
まとめ:ツボ「会陰」とは?特徴や効果をわかりやすく解説!
会陰(えいん)は、体の中心に位置する重要なツボで、泌尿器や生殖器の健康をサポートする働きがあります。男性は精力向上、女性は生理痛や生理不順の改善、さらには妊活にも効果的です。また、頻尿や過活動膀胱の症状を和らげる作用も期待できます。
会陰の場所は、男性は陰嚢と肛門の間、女性は膣と肛門の間にあり、デリケートな部位なので優しく刺激することが大切です。おすすめの押し方は、座った状態で中指を使い、3〜5秒押して離す動作を繰り返す方法です。特にお風呂上がりや寝る前に刺激すると、リラックス効果も高まります。
会陰のツボを刺激することで、泌尿器の働きが整い、頻尿や夜間トイレの回数が減る可能性があります。また、血流促進効果により、冷え性改善や不妊対策にもつながるため、女性にもおすすめのツボです。
体の不調を感じたとき、会陰を刺激することで自然な改善を目指しましょう。毎日のケアに取り入れ、健康な体を保つための習慣にしてみてください。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。