【自律神経を整えるツボ】~手、足、首、耳など~

2024年06月9日

【自律神経を整えるツボ】~手、足、首、耳など~

【この記事でわかること】

  • 自律神経が乱れる原因と症状
  • 自律神経を整えるための効果的なツボ7選
  • ツボの押し方やセルフケアのポイント

 

この記事では、「なんだか疲れがとれない」「気分が不安定」「眠れない」といった不調を感じているのに、病院では異常がないと言われてしまう方に向けて、“自律神経の乱れ”に関する情報をご紹介しています。

特に、ストレスや不眠、季節の変わり目に体調を崩しやすい方、日常的に不調を抱えている方におすすめの記事です。

結論としては、自律神経を整えるにはツボ押しによるセルフケアが効果的で、毎日続けることでリラックス効果や不調の緩和が期待できます。

本文中には、症状別の体験談やツボの正しい押し方、自律神経にアプローチできる耳ツボ「神門」なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

【自律神経を調える】自律神経失調症の治し方について

自律神経が乱れる【3つの原因】対策

自律神経を整える

季節の変わり目や梅雨の時期は、心と身体のバランスが崩れやすく、自律神経が乱れやすくなります(自律神経失調症)。

自律神経が乱れる(自律神経失調症)と、

  • 自律神経失調症
  • 不眠やイライラ
  • 生理痛や生理不順
  • 動悸や疲れやすくなる

など様々な症状が出てきます。

そこで今回は自律神経が乱れる原因、対策、自律神経を整えるツボをご説明いたします。

自律神経が乱れる【3つの原因】

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 偏った食生活

などが、自律神経の乱れの原因に繋がります。自律神経失調症にならないように対策をしてみて下さい。

自律神経を整える【対策】治す方法とは

自律神経を整えて自律神経失調症を治す方法としては、まずはストレスを発散させること、リラックスできる環境を作る事を心がけてみましょう。

また、規則正しい生活、バランスのとれた食事、適度な運動を心がけ、健康的な生活を送るようにしましょう。

それでは自律神経を整える(自律神経失調症を治す)ツボをご紹介いたします。

 

【自律神経を整える】ツボ 5選 ~手、足、首など~

【自律神経を整える】ツボ 5選 ~手、足、首など~

百会(ひゃくえ)

百会のツボ…頭の頂点。左右の耳を結んだラインと眉間から後頭部へのラインが交わるところにあるツボです。

百会のツボは、自律神経の乱れを整える効果があり、副交感神経を優位にさせる働きを持っています。副交感神経が優位になる事で、心と身体がリラックスして自律神経が整ってきます。

緊張やストレスを感じている時には、百会のツボで自律神経を整えるようにしてみて下さい。

◆事例①:育児ストレスと不眠に悩まされていた30代女性
東京都在住の主婦・Mさん(35歳)は、2人目の子どもを出産後、強い不眠と動悸に悩まされていました。夜中に何度も目が覚め、日中は疲れているのに眠れない状態が続き、病院では「自律神経の乱れによる不調」と診断されました。

「百会(ひゃくえ)」と「労宮(ろうきゅう)」のツボを寝る前に押すようになったMさんは、3日目くらいから徐々に寝つきが良くなり、1週間後には夜通し眠れるようになったそうです。
さらに、アロマ入りのハンドクリームを使って手をマッサージしながらツボを押すことで、リラックス効果が高まり、子育てのイライラも減ってきたと実感しています。

合谷(ごうこく)

合谷のツボ…手の甲にあるツボで、親指と人差し指の間のくぼみです。人差し指に向かって押します。

手にある合谷のツボも、副交感神経を優位にして自律神経の乱れを整える効果があるツボです。

他にもストレスの緩和や痛みを和らげる鎮痛作用があり、歯痛や目の痛みにも効果的です。また、大腸と深い関わりがあるため、便秘や腹痛に悩む方にもおすすめのツボです。

自律神経の乱れている時には、合谷のツボを逆の手の親指で押して、自律神経を整えるようにしてみて下さい。

◆事例②:更年期の不調に悩む40代女性
営業職で活躍するTさん(47歳)は、更年期の影響で動悸・息切れ・生理不順・イライラなどの不調を抱えていました。病院ではホルモンバランスの変化による自律神経の乱れと診断。
漢方やサプリメントも併用しつつ、「内関(ないかん)」「合谷(ごうこく)」「神門(しんもん)」のツボを毎日朝晩押すようにしたところ、2週間ほどで気持ちが落ち着き、徐々に動悸の頻度も減ったそうです。

特に耳の「神門」へのアプローチを続けたことで、仕事中のイライラや不安感が軽くなり、人間関係のストレスも感じにくくなったとのことです。

内関(ないかん)

内関のツボ…手のひら側の手首のシワから肘に向かって指三本分の真ん中あたりに細い腱が二本並んでいる所の間にあるツボです。

内関のツボは、精神を落ち着かせたり、自律神経の調子を整える効果があるツボです。イライラや不安感、ストレスからくる消化器系の症状の軽減にも効果があります。

自律神経の乱れている時には、内関のツボを逆の手の親指で押して、自律神経を整えるようにしてみて下さい。

 

労宮(ろうきゅう)

労宮のツボ…手を握った時にちょうど中指と薬指の間にあるツボです。

労宮の労は疲労や過労の労です。心労や疲労が集まる場所という意味があるツボです。そのため、ストレスや心労による不眠やイライラ、不安や、緊張をほぐすのに効果的です。

リラックス効果があり、自律神経の調子を整える効果があるツボです。

自律神経の乱れている時には、労宮のツボを逆の手の親指で押して、自律神経を整えるようにしてみて下さい。

太衝(たいしょう)

太衝のツボ…足の親指と人差し指の骨が交わるところの前のへこみにあるツボです。

太衝のツボは、自律神経の乱れを整える効果があるツボで、自律神経の乱れによって起こるイライラ感を解消する働きがあります。

このツボは、手の親指で痛気持ちいいくらいに抑えると良いです。イライラが取れリラックスできます。

自律神経の乱れている時には、太衝のツボを逆の手の親指で押して、自律神経を整えるようにしてみて下さい。

 

天柱(てんちゅう)

天柱のツボは、後頭部の髪の生え際にあり、左右の耳たぶの下を結んだ線上で、2本の太い筋肉の外側のくぼみにあります。

首の後ろ側の天柱のツボは、自律神経を整えるだけではなく、頭痛や肩こりにもよく効くツボです。

このツボを押すと、首~頭の血行が良くなるので、首や頭が重い時にはスッキリするでしょう。

◆事例②:デスクワークによる肩こり・頭痛と慢性疲労の会社員男性
IT企業に勤めるYさん(28歳)は、毎日10時間以上のデスクワークと夜型の生活習慣により、慢性的な肩こり、首の痛み、頭痛、そしてイライラ感に悩まされていました。
マッサージに行っても改善せず、ネットで調べて「天柱(てんちゅう)」と「太衝(たいしょう)」のツボ押しを習慣化したそうです。

特に、首の後ろにある「天柱」のツボを朝と夕方に押すことで、肩と頭の重さがスッと抜けるような感覚があり、継続することで1ヶ月後には症状が軽減
並行して昼休みに5分だけ深呼吸と軽いストレッチを取り入れたことで、集中力や気分のムラも改善されました。

神門(しんもん)耳ツボ

耳にはツボがたくさんあります。特に自律神経を整えるのに効くツボは、耳の内側の上部にある神門です。自律神経の中枢である視床下部に効き目が現れます。

血行不良を改善して、辛い肩こりや眼精疲労を和らげてくれるでしょう。

耳の内側の上部(神門のツボ)を手の親指や人差し指で、耳マッサージをして、リラックスしましょう。

 

自律神経を整えるツボ ~手足の押すポイント~

自律神経を整えるツボ ~手足の押すポイント~

自律神経を整えるツボの押し方

  • まんべんなく色んなツボを押す
  • 深呼吸しながらツボを押す
  • 痛気持ち良いくらいが効果的
  • 毎日継続してやる

以上のことに気をつけて、毎日の習慣にツボ押しを取り入れてみて下さい。自律神経の乱れが整い、身体の不調も緩和され、快適に過ごせるようになるはずです。

自律神経を整えるアイテム

寝る前に、好きな香りのハンドクリームやボディクリームを使ってツボを優しく押したり、マッサージするようにさすったりしてみてください。

リラックス度が上がって心地良く眠る事が出来そうです。ぜひ試してみて下さい。

 

【よくある質問と回答】

Q1. 自律神経を整えるのに即効性のあるツボはありますか?

A1. 即効性を感じやすいツボとしては、「百会(ひゃくえ)」と「労宮(ろうきゅう)」があります。

特にストレスや緊張、不眠の緩和に効果的で、深呼吸しながら軽く押すことでリラックスを促進します。個人差はありますが、数分のツボ押しで「スッと気が楽になる」実感を得る方もいます。

Q2. ツボ押しは1日何回やれば効果がありますか?

A2. 基本的には朝・昼・夜の1日3回、1回あたり各ツボを5~10秒ほど、3~5回繰り返すのが目安です。ただし、無理に強く押す必要はなく、「痛気持ちいい」程度でOKです。毎日コツコツ続けることが効果を高めます。

Q3. 自律神経の乱れを放っておくとどうなりますか?

A3. 放置すると、不眠や頭痛、動悸、疲労感だけでなく、うつ症状や自律神経失調症に進行する可能性があります。日常生活に支障が出る前に、早めのセルフケアや医療機関での相談が重要です。

Q4. 自律神経を整えるためにやってはいけないことは?

A4. 夜ふかしや不規則な食事、スマホの見すぎ(ブルーライトの影響)、過度なカフェイン摂取、無理なダイエットなどは自律神経を乱す要因です。ツボ押しに加えて、生活習慣の見直しも一緒に行うことが大切です。

Q5. ツボ押しだけで自律神経は本当に整いますか?

A5. ツボ押しはあくまで補助的なケアです。ストレスの軽減・質の良い睡眠・適度な運動・栄養バランスなど、生活全体を整えることが根本的な改善につながります。ツボ押しはその一部として日常に取り入れるのが効果的です。

 

【まとめ】自律神経を整えるツボ ~手、足、首、耳など~

自律神経失調症の治し方

季節の変わり目や梅雨の時期は、心と身体のバランスが崩れやすく、自律神経が乱れやすくなります(自律神経失調症)。

自律神経が乱れる【原因】

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 偏った食生活

などが、自律神経の乱れの原因に繋がります。自律神経失調症にならないように対策をしてみて下さい。

自律神経を整える【対策】治す方法

自律神経を整えて自律神経失調症を治す方法としては、まずはストレスを発散させること、リラックスできる環境を作る事を心がけてみましょう。

また、自律神経を整える(自律神経失調症を治す)ために、規則正しい生活、バランスのとれた食事、適度な運動を心がけ、健康的な生活を送るようにしましょう。

 

【自律神経を整える】ツボ 5選 ~手、足、首~

  • 百会(ひぇくえ) 頭のツボ
  • 合谷(ごうこく) 手のツボ
  • 内関(ないかん) 手首のツボ
  • 労宮(ろうきゅう) 手のひらのツボ
  • 太衝(たいしょう) 足のツボ
  • 天柱(てんちゅう) 頭のツボ
  • 神門(しんもん)耳ツボ

 

自律神経を整えるツボの押し方(自律神経失調症の治し方)

  • まんべんなく色んなツボを押す
  • 深呼吸しながらツボを押す
  • 痛気持ち良いくらいが効果的
  • 毎日継続してやる

 

 

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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

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約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。 その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
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