不妊鍼灸に通う頻度 & タイミング(体外受精、採卵前)
2025年06月9日

【この記事でわかること】
- 不妊鍼灸に通う頻度とタイミング
- 採卵・体外受精に向けた具体的な通院計画
- 妊活における鍼灸の効果と体験談
この記事では、妊活中の方や体外受精を予定している方に向けて、「不妊鍼灸はどれくらいの頻度で通うべき?」「どのタイミングで受けると効果的?」といった疑問に答えます。
「長く妊活をがんばっているけど結果が出ない…」「病院治療以外でできることを探している」とお悩みの方におすすめです。
結論として、不妊鍼灸は週1〜2回の頻度が効果的で、採卵や体外受精の時期に合わせてタイミングよく通うことで妊娠率や着床率の向上が期待できます。
本文中では、治療事例やホルモン改善、流産率の低下なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
不妊鍼灸に通う頻度について
不妊(妊活)鍼灸
不妊(妊活)鍼灸では、皆様がより妊娠しやすくなるように、体内環境を整えていきます。
質の良い卵子を育成をするために、卵巣や子宮への血液循環を良くしていきます。卵巣や子宮にしっかり栄養が運ばれるようにしていきます。
身体の内側から体質改善していくことで、卵子の着床をサポートし、妊娠しやすい身体を作っていきます。
不妊(妊活)鍼灸の通うオススメの頻度
不妊(妊活)鍼灸の通う頻度としては、身体の状態によって個人差があり、お一人お一人異なります。一般的には週1~2回のペースで通って頂くことが多いです。(最初は週2回)
体外受精の場合には、採卵前や体外受精に合わせて、通う頻度を上げていきます。
【事例①】週2回の鍼灸で生理周期が安定し、タイミングが取りやすくなったケース
30代前半・タイミング法で妊活中の女性。もともと生理周期が不安定で排卵日が読みにくく、妊活のタイミングが難しい状況でした。週2回の鍼灸を3ヶ月ほど継続したところ、生理周期が整いはじめ、排卵検査薬の反応も安定。タイミングが取りやすくなり、妊娠に至りました。
良い状態を継続する
人間の身体は、本来備わった生体機能によって、ある程度のバランスを保てるようになっています。しかし、そのバランスを維持し続けることは、どれほど健康な方であっても難しいです。
また女性の身体は特に複雑で、生理周期やホルモンの変動により、そのバランスはより変動しやすくなります。
体調の変動を減らすためには、人間に本来備わっているバランスを均衡に保つことが重要になります。
そのため継続的な治療をしていくと、より早く体質や体内環境を改善できることが期待できます。したがって、出来る限り間隔を置かずに通うことをおすすめ致します。
人工授精や体外受精などの成功率を上げる
人工授精や体外受精などを受ける前に不妊鍼灸をおこなうことで、その成功率を上げる効果が期待できます。
いくつかの研究によれば、受精卵を移植する前後に鍼灸施術を受けたグループと受けないグループでは妊娠率が変わるといったデータもあります。
体外受精と不妊鍼灸 通う頻度 & タイミング ~採卵前や体外受精~
体外受精をされる方も、一般的には週に1回のペースが望ましいです。
質の良い卵子を生育することが重要になりますので、全身の血液循環はもちろんのこと子宮や卵巣、卵子に栄養が十分に届く環境を整えることが重要です。
【初期胚移植予定の方】鍼治療のタイミング(いつ?)& 通う頻度
体外受精、初期胚移植をご予定の方の鍼灸治療のタイミング(いつ?)↓
- 生理2日目~5日目の間に1回。キレイな子宮内膜を形成するためです。
- 初期胚移植の3日前~前日の間に1回。周期を整えて排卵を促すためです。
- 初期胚移植の当日~2日後の間に1回。卵管や子宮を整えるためです。
合計で3回ほど、タイミングをみて来院されることをおすすめします。
【胚盤胞移植予定の方】鍼治療のタイミング(いつ?)& 通う頻度
また体外受精、胚盤胞移植をご予定の方の鍼灸治療のタイミング(いつ?)↓
- 生理2日目~5日目の間に1回。
- 胚盤胞移植の3日前~前日の間に1回。
- 胚盤胞移植の当日または翌日に1回。
こちらも合計3回ほど、タイミングをみて来院していただけると、より着床しやすい身体づくりをサポートすることができます。
【採卵前】鍼治療のタイミング & 通う頻度
採卵前は、特に大切な時期になります。採卵前にはぜひ通う頻度を高めて頂きたいです。
卵胞は、およそ半年ほどかけて成長していきます。そして卵巣には栄養やホルモン、酸素などが運ばれます。
卵巣の環境が良い状態で、この半年の間、卵胞が育てられることが理想的となりますので、頻度としては生理前~採卵までは、週に1~2回がおすすめです。
【事例②】体外受精の移植直前に鍼灸を取り入れ、着床率がアップしたケース
40代前半・体外受精で数回移植するも着床せず悩んでいた女性。移植周期から鍼灸を取り入れ、生理2日目、移植3日前、移植翌日に通院。子宮内膜の厚みが前回よりも整い、無事に着床・妊娠につながったと報告をいただきました。
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不妊治療における鍼灸の効果
鍼灸治療は血流の改善、身体の冷えの解消、ホルモンバランスや自律神経の乱れなどの改善に効果があります。
その効果は妊娠するための身体づくりにおいて、サポートできる点が多くおります。
卵子の質の改善
鍼灸治療により血流改善されると、自ずと卵巣へ流れる血液も増加します。
血液は、栄養やホルモン、酸素などを届ける働きがありますので、それらがしっかりと卵巣に行き届くと、卵子の質が良くなるとされています。
【事例③】冷え体質を改善し、採卵数・胚のグレードが向上したケース
30代後半・採卵に向けて体調を整えるために鍼灸を導入。特に下半身の冷えが強く、採卵数も毎回少なめでしたが、鍼灸とお灸で血流改善に努めたところ、次回の採卵で胚の数と質がともに向上。「身体の内側が変わった感覚がある」との感想も。
着床率が上がる
鍼灸治療を行うと、肩こりや腰痛など筋肉の緊張緩和ができるように、子宮の緊張緩和も可能です。
また、血流改善により子宮にもしっかりと栄養分が届いて、子宮内膜の厚みを成長させてくれ、着床率を上げることが期待されます。
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流産率が下がる
流産の原因の多くは、受精卵の染色体異常と言われています。
鍼灸治療では、卵子の成長をサポートすることができるため、排卵や採卵される卵子の質が向上することによって、染色体異常になる確率を抑えることができます。
この確率を下げることによって流産率を低下できると考えられています。
排卵が早くなる?
鍼灸治療には、排卵が早くなる効果も期待できます。
- 骨盤内の血流を増加させることで、卵巣の血流がアップし、卵子の質が向上する
- 子宮の血流がアップすることで、内膜が厚くなり、着床率がアップする
- 頭蓋骨を調整することで自律神経を整えて、女性ホルモンの分泌を改善される
鍼灸治療により排卵が早くなる効果は、これらの効果が期待できるためです。
【事例④】ホルモンバランスの乱れが整い、高FSHが改善したケース
40歳・高FSH(卵巣機能低下)が課題で体外受精に苦戦していた女性。鍼灸で自律神経を整えるケアを中心に週1~2回通院。3ヶ月後のホルモン検査でFSHが基準内まで下がり、医師からも「環境が整ってきた」と評価。そこから妊娠へ。
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【よくある質問】不妊鍼灸に通う頻度 & タイミング(体外受精、採卵前)
Q1. 不妊鍼灸にはどのタイミングで通うのが効果的ですか?
A. 一般的には、生理周期に合わせて「低温期・排卵期・高温期」でアプローチを変えることが効果的とされます。
特に、採卵前や胚移植前後の3日以内に鍼灸を受けると、子宮内膜の血流改善やホルモンバランスの調整が期待できます。
🔗 参考文献: 一般社団法人JISRAM
Q2. 採卵前に鍼灸を受けると卵子の質は上がりますか?
A. はい、採卵の1〜2ヶ月前から鍼灸を定期的に受けることで、卵巣の血流が改善し、卵子の質に好影響を与える可能性があります。
特に低温期に週1回以上の施術が推奨されています。
🔗 参考文献:全日本鍼灸学会雑誌 難治性不妊に対する鍼灸治療の役割
🔗 参考文献:日本不妊カウンセリング学会
Q3. 体外受精(IVF)と鍼灸を併用するメリットは何ですか?
A. 鍼灸は、着床率や妊娠継続率を高める可能性がある補助療法です。IVFに伴うストレス軽減、自律神経の安定、子宮内膜の環境改善などが報告されています。
🔗 参考文献:京野アートクリニック高輪 鍼灸の効果
Q4. 不妊鍼灸は週に何回くらい通えばいいですか?
A. 目的や体質にもよりますが、基本は週1回、移植や採卵の前後など重要な時期には週2回程度通う方も多いです。継続的な通院で体質改善を図ることが大切です。
🔗 参考文献: 一般社団法人JISRAM 不妊鍼灸Q&A
Q5. 鍼灸は採卵・胚移植の直前でも効果がありますか?
A. はい、移植当日または直前(1〜2時間前)に行う鍼灸が着床率を高めるという報告もあります。特に骨盤内の血流改善により、子宮環境が整うとされています。
🔗 参考文献:美馬レディースクリニック 不妊症「不妊における鍼灸治療の効果」
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【まとめ】不妊鍼灸に【通う頻度】 & タイミング(採卵前や体外受精)
不妊鍼灸の【通う頻度】
不妊(妊活)鍼灸の通う頻度としては、週1~2回のペースで通って頂くことが多いです。(最初は週2回)個人差があります。
また、採卵前や体外受精の時期には、それに合わせて通う頻度を上げていきます。
【初期胚移植予定】鍼灸のタイミング(いつ?)& 通う頻度
体外受精、初期胚移植をご予定の方の鍼灸治療のタイミング(いつ?)↓
- 生理2日目~5日目の間に1回。キレイな子宮内膜を形成するためです。
- 初期胚移植の3日前~前日の間に1回。周期を整えて排卵を促すためです。
- 初期胚移植の当日~2日後の間に1回。卵管や子宮を整えるためです。
合計で3回ほど。
【胚盤胞移植予定】鍼灸のタイミング(いつ?)& 通う頻度
また体外受精、胚盤胞移植をご予定の方の鍼灸治療のタイミング(いつ?)↓
- 生理2日目~5日目の間に1回。
- 胚盤胞移植の3日前~前日の間に1回。
- 胚盤胞移植の当日または翌日に1回。
こちらも合計3回ほど。
【採卵前】鍼灸のタイミング & 通う頻度
採卵前は、特に大切な時期になります。卵胞は、およそ半年ほどかけて成長していきます。そして卵巣には栄養やホルモン、酸素などが運ばれます。
卵巣の環境が良い状態で、この半年の間、卵胞が育てられることが理想的となりますので、頻度としては生理前~採卵までは、週に1~2回がおすすめです。
採卵前にはぜひ通う頻度を上げてください。
不妊治療(妊活)における鍼灸の効果は?
- 卵子の質の改善
- 着床率が上がる
- 流産率が下がる
不妊鍼灸を受けると、排卵が早くなる?
鍼灸治療には、排卵が早くなる効果も期待できます。
- 骨盤内の血流を増加させることで、卵巣の血流がアップし、卵子の質が向上する
- 子宮の血流がアップすることで、内膜が厚くなり、着床率がアップする
- 頭蓋骨を調整することで自律神経を整えて、女性ホルモンの分泌を改善される
鍼灸治療により排卵が早くなる効果は、これらの効果が期待できるためです。
参考文献:日本産婦人科医会 “産婦人科ゼミナール タイミング”
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。






















